佐倉市議会一般質問では、近隣市の清掃工場の問題も取り上げました。
佐倉市のお隣、印西市のクリーンセンターについて、と八千代市清掃センターです。
まずは印西クリーンセンターからです。
佐倉市との市境に建設予定の印西クリーンセンターは、印西市、白井市、栄町の2市1町の家庭からのゴミを焼却している施設です。
現在のクリーンセンターの周辺に人口が増えてきたため市境に建て替えるというのです。
11月、環境影響評価準備書が公表され、私も意見を出しました。
これから建設される印西クリーンセンターの場所は、佐倉市でも人口の密集しているユーカリが丘、宮ノ台地区から3㎞~5㎞のところです。
3㎞~5㎞圏内の人口は2万人にも上ります。
万が一事故でも起これば一大事です。
赤い円の真ん中が印西クリーンセンターです。
クリーンセンターから1㎞、3㎞、5㎞の同心円です。
ユーカリが丘駅を見れば、すっぽりと入っていることが分かります。
(ちなみに、青円は八千代市清掃センターからの距離 こちらの方が問題ですが)
現在の印西クリーンセンターは周辺自治会と公害防止協定を結んでいます。
内容は、排ガスに関する協定値、異常時に対する措置、必要に応じて工場内への立ち入り調査、苦情の処理、被害補償、協定違反に対する措置等などです。
また、船橋市の清掃工場と同様の問題を抱えている白井市の住民の会「船橋市北部清掃工場問題対策会議」も、船橋市と協定を結んでいます。
両方とも、定期的に工場内の見学、排ガスの測定値の報告をして、意見交換の場を持っているとの事です。
そこで、佐倉市には、市民からの意見、要望等を伝える場として佐倉市と印西クリーンセンターは定期的に意見交換の場を設ける必要があるのでは、と質問しました。
環境生活部部長答弁は、
「廃棄物処理施設につきましては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律、ダイオキシン類対策特別措置法大気汚染防止法などの関係法令に基づき、千葉県が指導監督を行っており、排ガスの監視や規制、施設の立入り検査などを行うことから協定の締結までは必要ないものと考えております。しかしながら、佐倉市といたしましては、問題等が発生した場合には、協定の有無にかかわらず、千葉県と連携し、印西クリーンセンターを運営する印西地区環境整備事業組合に対し、必要な措置の申入れや要請等を行ってまいりたいと考えております。」
と言うもので、
「法律もあるし、県の仕事だから、佐倉市として積極的に協定書は必要ないけど、何かあったら県から言ってもらうから」という後ろ向きのものでした。
ナントふがいない、ナント事なかれ主義でしょうか。
特記すべきは、白井市の住民の会の取組です。
2017年に白井市の住民の会が船橋市と結んだ協定は、ダイオキシン濃度の基準値0.1ナノグラムよりも厳しい0.05ナノグラムを操業規制値として設けたことです。
実際、佐倉市・酒々井町リサイクルセンターの炉は34年前の古いものなので、基準値は5ナノグラムという緩い基準値ですが、それに甘んじることなく、操業規制値を0.1ナノグラムとして、稼働させています。
迷惑施設であるという認識の下、周辺住民にご迷惑をかけないためにも、酒々井リサイクルセンターは頑張っているな、と今回改めて確認しました。
ちなみに、私は酒々井リサイクルセンターの組合議員でもあります。
佐倉市のお隣、印西市のクリーンセンターについて、と八千代市清掃センターです。
まずは印西クリーンセンターからです。
佐倉市との市境に建設予定の印西クリーンセンターは、印西市、白井市、栄町の2市1町の家庭からのゴミを焼却している施設です。
現在のクリーンセンターの周辺に人口が増えてきたため市境に建て替えるというのです。
11月、環境影響評価準備書が公表され、私も意見を出しました。
これから建設される印西クリーンセンターの場所は、佐倉市でも人口の密集しているユーカリが丘、宮ノ台地区から3㎞~5㎞のところです。
3㎞~5㎞圏内の人口は2万人にも上ります。
万が一事故でも起これば一大事です。
赤い円の真ん中が印西クリーンセンターです。
クリーンセンターから1㎞、3㎞、5㎞の同心円です。
ユーカリが丘駅を見れば、すっぽりと入っていることが分かります。
(ちなみに、青円は八千代市清掃センターからの距離 こちらの方が問題ですが)
現在の印西クリーンセンターは周辺自治会と公害防止協定を結んでいます。
内容は、排ガスに関する協定値、異常時に対する措置、必要に応じて工場内への立ち入り調査、苦情の処理、被害補償、協定違反に対する措置等などです。
また、船橋市の清掃工場と同様の問題を抱えている白井市の住民の会「船橋市北部清掃工場問題対策会議」も、船橋市と協定を結んでいます。
両方とも、定期的に工場内の見学、排ガスの測定値の報告をして、意見交換の場を持っているとの事です。
そこで、佐倉市には、市民からの意見、要望等を伝える場として佐倉市と印西クリーンセンターは定期的に意見交換の場を設ける必要があるのでは、と質問しました。
環境生活部部長答弁は、
「廃棄物処理施設につきましては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律、ダイオキシン類対策特別措置法大気汚染防止法などの関係法令に基づき、千葉県が指導監督を行っており、排ガスの監視や規制、施設の立入り検査などを行うことから協定の締結までは必要ないものと考えております。しかしながら、佐倉市といたしましては、問題等が発生した場合には、協定の有無にかかわらず、千葉県と連携し、印西クリーンセンターを運営する印西地区環境整備事業組合に対し、必要な措置の申入れや要請等を行ってまいりたいと考えております。」
と言うもので、
「法律もあるし、県の仕事だから、佐倉市として積極的に協定書は必要ないけど、何かあったら県から言ってもらうから」という後ろ向きのものでした。
ナントふがいない、ナント事なかれ主義でしょうか。
特記すべきは、白井市の住民の会の取組です。
2017年に白井市の住民の会が船橋市と結んだ協定は、ダイオキシン濃度の基準値0.1ナノグラムよりも厳しい0.05ナノグラムを操業規制値として設けたことです。
実際、佐倉市・酒々井町リサイクルセンターの炉は34年前の古いものなので、基準値は5ナノグラムという緩い基準値ですが、それに甘んじることなく、操業規制値を0.1ナノグラムとして、稼働させています。
迷惑施設であるという認識の下、周辺住民にご迷惑をかけないためにも、酒々井リサイクルセンターは頑張っているな、と今回改めて確認しました。
ちなみに、私は酒々井リサイクルセンターの組合議員でもあります。