おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2012年度中小企業白書 115ページの「新事業展開に際して事前に取り組んだこと」をみましたが、今日は118ページの「業種別の新事業展開の検討を始めたときの業績傾向」をみます。
新事業展開の検討を始めたときの業績傾向を業種別にみると、運輸業やサービス業等では業績が好転している間に新事業展開を実施しようとした企業が多くなっていますが、建設業や小売業では当時の業績が悪化していた企業が多く、既存事業の不振が原因で新事業に活路を見いだそうとした企業が多いことが推察されます。
次に新事業展開を実施したことによる効果を業種別に示したものを見ると、全ての業種の企業で「良い影響があった」と回答する割合が過半を占めており、新事業展開は業種を問わず自社の経営に好影響を及ぼしていることが分かります。
新事業展開には通常とは異なるパワーが求められるので業績が追い込まれている火事場の馬鹿力につい頼りがちですが、本業が安定している時にじっくりとアイディアを練り込む習慣を日頃から持つことが重要と読まなければなりませんね。
昨日は2012年度中小企業白書 115ページの「新事業展開に際して事前に取り組んだこと」をみましたが、今日は118ページの「業種別の新事業展開の検討を始めたときの業績傾向」をみます。
新事業展開の検討を始めたときの業績傾向を業種別にみると、運輸業やサービス業等では業績が好転している間に新事業展開を実施しようとした企業が多くなっていますが、建設業や小売業では当時の業績が悪化していた企業が多く、既存事業の不振が原因で新事業に活路を見いだそうとした企業が多いことが推察されます。
次に新事業展開を実施したことによる効果を業種別に示したものを見ると、全ての業種の企業で「良い影響があった」と回答する割合が過半を占めており、新事業展開は業種を問わず自社の経営に好影響を及ぼしていることが分かります。
新事業展開には通常とは異なるパワーが求められるので業績が追い込まれている火事場の馬鹿力につい頼りがちですが、本業が安定している時にじっくりとアイディアを練り込む習慣を日頃から持つことが重要と読まなければなりませんね。