おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2012年度中小企業白書 174ページの「ホームページの更新頻度」をみましたが、今日は177ページの「業務領域別ITの導入の状況」をみます。
規模別・業務領域別にITの導入の状況をみると、小規模事業者、中規模企業共に「財務・会計」、「人事・給与管理」の業務領域でITを導入していると回答する企業が多く、「生産」、「物流」等の業務領域では企業の割合の差が大きくなっていることが分かります。
次に、業務領域別にITの導入の方法を見ると、「生産」や「在庫管理」の業務領域で「自社で開発」、「オーダーメイド」で導入した企業の割合が高くなっていますが、「財務・会計」、「人事・給与管理」の業務領域では「パッケージソフト」で導入したと回答する企業の割合が高いことが分かります。
これらの状況を見ると、パッケージソフトでのITの導入の割合が高い業務領域では、小規模事業者、中規模企業もITの導入が進んでいる傾向があることが分かります。
しかし、本来は企業の競争力につながる業務領域に対して、自社開発やオーダーメイドでのITの導入が必要であり、アナログの不効率な業務をいかに効率化するかという視点でIT化を検討することが本来の競争力につながりますね。
昨日は2012年度中小企業白書 174ページの「ホームページの更新頻度」をみましたが、今日は177ページの「業務領域別ITの導入の状況」をみます。
規模別・業務領域別にITの導入の状況をみると、小規模事業者、中規模企業共に「財務・会計」、「人事・給与管理」の業務領域でITを導入していると回答する企業が多く、「生産」、「物流」等の業務領域では企業の割合の差が大きくなっていることが分かります。
次に、業務領域別にITの導入の方法を見ると、「生産」や「在庫管理」の業務領域で「自社で開発」、「オーダーメイド」で導入した企業の割合が高くなっていますが、「財務・会計」、「人事・給与管理」の業務領域では「パッケージソフト」で導入したと回答する企業の割合が高いことが分かります。
これらの状況を見ると、パッケージソフトでのITの導入の割合が高い業務領域では、小規模事業者、中規模企業もITの導入が進んでいる傾向があることが分かります。
しかし、本来は企業の競争力につながる業務領域に対して、自社開発やオーダーメイドでのITの導入が必要であり、アナログの不効率な業務をいかに効率化するかという視点でIT化を検討することが本来の競争力につながりますね。