私が今行っているヘルプ先は、来年から私の正式な異動先となる。
そこは今年の7月から始まった現場で、R35の私を除けば、全員がR45の独身男女の職場である。
そのR45(女性だからL45か)の女性警備員なのだが、たまにヘルプで行く程度の私から見れば、冗談もよく言う快活なアネさんといった感じだ。
あと10年若く、私と同世代以下であれば、食事にでも誘うところなので残念である。
ところが、私と違って、毎日顔を合わせている正勤者の人達からすると、そうでもないらしい。
毎日顔を合わせているからなのか、やはりお互いに癖というのが見えてきたらしい。
私も他人事ではないのだが、やはり40代ともなると、そろそろ親の介護をどうしようとなる年代であるようで、これは私が20歳の時、初めて社会に出てから何回も目の当たりにしてきた。
そしてそれは、アネさんも同様らしい。
実は、今年の初めに私が書いた“非婚のススメ”の通りに彼女はなってしまったのである。
アネさんは独身で、他に兄弟もおらず、1人で母親の介護をしなければならないらしい。
“非婚のススメ”に、それがどういう意味だか書いた記憶がある。
結婚でもしていれば、そのストレスをダンナにでもぶつけることができるのだろうが、していない場合、最悪は爆発して流血の惨を見ること必至であるようなことを書いた記憶がある。
確か、愛国 清澄さんもこのことについて書いておられなかったかな?
その介護の苦労について、職場で私らに愚痴る分にはまだ良い。
私もこれから親を介護する世代になるわけだし、既にそれに入っている同世代の隊長達も他人事ではないからだ。
だから、あまり歳を取ってから、つまり40代になってからの婚活は、もれなく相手の親の介護が付いてくるかどうかが焦点のような気がする。
20代女性なら、まだ相手の外見だの収入だのに拘っていられるが、歳を取って来るとそうもいかないのだよ。
そうだろう?パラパラ茜のオバハンよ?ブログで自分の親の介護のことについて触れていないのは、どうしてかね?
愛国さんだって、その心労を吐露しておられるのだぞ?
そのアネさんなのだが、どうもここ最近、おかしくなってきているようだ。
昨日、勤務をドタキャンした。
警備員という仕事には、ノルマが無い。
強いて言うなら、時間通りに出勤して時間通りの配置について、時間通りに帰ることがノルマかな。
そのノルマの為に、日曜日も大晦日も元旦も出勤しなくてはならないのだ。
そして、契約先の契約内容を履行する為には、正にその契約内容通りの時間に勤務しなければならないわけだ。
アネさんはそれを蹴ってしまったわけである。
担当の警務主任が慌ててやってきて、代理要員を確保したり、顧客のユーザー様に陳謝したりと大変であった。
警務主任は事務職なので、本来昨日は休みであるはずだったのだが、アネさんのドタキャンの為に慌ててやってきたというわけだ。
それまでにも副隊長や隊長が何度かアネさんと連絡を試みたが、隊長は、
「本当に具合が悪そうだった」
とし、副隊長にあっては、
「確かに具合が悪そうではあったが、まるで二日酔いのそれに似ていた」
とも言う。
いずれにせよ、通常出勤できない体調であったのは事実であろうが、それにしても連絡が遅いのには閉口した。
実は私は一昨日にもヘルプに行っていて、アネさんが元気に勤務していたことを知っている。
その後の親の介護で大変だったのだろうとは思うし、いくらL45といってもまだ“終了”していなければ、女性特有のアレもあるだろうが、前者
はともかく、後者は急に来るものなのかは、男で、尚且つ身近に生殖能力のある女性がいない私には分かるものではない。
実は副隊長は友人の紹介で、年下の未婚女性に会うことになっていた。
無論、アネさんのドタキャン程度でそれがキャンセルになるわけではない。
だた、彼は私と同様、嫌煙家である。
紹介される38歳の女性は、喫煙者なので、それだけでNGとのこと。
しかし、まず会わないことには紹介者の顔も立たなくなるので、取りあえず会うだけ会うとのことであった。
“非婚のススメ”にも書いたと思うが、やはり男は独身のままの方が勝ち組のような気がしてしょうがない。
この来年から新しい職場となるヘルプ先の人々を見て、今年始めに書いた記事の内容に確信を持つようになった。
うちの母方の祖母は、仙台の善修寺近くの介護施設に入所しているのだが、私の両親が健在だからこそ、円滑な介護ができているかのように見える。
片親(つまり母親)だけなら、かなり大変なのではないかとも思う。
無論、それだけの為に結婚するのはナンセンスである。
私が万が一仮に結婚するなら年下が良いというのは、もれなく親の介護がすぐにやってくるような(あるいは現在進行形)年代では困るからだ。
実は私のこの考え、しっかり小説にも繁栄されている。
意識して書いたわけではないが、自然とそうなった。
“アンドロイドマスター”シリーズの平賀奈津子は30代前半で平賀太一と結婚したし(つまり、まだ親が元気な世代)、アリス敷島にはそもそも親がいない。
“ユタと愉快な仲間たち”シリーズにおいて、栗原江蓮は女子高生だったから両親が元気なのは当然だし、稲生勇太が惚れているマリアンナ・スカーレットにも親はいない(そういえば、完全にいないとした描写は無いナ……)。
茜オバハンや職場のアネさんとか見てると、やはり女は歳取るとこうなるか……と思って、やっぱり結婚する気は失せるのである。
あ、来年は別に“新・非婚のススメ”とかは書きませんよ、ええ。
1番良いのは、私のそんな考えを真っ向から崩してくれる女性が現れてくれることなんだろうが、これを祈ろうとして登山しようとしたら、登山バスが事故りそうな気がするからやめておこう。
そこは今年の7月から始まった現場で、R35の私を除けば、全員がR45の独身男女の職場である。
そのR45(女性だからL45か)の女性警備員なのだが、たまにヘルプで行く程度の私から見れば、冗談もよく言う快活なアネさんといった感じだ。
あと10年若く、私と同世代以下であれば、食事にでも誘うところなので残念である。
ところが、私と違って、毎日顔を合わせている正勤者の人達からすると、そうでもないらしい。
毎日顔を合わせているからなのか、やはりお互いに癖というのが見えてきたらしい。
私も他人事ではないのだが、やはり40代ともなると、そろそろ親の介護をどうしようとなる年代であるようで、これは私が20歳の時、初めて社会に出てから何回も目の当たりにしてきた。
そしてそれは、アネさんも同様らしい。
実は、今年の初めに私が書いた“非婚のススメ”の通りに彼女はなってしまったのである。
アネさんは独身で、他に兄弟もおらず、1人で母親の介護をしなければならないらしい。
“非婚のススメ”に、それがどういう意味だか書いた記憶がある。
結婚でもしていれば、そのストレスをダンナにでもぶつけることができるのだろうが、していない場合、最悪は爆発して流血の惨を見ること必至であるようなことを書いた記憶がある。
確か、愛国 清澄さんもこのことについて書いておられなかったかな?
