おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2012年度中小企業白書 106ページの「新事業展開に際して直面した課題」をみましたが、今日は108ページの「資金の調達方法として今後活用したいもの」をみます。
新事業展開に際して直面した課題として、「自己資金が不足」、「資金調達が困難」と回答した企業に対し、資金の調達方法として今後活用したいものを尋ねた結果をみると、資金面の課題が特に顕著だった小規模事業者では、中規模企業と比較して、「補助金・助成金」や「資本性融資(劣後ローン)」を活用したいという事業者が多いことが分かります。
「資本性融資」とは、金融機関が中小企業の財務状況等を判断するに当たって、負債ではなく資本とみなすことができる借入金のことです。
また「劣後ローン」とは、他の債権よりも支払い順位が劣るローンのことであり、会社に何かあった場合は回収できる可能性がかなり低いことから、リスクが通常の債権よりも高いため利子が通常より高めに設定されているのが一般的です。
過日、小規模事業者の自己資本比率は低い水準にあることを記載しましたが、今日の「補助金の活用」や「資本性融資(劣後ローン)」も活用することにより、美しい貸借対照表で事業を行うことが求められていると感じましょう!
昨日は2012年度中小企業白書 106ページの「新事業展開に際して直面した課題」をみましたが、今日は108ページの「資金の調達方法として今後活用したいもの」をみます。
新事業展開に際して直面した課題として、「自己資金が不足」、「資金調達が困難」と回答した企業に対し、資金の調達方法として今後活用したいものを尋ねた結果をみると、資金面の課題が特に顕著だった小規模事業者では、中規模企業と比較して、「補助金・助成金」や「資本性融資(劣後ローン)」を活用したいという事業者が多いことが分かります。
「資本性融資」とは、金融機関が中小企業の財務状況等を判断するに当たって、負債ではなく資本とみなすことができる借入金のことです。
また「劣後ローン」とは、他の債権よりも支払い順位が劣るローンのことであり、会社に何かあった場合は回収できる可能性がかなり低いことから、リスクが通常の債権よりも高いため利子が通常より高めに設定されているのが一般的です。
過日、小規模事業者の自己資本比率は低い水準にあることを記載しましたが、今日の「補助金の活用」や「資本性融資(劣後ローン)」も活用することにより、美しい貸借対照表で事業を行うことが求められていると感じましょう!