[4月30日20:00.天候:曇 東京都千代田区鍛冶町 某焼肉居酒屋]
店長:「22000円になります!」
愛原:「あ、一応消費税は入るのね」
店長:「サーセン。あれは税抜き価格なんスよ~」
さすがは高橋の知り合いだ。
もっとも、10%の上乗せならまだマシな方だ。
都内には10%どころか、1000%くらい上乗せしてくる悪質店が存在するからなw
愛原:「カードで」
店長:「はい、お預かりします!」
で、付いたポイントは後でまた使う……と。
私の知り合いの中には、クレカで付いたポイントで毎年タダで旅行に行ってるツワモノもいたりする。
さて、私はどうするか……。
店長:「あのJKやJCとヤらないの?」
高橋:「あんな化け物達とヤったら、いくつ命があっても足りないっスよ」
店長:「ええっ?」
愛原:「……そういう会話は、私がいない時にLINEでやってね」
店長:「はっ!?」
高橋:「さ、サーセン」
会計を済ませ、エレベーターホールで待ってるJK・JCと合流する。
凛:「先生、御馳走さまでした!」
理子:「御馳走さまでした」
リサ:「御馳走さま」
愛原:「ああ」
リサもそうだが、人食い鬼の血が半分入った上野姉妹もよく食べる。
食べ放題にして良かった。
エレベーターに乗って、1階に向かう。
愛原:「まだ、ゴールデンウィークは続くな」
高橋:「そうっスね」
愛原:「今回は高橋の知り合いの店で安く(?)食べれたわけだ……」
高橋:「お役に立てて何よりです」
リサ:「……」(←狭いエレベーターで、愛原に密着するリサ)
愛原:「今度はキミ達の世話になろうかな」
凛:「と、言いますと?」
エレベーターは途中階に止まることなく、1階に着いた。
降りてから、私は言った。
愛原:「ゴールデンウィークの最後は、また天長園に温泉旅行だ!」
高橋:「マジっスか!?」
愛原:「キミ達の力で、一般料金とは割引価格で利用させてもらえないかな?」
凛:「た、多分可能だと思います」
理子:「『巫女』のお姉ちゃんが司祭様に頼んだら、司祭様から支配人に圧力……じゃなかった。頼んでくれるよ」
高橋:「先生、大丈夫っスか?これ、後で『代わりに入信しろ』ってパティーンじゃ?」
愛原:「それは大丈夫だろう。もしそうなら、とっくに勧誘されてるさ」
高橋:「それもそうっスね……」
凛:「まあ、一応支配人に、私から話してみます」
愛原:「悪いね。もちろん、キミ達も一緒に来てもらうからね」
凛:「ありがとうございます」
私達は一応、地下鉄の神田駅まで上野姉妹を送った。
それから、私達は岩本町駅まで歩いて行った。
[同日20:18.天候:曇 東京都千代田区神田岩本町 都営地下鉄岩本町駅→新宿線1900T電車最後尾車内]
神田地区内にあるといっても、案外神田駅からは歩くものだ。
まあ、この時期、外は涼しく、歩いても別に暑くも寒くもない。
〔まもなく4番線に、各駅停車、本八幡行きが10両編成で到着します。ドアから離れて、お待ちください〕
エスカレーターでホームに向かっていると、ホームから接近放送が聞こえて来た。
どうやら、ちょうどすぐに電車に乗れるようである。
トンネルから強い風が吹いてくると、電車が接近して来るのだとすぐに分かる。
エスカレーターを降りると、電車が巻き起こした風で、リサの制服のスカートが少し捲くれ上がる。
パンチラはほんの一瞬だけだったが、少なくとも黒いショーツを穿いているのが分かるほどだった。
恐らく、上のスポブラと合わせて、下もスポーツメーカー製造のスポーツショーツを穿いているのだろう。
〔4番線は、各駅停車、本八幡行きです。いわもとちょう、岩本町。秋葉原〕
京王電車も乗り入れて来る都営新宿線だが、やってきたのは東京都交通局の車両だった。
最後尾の車両に乗り込み、空いている席に腰かけた。
〔4番線、ドアが閉まります〕
京王電車のドアチャイムはJR東海の在来線電車と同じだが、都営の車両はJR東日本の通勤電車と同じ。
駆け込み乗車は無かったようで、ホームドアが閉まると、乗務員室から発車合図のブザーが微かに聞こえて来た。
