らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

真夏の新発田(柴田)

2019年08月02日 23時59分59秒 | 山形交響楽団
 毎年、真夏の恒例になりつつある新潟県新発田での公演が、8/4(日)に迫っています。

 新発田市民文化会館大ホールでの公演になります。

 指揮者は、秋田県出身の阿部未来氏。

 そして、山形響の柴田氏がオーボエ協奏曲を演奏します。

 メインプログラムのL.v.ベートーヴェン Sym Nr.8は、数年前にベートーヴェン交響曲全曲を演奏したシーズンに、ウィーンフィルのホーネック氏と演奏したのが記憶に新しいですが、ベートーヴェンの交響曲の中では、第1番、第2番同様演奏される頻度は低い方でしょうか?

 ただ私は個人的には大好きな曲で、音楽大学に行く前の大学〜武蔵大学の管弦楽団でまだVnを演奏していた頃にこの第8番を演奏して、なんて難しい曲なんだろうと大学オケで吃驚仰天して、毎日必死に練習していた記憶がございます。(ホーネック氏もこの曲は難しいのは理解しているとおっしゃっていました)特にその時は2ndVnで、1stVnが伸びやかに気持ちよさそうに演奏しているときでも、第1楽章からず〜と刻みっぱなし!下手くそなアマチュアVn奏者にとっては、フレーズを作ったり、要らない音を省いたり出来ませんでしたから、とにかく力任せにどうやったらこの楽譜に書いてある音符を全てちゃんと並べられるのだろうと毎日格闘(こういう表現が正しい気も)していました。オーケストラのサークル練習日は、1週間にその頃は何日だったかな・・・3日位だったような記憶(定かではありません)ですが、休みも返上して、その時のパートリーダーが鬼のパート練習を毎日入れていて、どうやってサボるか!だけ考えて生活してましたっけ・・・。

 ヴィオラに変わって、音大に行き直して、プロのお仕事に就くようになってからも、この曲を演奏するたびに、その頃のことを想い出したりします。

 4日に新発田市へ行きます。お近くの方もそうで無い方も是非!会場へ!柴田氏のオーボエに癒やされに来て下さい。Beethovenは、熱いですよ。
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