らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

ジュリアードSQ ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第8番、他(2019)

2021年07月03日 23時59分59秒 | お気に入りのCD

 ジュリアード弦楽四重奏団の最新盤。

 このCDジャケットを見て、この4人がジュリアード弦楽四重奏団だと気づく人は余程のマニア。長年メンバーだったヴィオラのローズやチェロのクロスニックがメンバー交代して、新しいメンバーが入るという情報は伝わっていましたが、1stVnのリンに替わり2018年からアレタ・ズッラが就任しました。短期間でクァルテットのメンバーが3人替わり、1946年の創立以来の女性メンバーも半分をしめたので、ビジュアル的に全く違うクァルテットが誕生したかのよう。私が生で聴いたことがあるのは、2ndVnのコープス、タカーチェQ時代のヴィオラのタッピングだけになってしまいました。

 長くマンが1stVnに座っていた時代から、大きく方向転換するのだろうと予想しながらCDを聴きました。

 「伝統」という言葉がありますが、メンバーが替わる度に他のメンバーによる伝統の継承・新しい風の吹き込みで長く活動を続けてきた同SQですが、今回のメンバー交代も上手くいったようで、やはりジュリアードの音はジュリアードの音なんだなぁ〜と感心した次第。

 収録曲は

・L.v.ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2『ラズモフスキー第2番』
・B.バルトーク:弦楽四重奏曲第3番 Sz.85
・A.ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番ヘ長調 Op.96『アメリカ』

 彼らの団が長年にかけて弾き継いできた曲ばかり、最上の音楽を堪能しました。(敬称略)


HMVジャパン

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文月2021

2021年07月01日 23時59分59秒 | 雑記

 7月になりました。今年も既に半分を過ぎ、後半に入ったことになります。

 先月は、前半殆どお休みで後半は東京大阪公演も含めて忙しくしました。

 毎日のニュースも何人の感染者が出ました、人通りが増えました、オリンピックをやって良いのか?などマイナスのニュースばかりでは無く、大谷さ〜んがまたホームラン打ったとか、ワクチン接種が大規模に開始されて、何県が一番接種率が高くなっていますのような明るい話題の方が心が前向きになれます。

 ワクチン接種が進めば、以前のような生活とは行かないまでもだいぶ普段の活動も出来るようになります。あと定年まで約10年くらいなモノですが、昨年今年度のような長期の休みは、余程のことが無い限りもう出来ないでしょうね。ゴールまで頑張るだけです。

 仕事先も新しい団員さんが今日付で入団しました。知らず知らずのうちにベテランになってしまい、今後の活動・運営の方針など、未来が多い人達で決めていった方がよろしいような気も。政治の世界もそうですが、いつまでも老人が右往左往してても何も進まないし・・・。若い人達から助言を求められれば、その時初めて動くくらいでちょうど良いのです。きっと。

 なので、理想としてはプロフェッショナルな窓際。

 なぁんて命がつきたわけでもあるまいし、最後まで粛々と頑張るだけです。

 これから苦手な夏が来ます。健康第一。

 

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