それからエアの抜ける音がして、電車が動き出す。
この時、都営地下鉄の車掌はホーム半ばくらいまでは、乗務員室のドアを開けた状態でホーム監視をしている。
それから、バタンとドアを閉めるのである。
〔次は馬喰横山、馬喰横山。都営浅草線、JR総武快速線はお乗り換えです。お出口は、左側です〕
〔The next station is Bakuroyokoyama.S09.Please change here for the Asakusa line and the JR Sobu line.〕
愛原:「あ、そういえば……」
リサ:「なに?」
愛原:「さっき焼肉とかしたから、リサの制服、少し臭っちゃったなぁ……」
リサ:「あー……兄ちゃんのタバコの臭いもする」
愛原:「明日、その制服、クリーニングに出そう。5月からブレザー無しで良くなるだろ?スカートはもう一着あるし、5月からそれで行こう」
リサ:「分かった。先生の言う旅行は?」
愛原:「いや、それは別に私服でいいだろう。というか、どうして今回、制服で来たんだ?」
検査があるから、それがしやすいように体操服やジャージ、そして下着はスポーツタイプというのは分かる。
リサ:「だってぇ、国家機関に行くんだから、ちゃんとした格好でって先生言ってたじゃない」
愛原:「それはデイライトの事務所の事だよ。あとは、斉藤社長の会社とか……」
上野姉妹は、母親に制服姿を見せてあげたいというのがあっただろうが……。
愛原:「今度の旅行は、別に私服でいいからな?」
リサ:「分かったよ。……で、先生のお仕事は……」
愛原:「明後日の平日、バイオハザードサバイバル講演会がある。『私は如何にして生き残ったか』というサブタイトル付きで」
高橋:「先生も有名人ですねぇ……」
愛原:「俺の仕事、探偵なんだが……」
新型コロナウィルスが、中国のバイオテロ兵器の漏洩によるものという噂が流れてからというもの、何だか講演の依頼が多くなったような気がする。
こんなんでいいのか、私。
店長:「22000円になります!」
愛原:「あ、一応消費税は入るのね」
店長:「サーセン。あれは税抜き価格なんスよ~」
さすがは高橋の知り合いだ。
もっとも、10%の上乗せならまだマシな方だ。
都内には10%どころか、1000%くらい上乗せしてくる悪質店が存在するからなw
愛原:「カードで」
店長:「はい、お預かりします!」
で、付いたポイントは後でまた使う……と。
私の知り合いの中には、クレカで付いたポイントで毎年タダで旅行に行ってるツワモノもいたりする。
さて、私はどうするか……。
店長:「あのJKやJCとヤらないの?」
高橋:「あんな化け物達とヤったら、いくつ命があっても足りないっスよ」
店長:「ええっ?」
愛原:「……そういう会話は、私がいない時にLINEでやってね」
店長:「はっ!?」
高橋:「さ、サーセン」
会計を済ませ、エレベーターホールで待ってるJK・JCと合流する。
凛:「先生、御馳走さまでした!」
理子:「御馳走さまでした」
リサ:「御馳走さま」
愛原:「ああ」
リサもそうだが、人食い鬼の血が半分入った上野姉妹もよく食べる。
食べ放題にして良かった。
エレベーターに乗って、1階に向かう。
愛原:「まだ、ゴールデンウィークは続くな」
高橋:「そうっスね」
愛原:「今回は高橋の知り合いの店で安く(?)食べれたわけだ……」
高橋:「お役に立てて何よりです」
リサ:「……」(←狭いエレベーターで、愛原に密着するリサ)
愛原:「今度はキミ達の世話になろうかな」
凛:「と、言いますと?」
エレベーターは途中階に止まることなく、1階に着いた。
降りてから、私は言った。
愛原:「ゴールデンウィークの最後は、また天長園に温泉旅行だ!」
高橋:「マジっスか!?」
愛原:「キミ達の力で、一般料金とは割引価格で利用させてもらえないかな?」
凛:「た、多分可能だと思います」
理子:「『巫女』のお姉ちゃんが司祭様に頼んだら、司祭様から支配人に圧力……じゃなかった。頼んでくれるよ」
