おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「現地進出済企業が認識しているリスク」をみましたが、今日は「中国における最低賃金」をみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/44/c03312681de3bbfe8240b6aacaa7a89a.jpg)
この図は北京、上海、広東省、四川省における最低賃金をグラフにしたものですが、上海に引っ張られるように広東省、四川省が急騰していることが読み取れます。
そもそも中国へ進出する企業の目的は、労働集約的な作業に対する安価な労働力であったことから、進出する企業の目的と実態にギャップが生じていることになります。
これは日本企業だけの問題ではなく、最近ではiphoneの生産を発注している台湾や米国といったグローバル企業でもトラブルが発生していることから、このリスクを嫌い、中国からベトナム、カンボジア、フィリピン、インドネシアへ移管する動きが強くなっています。
これからの中国は「世界の工場」としてとらえるのではなく「世界のマーケット」として接する姿勢が求められているということですね。
昨日は「現地進出済企業が認識しているリスク」をみましたが、今日は「中国における最低賃金」をみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/44/c03312681de3bbfe8240b6aacaa7a89a.jpg)
この図は北京、上海、広東省、四川省における最低賃金をグラフにしたものですが、上海に引っ張られるように広東省、四川省が急騰していることが読み取れます。
そもそも中国へ進出する企業の目的は、労働集約的な作業に対する安価な労働力であったことから、進出する企業の目的と実態にギャップが生じていることになります。
これは日本企業だけの問題ではなく、最近ではiphoneの生産を発注している台湾や米国といったグローバル企業でもトラブルが発生していることから、このリスクを嫌い、中国からベトナム、カンボジア、フィリピン、インドネシアへ移管する動きが強くなっています。
これからの中国は「世界の工場」としてとらえるのではなく「世界のマーケット」として接する姿勢が求められているということですね。