報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

冨士参詣深夜便 0712

2014-07-12 19:35:47 | 日記
復権!高速バス 九州で路線新設、「ドアtoドア」武器に(産経新聞) - goo ニュース

 清観光の浜松町〜大石寺の登山バスが無くなったのは、上記記事に書かれている「高速ツアーバスの業態を事実上、禁止した」からだと思われる。
 あれも高速ツアーバスだったのだ。
 即ち、どこかの法華講支部が清観光にツアーバスの運行を依頼する(貸切バス)ならいいが、清観光が独自に登山バスを運行することは禁止されたということである。
 運行を続けるには、ウィラーエクスプレスや旅の散策(富士セービングバス)などのように改めて路線バスとしての認可を受けなくてはならない。
 清観光としては、そこまでして収益の入るものではなかったのだろう。
 大風呂敷を広げていると、大富士観光の二の舞になるとして、二の足を踏んでいるとも捉えることができる。
 山門入り口さんの話では、(信徒数は増えているはずなのに)夏期講習会の回数が減っているのだという。
 確かに平日の部が無く、私は参加を断念せざるを得なかった。
 それが当たり前だと思っていたのだが、氏の話では昔はもっと回数が多く、平日の部もあったとのこと。
 何だか違和感のある話である。
 路線開業したらいい儲けになると思うのに、それをしない清観光の動きとかを見ても、登山する度に確信どころか首を傾げることが多くなってしまった。
 実は以前、土曜日に登山したことがある。
 さすがに平日よりは多いだろうと思った。確かに平日より多かった。でも、こんなものだろうかと思った。
 外国人信徒がやたら多く、日本人信徒が少ない現状。
 感激を感じない布教講演。
 所属寺院を見ても……いや、これ以上はやめておこう。辛気臭くなる。
 今年、添書登山の機会が無いのも、私のこういう心境を鑑みた大聖人が一回休みを命じて下さったのだろう。

 山門入り口さんのブログに投稿されている本堂さん。
 お互いHNなので実際に面識は無いと思うが、あのブログは何故か2文字以下のHNは受け付けてくれないので、私は4文字のペンネーム。
 本堂さんは下に「です」を付けて無理くり4文字になさったのだろうと推測する。
 字数制限を気にしていて言いたいことを全部書けなかったが、要はこういうことだ。
 顕正会は新入信者であっても、すぐに折伏(という名の勧誘)に駆り立てる。
 ソースは私だ。
 私が経験したことだし、何度もその場に居合わせたことがある。
 終いには、
「初心の功徳は折伏をやっている中で現れる」
 と、支離滅裂なことまで言いやがる始末だ。
 私がわざと先を歩いて100円玉を地面に置き、後からやってきた新入信者にそれを見つけて拾わせ、
「ほら!初心の功徳あったー!」
 なんてクサいこともやったな。
 あとは私の鉄道知識を悪用して……いや、これ以上は【お察しください】。
 平成27年度の誓願、苦戦を強いられていることだろう。
 私はヒラなので、上層部のお考えは分からない。
 だが焦っているのは、会合への少ない参加数の私でも分かる。
 昨年までは月誓願に達せなかったとしても(それを素直に認めるところは顕正会よりもいいと思うが)、講頭や副講頭が主管に謝るだけで済んでいた(山門入り口さんから見れば、それもおかしいことになるのだろう)。
 だが、いつ何時、どうなるか分からない。
 正直、今罰で苦しんでいる人を除いて、ただ単に顕正会に疑問を持っているからという理由だけで、法華講に入れていいのか迷うくらいだ。
 もちろん、脱会の手助けはしたい。だが、私は最低でも平成27年度の誓願が終わるまでは、かつての顕正会上長達に声を掛けづらくなっている。
「何だ。顕正会と変わらないじゃない」
 という言葉が1番怖い。
「お前は宗教やっててこの程度か!」
 という怨嫉の方が何倍もマシだ。
 前者は証拠を突きつけられたら何も言い返せないし(ぶっちゃけ、山門入り口さんが指摘している最近の大白法にはヒヤヒヤしている)、後者は単なる相手の主観なので、まだいくらでも言い返すことができる。

 ここ最近、安心して信仰できる環境が1番の幸せのような気がしてきた。
コメント (4)
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“アンドロイドマスター” 「皆と過ごす夏休み」

2014-07-12 14:42:47 | アンドロイドマスターシリーズ
 ※どうやらパラパラ茜さん、包囲されてきてんな……。そろそろ個人が特定されるのも時間の問題じゃないかな。それが嫌なら、早いとこ顕正会から出て行くかブログを閉鎖することだな。

[7月11日10:00.仙台市泉区 アリスの研究所の事務室 敷島孝夫]

