報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

本日の動向 0525

2015-05-25 17:51:32 | 日記
僧侶、なぜ人気? カフェにバー、異色のTV番組も

 功徳の無い状態で、いつ大石寺に争議に行くか目論んでいたが、ついに登山できる見込みが付いた。
 今日は乗りバスと乗り鉄も兼ねて、私の所属寺院に向かったのだが……。

 西武バス大38系統(上落合八丁目→大宮駅東口)、いつもの中型ノンステップバス(いすゞ・エルガ・ミオ)であり、1日3往復しか無い路線バスでは、乗客は数えるほど乗っていなくて当然だ。
 ほぼ時刻表通りの運転。

 京浜東北線、快速、大船行き。
 E233系の最後尾に乗る。
 上野東京ラインが開通してからだと思うが、快速の停車駅に神田も加わるようになり、ますます快速の意義が薄れている。
 平日ということもあってか、やや混雑していた。
 こちらもほぼ定刻通りの運転。

 大手町の勤務先に寄り、洗濯していた警備服を自分のロッカーに置いてくる。
 その後、大手町駅から東京メトロ東西線に乗って高田馬場へ。
 05系(後期車)に久しぶりに乗った。
 別に、ワイドドアじゃなくても大丈夫そうな気が……。
 ところで、05系の警笛ってトロンボーンみたいな音だったっけ?
 こちらも定刻通りに到着。

 高田馬場のもう1つの現場(たまにヘルプで行く)にも立ち寄り、宗門のリーフレットをアポ無しポスティング。
 向こうさんは要らないだろうが、私も要らない。
 学会員ばっかりじゃなく、もっと一般人にも読みやすいもの作れっての。

 高田馬場駅前からタクシーに乗り、やっと所属寺院へ。
 お寺まで1000円前後で行ける距離だというのに、やっぱりお寺の名前を言っても運ちゃんは分かってくれない。
 無名にも程がある。
 折しも、タクシー会社の名前がアレだ。

 
(東京無線タクシー協同組合の【お察しください】)

 お寺に到着して本堂に入ると、御受誡をやっている。
 大規模寺院ともなると、大抵どのタイミングでも御受誡に遭遇することが多い。
 ま、大抵それは日本人ではない。
 私が遭遇した御受誡もベトナム人だった。
 留学生を連れ込んでいるらしいが、それがいいのかは分からない。
 しかし、ムッサい男ばっかりだ。
 たまには、北欧系の白人女性でも連れてこいっての。
 うちのマリアンナ・スカーレットかアリス・シキシマ(もう結婚しちゃったけど)みたいな。
 女子部員の人数が1番少ないという点においては、顕正会に負けてるなー。
 添書登山の申し込みは無事に終了。
 慣れている人間は受付のお坊さんに言われる前に、既に印鑑を用意している。
 帰り際、唱題を【ぴー】分間行い、御登山までの間、トラブル無く安全に過ごせることを祈願した。
 当然タダでとは言わない。
 僅かばかりで恐縮だが、御供養もちゃんと添書登山申し込みの際に置いて来た。

 あとは埼京線で帰ればいいのだが、少し寄り道して今度は東京メトロ有楽町線に乗ってみる。
 こういうことでもないと、なかなかメトロに乗る機会が無いからだ。

 池袋14時7分発、新木場行き。
 西武池袋線から乗り入れて来たらしく、車両は西武6000系。
 先頭車に乗り込む。
 6000系は昔、戸袋に窓があったのだが、今は塞がれて広告スペースになっている。
 最近の鉄道車両(東日本だけ?)に流行りの構造だが、こうすることでガラスが節約でき、車両の製造費や維持費が抑えられるのだそうだ。
 混雑度は“ベタな平日昼間の電車の法則”か?
 混雑しておらず、かといってガラ空きでもないといった感じだ。
 西武の車両であっても、メトロ内ではメトロ用の音声データを使用する。
 今ではドアの上にモニターも付いており、停車駅なども見やすくなった。
 さて、どこでバスのチケットを発行しようかな……。

 手元の時刻表によれば、私の電車は有楽町駅を14時26分に発車し、次の銀座一丁目駅を14時28分に発車することになっている。
 両者の駅間は短く、走り出したらすぐ次の駅といった感じだ。
 しかしあの地震が発生して止まったのは、有楽町駅を出てすぐだったから、元から電車も1分くらい遅れて運転していたのだろう。