その介護の苦労について、職場で私らに愚痴る分にはまだ良い。
私もこれから親を介護する世代になるわけだし、既にそれに入っている同世代の隊長達も他人事ではないからだ。
だから、あまり歳を取ってから、つまり40代になってからの婚活は、もれなく相手の親の介護が付いてくるかどうかが焦点のような気がする。
20代女性なら、まだ相手の外見だの収入だのに拘っていられるが、歳を取って来るとそうもいかないのだよ。
そうだろう?パラパラ茜のオバハンよ?ブログで自分の親の介護のことについて触れていないのは、どうしてかね?
愛国さんだって、その心労を吐露しておられるのだぞ?
そのアネさんなのだが、どうもここ最近、おかしくなってきているようだ。
昨日、勤務をドタキャンした。
警備員という仕事には、ノルマが無い。
強いて言うなら、時間通りに出勤して時間通りの配置について、時間通りに帰ることがノルマかな。
そのノルマの為に、日曜日も大晦日も元旦も出勤しなくてはならないのだ。
そして、契約先の契約内容を履行する為には、正にその契約内容通りの時間に勤務しなければならないわけだ。
アネさんはそれを蹴ってしまったわけである。
担当の警務主任が慌ててやってきて、代理要員を確保したり、顧客のユーザー様に陳謝したりと大変であった。
警務主任は事務職なので、本来昨日は休みであるはずだったのだが、アネさんのドタキャンの為に慌ててやってきたというわけだ。
それまでにも副隊長や隊長が何度かアネさんと連絡を試みたが、隊長は、
「本当に具合が悪そうだった」
とし、副隊長にあっては、
「確かに具合が悪そうではあったが、まるで二日酔いのそれに似ていた」
とも言う。
いずれにせよ、通常出勤できない体調であったのは事実であろうが、それにしても連絡が遅いのには閉口した。
実は私は一昨日にもヘルプに行っていて、アネさんが元気に勤務していたことを知っている。
その後の親の介護で大変だったのだろうとは思うし、いくらL45といってもまだ“終了”していなければ、女性特有のアレもあるだろうが、前者
はともかく、後者は急に来るものなのかは、男で、尚且つ身近に生殖能力のある女性がいない私には分かるものではない。
実は副隊長は友人の紹介で、年下の未婚女性に会うことになっていた。
無論、アネさんのドタキャン程度でそれがキャンセルになるわけではない。
だた、彼は私と同様、嫌煙家である。
紹介される38歳の女性は、喫煙者なので、それだけでNGとのこと。
しかし、まず会わないことには紹介者の顔も立たなくなるので、取りあえず会うだけ会うとのことであった。
“非婚のススメ”にも書いたと思うが、やはり男は独身のままの方が勝ち組のような気がしてしょうがない。
この来年から新しい職場となるヘルプ先の人々を見て、今年始めに書いた記事の内容に確信を持つようになった。
うちの母方の祖母は、仙台の善修寺近くの介護施設に入所しているのだが、私の両親が健在だからこそ、円滑な介護ができているかのように見える。
片親(つまり母親)だけなら、かなり大変なのではないかとも思う。
無論、それだけの為に結婚するのはナンセンスである。
私が万が一仮に結婚するなら年下が良いというのは、もれなく親の介護がすぐにやってくるような(あるいは現在進行形)年代では困るからだ。
実は私のこの考え、しっかり小説にも繁栄されている。
意識して書いたわけではないが、自然とそうなった。
“アンドロイドマスター”シリーズの平賀奈津子は30代前半で平賀太一と結婚したし(つまり、まだ親が元気な世代)、アリス敷島にはそもそも親がいない。
“ユタと愉快な仲間たち”シリーズにおいて、栗原江蓮は女子高生だったから両親が元気なのは当然だし、稲生勇太が惚れているマリアンナ・スカーレットにも親はいない(そういえば、完全にいないとした描写は無いナ……)。
茜オバハンや職場のアネさんとか見てると、やはり女は歳取るとこうなるか……と思って、やっぱり結婚する気は失せるのである。
あ、来年は別に“新・非婚のススメ”とかは書きませんよ、ええ。
1番良いのは、私のそんな考えを真っ向から崩してくれる女性が現れてくれることなんだろうが、これを祈ろうとして登山しようとしたら、登山バスが事故りそうな気がするからやめておこう。