「……ええ、そうなんです。ちょっとトラブルがありまして。……ええ。なのでしばらく『W計画』は延期ということで。……そうなんですよ」
 敷島は汗をかきながら電話応対していた。
 W計画とは、要はウィリーの遺産探しをするプロジェクトのことである。
「……はい。ですので、今週中の御来所はお勧めできません。……はい。トラブルが終息しましたら、またご連絡差し上げます。……はい。それじゃ、失礼します」
 敷島は電話を切った。
「ふぅーっ!あっちー!」
 エミリーは敷島に向かって、ポーカーフェイス且つ無言で団扇をパタパタやっていた。
 だが、来るのは生暖かい風である。
「エミリー、もういい。お前の熱がこもる」
「イエス」
(エミリーの排熱が俺んとこに来るだけだ……)
 扇風機の前に陣取るは、鏡音リン・レンと初音ミク。
「涼しくなるシリーズ『白いもの』……シロクマ」
「弱音ハク」
「……シベリアのブリザード」
「うーん……。何か昔に戻ったみたいだ。大丈夫か、ミク?」
「はい……」
「ったく。こんな時に仕事がオフなんてな……。アリスは?アリスなら、壊れたエアコン直せるだろ?所長として責任取ってもらおう」
「ドクター・アリスは・『心頭を・滅却すれば・火もまた・涼し』と・どこかへ・出かけられました」
「何だそりゃ!アメリカ人が言うセリフじゃねぇだろ!」
「『ロボットとエアコンは違う』との・ことです」
「いや、そりゃそうだけどさ!」
「役立たずのエアコン!」
「オンボロのエアコン!」
 ついにリンとレンが、口から蒸気を噴き出した。
「来週には修理が来るから」
「遅いよ!リン達、オーバーヒート起こして『イレギュラー』になっちゃうYo!」
「“ロックマンX”の暴走ロボットじゃないんだから……。マリオとルイージでもダメなのか?」
「マリオと・ルイージは・既に・ダウンして・おります」
「役立たずどもがっ……!よしっ、分かった!」
 バンと敷島は机を叩いた。
「?」
「なになに?兄ちゃん……じゃなかった。プロデューサー、何かいいアイディアあるの?」
「教えてください」
「MEIKOを迎えに行ってくる」
 ズコーッ!

[同日11:30.テレビ仙台 敷島孝夫&MEIKO]

「上手いこと、逃げて来たの?」
 MEIKOは助手席に乗りながら、敷島に笑い掛けた。
「逃げてきたって言うなや。車なら、エアコン入るからな」
 そう言って敷島はエンジンを掛けた。
 地下駐車場だから直射日光は無いが、それでも蒸し暑い駐車場だ。
 たった30分ほどエンジンを止めていただけなのに、もう車内は暑くなっていた。
 だからエンジンを掛けると、すぐにクーラーの噴き出し口から強い風が吹いてくる。
 MEIKOはその風に当たりながら、
「人間のアイドルなら空いた時間、ボイトレとかダンスレッスンとか行けるのにね」
 と、苦笑する。
「まあな。そこもエアコン入ってるから、いい逃げ場所だろうけど……」
 敷島は車を走らせた。
「財団事務所とかに避難できないの?」
「さすがに何体ものボーカロイドを保管するスペースは無いって言われたな。『何だったら電源切っとけ』って言われたよ。財団の連中め、ボーカロイドを何だと思ってるんだ」
「いや、ロボットでしょ」
「俺みたいな元サラリーマンなら、もっと大事にするよ。(金づる人間のアイドル同然だからな)」
「そうなの。ありがとう」
(MEIKOだって、ここまでにするのに小さい国の国家予算並みに掛かってるんだぞ)
 そう思った後、敷島は口を開いた。
「それで、だ。MEIKOには、もう一仕事してもらおうと思って」
「いいよ。何の仕事?」

[同日12:00.泉中央駅前イトーヨーカドー 敷島&MEIKO]

「プロデューサー。これって……」
 駅前のショッピングセンターに連れて来られたMEIKO。
 急きょそこで何かイベントの仕事でも入ったのかと思った彼女だったが、
「じゃ、しっかり頼むぞ」
「仕事じゃないじゃん!」
 連れて来られた場所は大抽選会の会場だった。
「ちょうどこの前、アリスと買い物として抽選券余してたの思い出してさぁ……」
「だから何でアタシが!?」
「今日のラッキーカラーはレッドなんだ。ちょうど今日、お前の仕事が午前中だけで良かったよ」
 MEIKOのシンボルカラーは赤であるが……。
「はい、次の方、どうぞ」
 折しも抽選会場のイベントガールに、弱音ハクと亞北ネルがいる。
「MEIKOさん、一発勝負ですよ!」
「一発当てちゃってください!」
 先輩ボーカロイドを囃す2人のガイノイド。
「あ、ああ」
 MEIKOはドラムを回した。
 すると……。

[同日13:00.アリスの研究所 敷島孝夫]

「はっはっはー!大漁、大漁!」
 意気揚々と引き揚げてきた敷島。
 手にはJTB旅行券が握られていた。
「さすがMEIKOだな!」
 敷島はMEIKOの肩を叩いた。
「プロデューサーって、クジ運いいんですね」
 直接当てたMEIKO自身が驚いていた。
「いやあ、何の何の!」
「んじゃ、兄ちゃん。早速この券で海行こう、海!」
「昔を思い出しますね!」
「何言ってんだ、お前達。昔と違って今は売れっ子なんだから、そうそう遊びになんか……」
「Hi,everyone!アイス買って来たよー!」
 そこへアリスが戻って来た。
「おおっ、さすがアリス!俺、ガリガリ君がいい!」
「何言ってんの?はい、初音ミクから順番に持ってってー」
 アリスがクーラーボックスの中から取り出したのは、氷の塊だった。
「アイスって、氷かよ!」
 確かにアイスは英語で氷である。
「ふぅーっ!生き返るー!」
 氷を体に当てるボーカロイド達。
 エミリーなど、体に当てた所から既に湯気を立てていた。
「大丈夫か、エミリー?」
「イエス。耐久温度には・達して・おりません」
「ああ、そうそう。タカオ。明日から泊り掛けで実験に行くから、付き合って」
「はあ!?俺、聞いてないぞ!?」
「うん。さっき決めたから」
「コラーっ!……どこへ行くんだよ?都内か?」
「プロフェッサー十条も参加したいって言ってるから、関東がいいかもね」
(一体、何考えてんだ、コイツは……)
 敷島は首を傾げた。
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