報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

“新アンドロイドマスター” 「みちのくの夜」

2015-05-24 19:33:01 | アンドロイドマスターシリーズ
[5月17日16:00.天候:晴 仙台市宮城野区・夢メッセみやぎ 井辺翔太、結月ゆかり、Lily、未夢、初音ミク]

 今日はライブが無かったはずだが、何故か特設ライブ会場で昨日のライブを行った新人ボーカロイド3人。
 実は……。
「わたしの後輩、期待の新人の皆さんでしたー!」
 初音ミクがお忍びで来仙し、ゲリラライブを行ったのだった。
 ミクの新曲のバックダンサーを務めたゆかり達。
 そのついでに、デビュー曲も披露させてもらったというわけだ。
「このコ達、ダンスも上手いけど、歌も上手かったでしょ?それじゃ、ゲリラライブの感想でも聞いてみましょうか」
 舞台袖で見ていた井辺。
「なかなか、いいコ達じゃないですか」
 主催者の目にも留まるほどだった。
「申し訳ありません。本日のイベントの趣旨に反してしまって……」
「いえいえ。お陰様で盛り上がりましたよ。これからの時代、メカっぽいものより、よりソフトな人間に近いタイプの方がウケるようです」
「敷島エージェンシーは、正にそれが業務ですから」

[5月17日17:40.JR多賀城駅 上記メンバー]

〔「2番線に停車中の電車は17時43分発、各駅停車のあおば通行きです。発車までご乗車になり、お待ちください」〕

「……ええ。こちらは順調です。これから、仙台駅まで向かいます。……ええ」
 井辺はホームに降りて、敷島に電話していた。
{「ミクのヤツ、本当に来たのか。あいつ、やるなぁ……。後でちゃんと礼を言っといてくれよ」}
「はい、分かりました」
{「こっちは大変な騒ぎが起きたが、ケガ人はゼロだ。さすがはマルチタイプだよ」}
「それで、そちらのプロジェクトの方は?」
{「ああ、こっちもエミリーの新型ボディの起動に成功した。記者会見も終わったし、もうすぐキミにもお披露目するよ」}
「ありがとうございます」
{「ミクはもう今日の予定は無いんだっけ?」}
「はい。明日は9時からPVの撮影が入っています。エキストラで、結月さん達も入っています」
{「なら今日は皆、一緒に帰れるな。彼女らは適当に待たせておいて、キミも打ち上げに参加してくれ」}
「分かりました」
{「仙台駅じゃなくて、あおば通駅まで乗ってってくれ。西口でやるから」}
「はい、西口ですね。……はい、分かりました。……はい。では、失礼します」
 井辺は電話を切って、電車内に戻った。
 最後尾は通勤電車にしては珍しく、クロスシートが備わっている。
「プロデューサーさん、たかお……社長は何て?」
 向かい合わせになったシートに座るミクが聞いて来た。
 彼女は有名人になってしまったため、帽子と赤い縁の眼鏡で変装をしている。
「皆さんはもう、今日の予定はありません。ただ、社長命令で、私も打ち上げに参加することになりました。申し訳ありませんが、皆さんはそれまで待機して頂くことになります」
「そうですよね」
「どこで待機していればいいの?」
「打ち上げの会場が複合ビルなので、そこで適当にお待ち合わせて頂ければ」
「うーん……」

〔「お待たせ致しました。17時43分発、仙石線上り、各駅停車のあおば通行き、まもなく発車致します」〕

 ミクが何か考えている。
 そうしているうちに、電車が走り出した。

〔「本日もJR東日本をご利用頂きまして、ありがとうございます。17時43分発、仙石線上り、各駅停車のあおば通行きです。途中、仙台には18時4分、終点あおば通には18時6分に到着致します。【中略】次は中野栄(なかのさかえ)、中野栄です」〕

 人名みたいな駅名が流れてきた頃、西日が車内に差し込んで来た。
 乗客の中には、それを合図にするかのようにブラインドを下ろす者も見受けられた。
 ブラインドレスの新型車両が増車される中、そのような光景も過去の遺物となるのだろうか。
「あの、プロデューサーさん」
「何でしょう?」
 クロスシートの反対側の窓際の席は、海の方を向いたロングシートになっている。
 要は、日本三景である海を見る為の車両というべきか。
 もっとも、多賀城からではあまり意味が無いかもだが。
 ミクが手を挙げて、何かを提案した。
「プロデューサーさん達が打ち上げをされてる間、少し歩いて来てもいいですか?」
「?」

[同日18:06.JRあおば通駅 井辺翔太、敷島孝夫、平賀太一、平賀奈津子、シンディ、エミリー]

〔「ご乗車ありがとうございました。まもなく終点、あおば通、あおば通です。お出口、変わりまして左側です。ホーム進入の際、ポイント通過の為、電車が大きく揺れることがございます。お立ちのお客様は、お近くの吊革、手すりにお掴まりください。仙台市地下鉄南北線は、お乗り換えです。ホーム後方の乗り換え改札口をご利用ください」〕

 地下ホームに入線した電車から多くの乗客達が吐き出された。
 そこから改札口の外に出ると、敷島達が待っていた。
「よお、皆。お疲れさん」
「お疲れさまです!」
「社長、メールの件ですが……」
「ああ、分かってる。帰りは東京行き最終の“やまびこ”60号だ。発車の10分前くらいに、それまで新幹線改札口まで来てくれればいい」
「はい、ありがとうございます!じゃあ皆、行こう!」
「は、はい!」
 ミクは後輩達を連れて、買い物に行く提案をしたのだ。
「シンディは、彼女達について行ってやってくれ」
「了解」
 敷島の命令に素直に頷くシンディ。
 ボーカロイド達は自衛の手段すら持たない為、シンディのような武闘派が護衛に付くことが多い。
「エミリーは俺達と来てくれ」
「かしこまりました」

