以前紹介した細川貂々さんの本なんですが、ホントに面白い。
思い当たることばかり。
ミチルさんは、春野寿美礼さんとの衝撃的な出会いがあったわけですが、私はやはりたまたま見ていた「嵐にしやがれ」に宙組のイケメン軍団が出演されなかったら今の自分はないわけで。
あまりのクールビューティーなかっこよさにクラクラして、次の日に会った友人ともその話で盛り上がり公演を観に行こうということに。
初めて自らの意志で宝塚のチケットを取ったのが「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」だったのです。
その直後、母からも宝塚の招待券を貰ったけど行かない?という誘いがありました。これも何かの縁、とばかり二つ返事で「行く!」と。
これが前から3列目のサブセン通路際という超良席だった!
銀橋を渡るラインハルト様に目は釘付けでストーリーはよく覚えていません。
宝塚初観劇の母と二人「綺麗だったねぇ~」「SFというからどんなのかと思ったけど、面白かったね~」と言い合いながら帰ったのを覚えています。
ただ、キャラ的には私はラインハルトよりもキルヒアイスに感情移入していたので、あの人の名前はなんというのかな?と調べて知ったのは「朝夏まなと」という名前でした。
そのあと友人と観劇した時には2階席で、ストーリーは大体わかってるので落ち着いて全体を見る余裕もあり、それぞれのキャラの面白さとか群舞のシーンとか。今まで私が知っていた宝塚と違うものを感じて、宝塚面白いかも
・・・と思ってしまったのです。
それからは、宙とか凰稀かなめとか朝夏まなとに妙に反応してしまう自分が居ました。
ヤバイ、はまったかも?と思った時には時すでに遅し、底なし沼状態。
こうしてミチルさんと同じ道を辿り、遂には昨年暮れに宝塚大劇場遠征。
退団発表を聞いた時のショックたるや・・・
でもあれから半年かけて徐々に自分を飼い慣らしたせいか、今までに録りためたビデオやら書籍のお陰でなんとか退団後の寂しさを紛らわしているところです。
ホント、スカイステージ様様。
過去の映像を時系列に見ていると、今までとがらっとお化粧や話し方などが変わっている時期があって、この時にかなめちゃんの中で何か変化がおきたんだなぁ・・・などと感慨深いものがあります。
続く