おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「主要都市別投資コスト比較」をみましたが、今日は「現地進出済企業が認識しているリスク」をみます。
漸く中国における日本企業への暴動は落ち着いてきた雰囲気ですが、昨年のタイの大洪水といい、海外進出にリスクはつきものです。
この図は、中国、ASEAN、欧州等の海外現地に進出している企業が認識しているリスクをまとめたものですが、ASEAN【緑】では「自然災害」、中国【薄青】は「政治情勢」、「人件費の高騰」、欧米【青】では「経済・金融情勢」と、企業は進出先の地域特性を踏まえ、現地固有のリスクを認識していることが分かります。
5日付の日本経済新聞によると、今回の中国の保険金の支払額は数十億円から100億円程度に及ぶことから、今後、大手損害保険各社が中国での暴動被害を補償する保険の新規契約を中止するという報道がありました。
今後、企業が海外に進出するにはリスクを織り込んだ上での確実なリターンが求められるということですね。
昨日は「主要都市別投資コスト比較」をみましたが、今日は「現地進出済企業が認識しているリスク」をみます。
漸く中国における日本企業への暴動は落ち着いてきた雰囲気ですが、昨年のタイの大洪水といい、海外進出にリスクはつきものです。
この図は、中国、ASEAN、欧州等の海外現地に進出している企業が認識しているリスクをまとめたものですが、ASEAN【緑】では「自然災害」、中国【薄青】は「政治情勢」、「人件費の高騰」、欧米【青】では「経済・金融情勢」と、企業は進出先の地域特性を踏まえ、現地固有のリスクを認識していることが分かります。
5日付の日本経済新聞によると、今回の中国の保険金の支払額は数十億円から100億円程度に及ぶことから、今後、大手損害保険各社が中国での暴動被害を補償する保険の新規契約を中止するという報道がありました。
今後、企業が海外に進出するにはリスクを織り込んだ上での確実なリターンが求められるということですね。