クリーヴランド弦楽四重奏団は、1969~1995年まで活動したアメリカの弦楽四重奏団です。ヴァイオリン奏者ピーター・ザラフ(Peter Salaff)がクリーヴランド音楽院で結成した弦楽四重奏団で、数々の名盤を残しています。ザラフ自身は2ndVnを担当してチェロのPaul,Katzと共に26年間不動のメンバーでした。1stVnは1回・Vaは2回その活動の間にメンバーチェンジしています。
公式HPがあります。
CLEVELAND QUARTET
本日紹介するCDは、1988年5月デジタル録音されたボロディン弦楽四重奏曲第2番、スメタナ弦楽四重奏曲第1番「我が生涯より」の2曲が収録されたアルバムです。最近は廉価盤の全集などが出ているので、こういった違う作曲家の曲を2つ並べているCDが少なくなっているように思えます。特に少し以前の弦楽四重奏団のデビュー盤みたいな名曲そろい踏みみたいなCDは、今となっては少々懐古主義的な趣味かもしれません。
しかし、カップリングがどうであれ、聴き慣れた曲達であれ、演奏が素晴らしければその録音の価値は揺らがない気がします。この録音が行われた1988年といえば、Cleveland Qも第3期(1987~89)のメンバーで、ヴィオラ奏者が3代目のJames Dunhamに交代しています。
どうして、ヴィオラ奏者だけを注目したかというと、この演奏ではヴィオラの演奏の素晴らしさが抜きんでている気がするからです。ボロディンもスメタナもヴィオラパートは難しくて、お気に入りの演奏というものにはなかなか出会えません。ところが、このCDのヴィオラ演奏はとても易々とその難しいハードルを越えて、余裕すら感じる事が出来るのです。
こういうクァルテットヴィオラ奏者になれたら良いですね。憧れます。
公式HPがあります。
CLEVELAND QUARTET
本日紹介するCDは、1988年5月デジタル録音されたボロディン弦楽四重奏曲第2番、スメタナ弦楽四重奏曲第1番「我が生涯より」の2曲が収録されたアルバムです。最近は廉価盤の全集などが出ているので、こういった違う作曲家の曲を2つ並べているCDが少なくなっているように思えます。特に少し以前の弦楽四重奏団のデビュー盤みたいな名曲そろい踏みみたいなCDは、今となっては少々懐古主義的な趣味かもしれません。
しかし、カップリングがどうであれ、聴き慣れた曲達であれ、演奏が素晴らしければその録音の価値は揺らがない気がします。この録音が行われた1988年といえば、Cleveland Qも第3期(1987~89)のメンバーで、ヴィオラ奏者が3代目のJames Dunhamに交代しています。
どうして、ヴィオラ奏者だけを注目したかというと、この演奏ではヴィオラの演奏の素晴らしさが抜きんでている気がするからです。ボロディンもスメタナもヴィオラパートは難しくて、お気に入りの演奏というものにはなかなか出会えません。ところが、このCDのヴィオラ演奏はとても易々とその難しいハードルを越えて、余裕すら感じる事が出来るのです。
こういうクァルテットヴィオラ奏者になれたら良いですね。憧れます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます