おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日に引き続き、今日も付論の「主要製造業の課題と展望」にある279ページの「自動車産業」を見てみます。
我が国自動車産業は、構成部品点数が2~3万点にも達する大規模な加工組立産業であり、鉄鋼、化学をはじめとする素材産業から、電機・電子など、その関連産業は多岐にわたっています。
そのため、関連産業を含む就業人口は多く、出荷額及び設備投資額は、国内製造業の中で
約2割を占めるなど、我が国経済のけん引役として重要な役割を担っています。
しかしながら、下図を見ると、世界では、中国、インド、ブラジルをはじめとする新興国の存在が高まりつつあり、取り巻く環境は激変していることが分かります。
日米欧3極の市場は、2000年以前の世界市場で世界自動車販売の約9割を占めていましたが、現在では新興国が約5割の水準を占める状況になっているとのことです。
2009年に世界の自動車販売台数で中国が米国を抜いて世界第1位の市場になったことは周知と思いますが、ブラジルは4位に、インドは6位に急上昇しているとのことです。
自動車は新興国の強さを感じますね。
昨日に引き続き、今日も付論の「主要製造業の課題と展望」にある279ページの「自動車産業」を見てみます。
我が国自動車産業は、構成部品点数が2~3万点にも達する大規模な加工組立産業であり、鉄鋼、化学をはじめとする素材産業から、電機・電子など、その関連産業は多岐にわたっています。
そのため、関連産業を含む就業人口は多く、出荷額及び設備投資額は、国内製造業の中で
約2割を占めるなど、我が国経済のけん引役として重要な役割を担っています。
しかしながら、下図を見ると、世界では、中国、インド、ブラジルをはじめとする新興国の存在が高まりつつあり、取り巻く環境は激変していることが分かります。
日米欧3極の市場は、2000年以前の世界市場で世界自動車販売の約9割を占めていましたが、現在では新興国が約5割の水準を占める状況になっているとのことです。
2009年に世界の自動車販売台数で中国が米国を抜いて世界第1位の市場になったことは周知と思いますが、ブラジルは4位に、インドは6位に急上昇しているとのことです。
自動車は新興国の強さを感じますね。