〔「急停車します。ご注意ください」〕

 の放送の後で停車。
 電車の急停車の場合、ブレーキが掛かって減速している時より、停車した直後の揺り戻しの方が揺れが大きい。
 東京都中央区の震度は4だったと後で確認したが、やはり走っている電車の中だと分からないものだな。
 もしくは地下だったから、尚更揺れを感じなかったか。
 こういう時、地下の、それもトンネルの中だと不利だ。
 スマホの電波は入りくいし、こういう時の為にと持っている携帯ラジオの電波も死んでいる。
 運転再開したのは10分くらい後。
 それでも豊洲までは安全確認の為、徐行運転するとのこと。
 皆、一斉に緊急地震速報が鳴るもんだから、やかましいったらもう……。

 新木場には16分遅れで到着。
 ここでトイレ休憩。
 りんかい線と埼京線に遅れは出ていないだろうかと思ったが、私が乗り換えに向かった時には遅れていなかった。
 運転再開が早かったのか、それとも折り返し時間が比較的長いので、それで遅れが回復できたか。
 快速、川越行きはE233系。
 今回の乗り鉄はE233系に始まり、E233系に終わるようだ。
 そうだ。
 大宮まで乗るのもいいが、1つ手前の北与野駅で降りて、近くのファミマでバスのチケットを発行してもらおう。
 そうなると快速は止まらないので、各駅停車に乗り換える必要がある。
 埼京線は大抵、武蔵浦和駅で緩急接続を行っているので、今回もそのパターンだ。
 また地震が来やしないかと心配になったが、『魔の揺さぶり』はあれで終わりのようである。

 埼京線は比較的定刻に運転していたので、北与野駅で降り、コンビニでバスのチケットを発行してもらったが、これがまた御多聞に漏れず、『氏ねる席』を割り当てられてしまった。それも往復!
 1A席だよ。
 いわゆる『展望席』だが、“やきそばエクスプレス”が富士急静岡バス1社に統一された以上、件のバス会社が所有している朝鮮車韓国製ヒュンダイには要注意だ。
 それについでは先日レポートしたので、今回は省略させて頂こう。
 本田技研の創業者が激怒した態度を取っただけのことはある。

 まあ、無事に帰ってこれたし、バスのチケットも手に入ったので、今回の地震については『転重軽受』と受け取っておこう。
コメント (20)
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“新アンドロイドマスター” 「やまびこ60号」

2015-05-25 10:16:08 | アンドロイドマスターシリーズ
[5月17日21:30.天候:晴 JR仙台駅・新幹線乗り場 敷島孝夫、平賀太一、平賀奈津子、井辺翔太、シンディ、エミリー、結月ゆかり、Lily、未夢、初音ミク]

 天井の上から新幹線が走り出す轟音と振動が聞こえてくる。
 全車指定席の速達列車としては最終の東京行き“はやぶさ”“こまち”38号が発車して行ったのだろう。
 敷島達が乗るのはその後の“やまびこ”60号。
 東京行きとしては、これが最終となる。
 その後にも1本あるのだが、それは郡山止まり(やまびこ280号)なので、それでは帰れない。
「井辺君、大丈夫か?」(敷島)
「だ、大丈夫です。本当に皆さん酒豪で……」(井辺)
「南里先生や十条博士に比べたら、まだまだよね?」(奈津子)
「はは(笑)、そうだな」(太一)
 そんなことを話しているうちに、
「シンディ達が・来ました」
 と、エミリーがエスカレーターの方を向いて言った。
「そうか」
 体は真新しくなったのに、言語ソフトだけはそのままという。
 これは設計者である南里の意向によるもの。
 何故南里がそんな遺言を残したのかは定かではないが、直弟子で相続人となった平賀としては守らざるを得ないというわけだ。
 エスカレーターではなく、その隣の階段をトントントンと登って来るボーカロイド達。
「おっ?随分と“お土産”買い込んだな」
 彼女達の両手には、最低でもペーパーバッグが3つは下げられていた。
「買い過ぎよ、このコ達」
 シンディだけは任務上手ぶらだが、両手を腰にやって呆れていた。
「購入資金はどこから?」
 平賀は眼鏡を押し上げて首を傾げた。
「ミクはうちのトップアイドルですから」
 と、敷島。
「あー、なるほど。トップアイドルともなれば、そのギャラは【お察しください】ですか」
「なになに?服とか小物とか?」
 奈津子もボカロ達が買い込んだ物を覗き込む。
「はい!」
 ミクは得意げに頷いた。
 しかし井辺は、
(確かにアパレル関係の袋もありますが、半分くらい家電量販店の袋なのは何故なのでしょう?)
 と、疑問に思ったが、口に出すのはやめておいた。
「それじゃ行きましょうか。井辺君、彼女達にキップを」
「あ、はい。これが新幹線の乗車券と特急券です。自動改札口なので、1人ずつ持ちましょう」
「はーい」
「初音先輩や社長はグリーン車じゃないの?」
 と、Lilyは口元を歪めて言った。
「いいよいいよ。皆で帰ろう」
 敷島は鷹揚に手を振った。
「Lilyちゃんは、わたしとじゃイヤ?」
「あ、いえ!そういうわけじゃ……」
 10号車の指定席車両ではあったが。
「それじゃ平賀先生方、私達はこれで」
「お気をつけて。またいつかお会いしましょう」
 シンディやエミリーも、欧米人が別れる時のように抱き合うが、
「といっても、また近いうち、今度は自分達が上京することになりますがね」
 と、平賀はニヤッと笑った。
「それは学会か何か?」
「それもあるんですけど、さすがに記念館がダイレクトに狙撃されたことは見過ごせませんから。いえ、自分だけじゃなく、『東京にいる方々』もですよ」
「……なるほど。そう、ですか……。大げさなことにならないといいんですが……」
「自分達がそう思っても、向こうさんが違うのであれば意味がありませんよ」
「左翼平和ボケ達に聞かせてやりたいですなぁ」