[同日18:30.仙台駅西口近辺・飲食店 敷島孝夫、井辺翔太、平賀太一、平賀奈津子]

「それじゃ、お疲れさまでした!」
「カンパーイ!」
「井辺君もお疲れさん」
「ありがとうございます」
「エミリーは本当に見た目は変わりませんね」
「それでも軽量化したんですよ」
 計量器に乗せたら、確かに重さは約150キロであった。
「これで、あと何十年かは大丈夫なわけですね」
「まあ、そうですね」
「テロ組織に狙われたということですが……」
「どうして研究室が、いかにも秘密的な地下にあるのかが分かりましたよ」
「そうでしょう?テロからの被害を防ぐ為に、地下に堅牢に造ってもらいました」
(実は予算余ってたんじゃ……?)
 敷島はそれは黙っていることにした。
「それで、エミリーはこれからどうするんですか?」
「しばらくは国内外から研究者が見学に来るでしょうから、しばらく記念館に置いておくことになるでしょうね」
「旧ボディはやはり部品取りに?」
「それが実用的なんですが、どうしても旧ボディとどう変わったかを見たがるので、比較の為に、それもしばらくは記念館に保管ということで……」
「テロ組織に狙われたのに、あそこに置いといて大丈夫なんですか?」
「ええ。安全ですよ」
 と、平賀は答えた。
(ヘタに平賀教授の家に置いといて、そこが狙われるよりは……ということでしょうか)
 井辺は敷島達の話を聞いて、そう思った。
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贔屓にさせて頂いているブログを読ませて頂いて

2015-05-24 15:43:06 | 日記
 “新アンドロイドマスター”の更新でもしようかと思ったが、厳虎さんの所に書き込んでみて、ふと思いついたことがあったので、忘れないうちに今書いておきたい。
 殺人肯定の御書があるというのには驚いたが、鎌倉時代と言えば、それまでの貴族治世の平安時代が終わった戦国時代の入口であるから、僧侶とて安心できない世の中であっただろう。
 ましてや、新しい教えを広めようというのだから尚更だ。
 今でこそ日本国憲法で人権が保障されているが、当時は人権という言葉すら無かったはずで、そのような過激な御書が出たとしても何らおかしくはない。
 海外に目を向ければ、未だに殺人肯定の教えに基づいて、爆弾テロやら戦争やらを起こしている所がある。
 それと比べれば、そういう教えはあるものの、今の時代にそぐわないからという理由で実行しないのも、それは素晴らしいことだと思う。
 御書根本の意義からは外れるだろうがね。
 第一、それをうたっている創価学会が実行していない。
 もっとも、殺人否定の教えがあるのに、時代の流れの為と称して殺人を行うのも困るが。

 ……あれ?終わっちゃった?
 ちょっと日記にしては、短いな。

 えーと……“フェイク”を取り扱っている某掲示板は……と、更新してねぇ!
 まあ、わざと写りの悪い猊下の写真を使う辺りがニクい手法だな。
 “慧妙”も人のことは言えない。
 わざと写りの悪い浅井会長の写真を掲載していたことがあったし、顕正会の方も折伏理論書で写りの悪い日顕上人の写真を掲載しているくらいだ。
 どっちもどっち、どれもどれといったところか。
 夏期講習会についての非難を“フェイク”はしているが、やはりこれは坊さん達の中にスパイがいると見た方がいいな。
 記事の内容が、私ら信徒目線じゃない。
 第三者を装った記事の書き方をしているが、以前、経済誌の記者をしている弟に見せたら、
「記者が普通に取材して得られる情報の書き方ではない」
 とのことだ。
 坊さんの中にスパイがいるようでは、功徳の方も期待はできないか?
 “慧妙”や“大白法”と書き方が似ている、つまり内部の人間が書いたような書き方だって言うんだな。
 よほど長年、番記者をしている人間なら書けないこともないが、そういった番記者が“フェイク”の中にいるとは思えない。
 つまり、番記者が宗内にいるということだ。
 それは信徒ではなく、いつもいつも大石寺にいる僧侶や寺族と見て差し支えないだろう。

 私が功徳の要求を堂々と行ったら、次の“フェイク”記事は私の特集か?
 おめでとう!自分!
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本日の雑感 0523

2015-05-24 00:15:22 | 日記
交際女性の家族ら4人刺される 父親は死亡 男を逮捕

 本当に熱い事件だ。
 被害者の女性が必死で逃げる動画が公開されていたが、どうも日本語ではないようだ。
 一体この中韓カップル、普段は何語で会話していたのだろうと気になった。
「日本語じゃないか?」
 と、職場の同僚が言っていた。
 中国人は最初から殺すつもりで青龍刀だの持ち込んでくるから気をつけた方が良い。
 そういえばこの前も、中国残留孤児の末裔で構成されるチャイニーズドラゴンと、今や組長以下、殆どが在日朝鮮人達になってしまった山口組の組員と大ゲンカになったという事件があったが、DNA的にはチャイニーズドラゴン達の方が日本人に近いという件w
 いずれにせよ、生粋の日本人に迷惑を掛けない様に。

 かと思うと、

 http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/44/4db8ce263b9b87a9826de3c01df1af5b.html

 なんて事件もある。
 私の安全を確保した上、法統相続をとなると、本来難しい内容なのではないのかもしれないが、今や難しい時代なのかもしれない。
 山門入り口さんやムーディ☆アポ山さんなど、私の功徳について御祈念並びに御声援を頂戴して誠に恐縮であるが、安全が第一であるため、そこは御本尊にお任せしたい。
 沖浦の爺さん的にはアウトな方法なのだろうがな。
コメント (9)
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