高橋:「先生、大丈夫っスか?これ、後で『代わりに入信しろ』ってパティーンじゃ?」
愛原:「それは大丈夫だろう。もしそうなら、とっくに勧誘されてるさ」
高橋:「それもそうっスね……」
凛:「まあ、一応支配人に、私から話してみます」
愛原:「悪いね。もちろん、キミ達も一緒に来てもらうからね」
凛:「ありがとうございます」
私達は一応、地下鉄の神田駅まで上野姉妹を送った。
それから、私達は岩本町駅まで歩いて行った。
[同日20:18.天候:曇 東京都千代田区神田岩本町 都営地下鉄岩本町駅→新宿線1900T電車最後尾車内]
神田地区内にあるといっても、案外神田駅からは歩くものだ。
まあ、この時期、外は涼しく、歩いても別に暑くも寒くもない。
〔まもなく4番線に、各駅停車、本八幡行きが10両編成で到着します。ドアから離れて、お待ちください〕
エスカレーターでホームに向かっていると、ホームから接近放送が聞こえて来た。
どうやら、ちょうどすぐに電車に乗れるようである。
トンネルから強い風が吹いてくると、電車が接近して来るのだとすぐに分かる。
エスカレーターを降りると、電車が巻き起こした風で、リサの制服のスカートが少し捲くれ上がる。
パンチラはほんの一瞬だけだったが、少なくとも黒いショーツを穿いているのが分かるほどだった。
恐らく、上のスポブラと合わせて、下もスポーツメーカー製造のスポーツショーツを穿いているのだろう。
〔4番線は、各駅停車、本八幡行きです。いわもとちょう、岩本町。秋葉原〕
京王電車も乗り入れて来る都営新宿線だが、やってきたのは東京都交通局の車両だった。
最後尾の車両に乗り込み、空いている席に腰かけた。
〔4番線、ドアが閉まります〕
京王電車のドアチャイムはJR東海の在来線電車と同じだが、都営の車両はJR東日本の通勤電車と同じ。
駆け込み乗車は無かったようで、ホームドアが閉まると、乗務員室から発車合図のブザーが微かに聞こえて来た。
それからエアの抜ける音がして、電車が動き出す。
この時、都営地下鉄の車掌はホーム半ばくらいまでは、乗務員室のドアを開けた状態でホーム監視をしている。
それから、バタンとドアを閉めるのである。
〔次は馬喰横山、馬喰横山。都営浅草線、JR総武快速線はお乗り換えです。お出口は、左側です〕
〔The next station is Bakuroyokoyama.S09.Please change here for the Asakusa line and the JR Sobu line.〕
愛原:「あ、そういえば……」
リサ:「なに?」
愛原:「さっき焼肉とかしたから、リサの制服、少し臭っちゃったなぁ……」
リサ:「あー……兄ちゃんのタバコの臭いもする」
愛原:「明日、その制服、クリーニングに出そう。5月からブレザー無しで良くなるだろ?スカートはもう一着あるし、5月からそれで行こう」
リサ:「分かった。先生の言う旅行は?」
愛原:「いや、それは別に私服でいいだろう。というか、どうして今回、制服で来たんだ?」
検査があるから、それがしやすいように体操服やジャージ、そして下着はスポーツタイプというのは分かる。
リサ:「だってぇ、国家機関に行くんだから、ちゃんとした格好でって先生言ってたじゃない」
愛原:「それはデイライトの事務所の事だよ。あとは、斉藤社長の会社とか……」
上野姉妹は、母親に制服姿を見せてあげたいというのがあっただろうが……。
愛原:「今度の旅行は、別に私服でいいからな?」
リサ:「分かったよ。……で、先生のお仕事は……」
愛原:「明後日の平日、バイオハザードサバイバル講演会がある。『私は如何にして生き残ったか』というサブタイトル付きで」
高橋:「先生も有名人ですねぇ……」
愛原:「俺の仕事、探偵なんだが……」
新型コロナウィルスが、中国のバイオテロ兵器の漏洩によるものという噂が流れてからというもの、何だか講演の依頼が多くなったような気がする。
こんなんでいいのか、私。