[同日21:45.JR仙台駅新幹線ホーム→E2系“やまびこ”60号10号車内 敷島孝夫、井辺翔太、初音ミク、結月ゆかり、Lily、未夢、シンディ]

〔まもなく13番線に、21時47分発、“やまびこ”60号、東京行きが10両編成で参ります。この電車は途中、福島、郡山、宇都宮、大宮、上野に止まります。グリーン車は9号車、自由席は1号車から5号車です。13番線に、“やまびこ”60号、東京行きが参ります。黄色い線まで、お下がりください〕

「因みに、電化製品はどういった物を……?」
 井辺は意を決して、1番聞きやすいゆかりに聞いた。
「私達はソフトウェア関係ですね。辞書とかナビとか……。現場に1人で行く時、必要ですから。これをインストールするわけです」
「そういうことでしたか」
 井辺は納得したが……。

〔「13番線、ご注意ください。本日の東京行き最終“やまびこ”60号の到着です。お下がりください。東京行きの最終列車です。ご利用のお客様はお急ぎください」〕

 今や古参のE2系車両。
 “はやぶさ”などの新型車両が青白いLEDランプを使用する中、未だに白熱電球の色を輝かせてやってきた。
 夜の上り列車は時期にもよるのだろうがガラガラで、特に隣のグリーン車など、1人か2人しか乗っていない状態だった。
 ドアが開いて、最後尾の車両に乗り込む。
 窓の下の足元に、充電コンセントが付いているタイプだった。
「充電するなら仲良く回せよ」
「はーい」
 3人席に座る新人ボーカロイド達に言う敷島。
「お前も使うのかよ!」
 その後、シンディに突っ込む。
「だって交流2万5000ボルト、美味しそうだしぃ……」
「直接、架線から取り入れているわけではないと思いますが」
 井辺も言った。
 それに使用するのは大型のACアダプタなので、結局彼女達のバッテリーに取り込まれる時には直流に変換されている。

 列車は定刻に発車した。
 新幹線ともあれば、ギリギリで駆け込んでくる乗客もなかなかいないのか。
 それともただ単に、今日はいなかっただけか。

〔♪♪(車内チャイム)♪♪。「お待たせ致しました。本日も東北新幹線をご利用頂きまして、ありがとうございます。“やまびこ”60号、最終の東京行きでございます。途中、大宮には23時18分、上野には23時38分、終点東京には23時44分の到着です。【中略】次は福島、福島です」〕

「シンディ、お前はまたカスタムパーツでも買ったのか?」
「あれ?バレた?」
 敷島の突っ込みに、ペロッと舌を出すシンディ。
「バレバレだ!今度はどこを改造する気だ!?」
「スキャナーの範囲をもう少し広げようかとぉ……」
「アリスにそんな改造ができるかな?」
「前にレーザービーマーを取り付けてもらったけど?」
 シンディは自分の左目を指さした。
「後で取り外してもらおう」
「えー!?」
「えーじゃない!あれは危なくてしょうがねぇ!代わりに未夢に取り付けてもらおう」
「わ、私ですか?」
「未夢は元々マルチタイプとしての設計だったわけだし、レーザービームを取り付ける余地があるはずだ」
(危険物を取り付けるボーカロイドもどうかと思いますが、社長?)
 と、井辺は心の中で突っ込んだ。

 杜の都において、それぞれの仕事を終わらせた一行。
 彼らを乗せた最終列車は、グングン速度を上げて一路、東京へと向かう。
コメント (6)
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