このタイトルを見た時、これは洋服の着こなしなどに関するファッションの本だとばかり思っていました。
図書館で予約してた本がやっと届き、読み始めてびっくり。
アメリカ人の女子大生が、フランス留学中に経験した様々なカルチャーショックとそこから学んだシンプルな暮らしを楽しむことの素晴らしさが綴られていたからです。
たとえば服装に関しても、フランス人は自分をよく知っていて(自分に似合う色とかスタイルなど)流行に流されない。
本当に良い物を少しだけ(季節ごとに10着位)持っていれば良いと考えていて、自分なりのスタイルを持っている。
10着といっても、この中には上着・ドレス・アクセサリー類・アンダーシャツ・帽子や手袋などは含まないそう。
自分をどのような人間として印象づけたいかと考え着る服を選ぶことが大切。
服でも家具でも食器でも、自分が大事だと思う物にはお金を掛けるが無駄を嫌い見栄を張らない。
そして一番良い物を日常に使う。とっておきの日のために取っておくようなことはしない。そんな日は多分来ないから・・・
常に身だしなみには気を配る。特に髪や爪。そしてマッサージなど体のメンテナンスも忘れない。
五感をフルに活かして、日常のささやかな事に喜びを見出す。
できるだけ体に良い物を食べ食事を楽しむ。(そのためにはダラダラ間食をしない)
知的な会話を楽しむために本や新聞を読み、ステージやアートに親しむ。
現金で買い物する。(カードでばかり買うと金銭感覚が麻痺する。)
魅力的な人=ミステリアスな雰囲気を漂わせる人になる。そのためには、自分のプライベートなことは喋り過ぎないこと。
家の中を片付ける。→気持ちもすっきりする。
大切なのは「何をするか」ではなく「どのようにするか」である。この言葉は結構ガツンと来ました
う~ん、一つ一つがわかっちゃいるけどできないことばかり。
手はじめに着ない服を捨てることから始めようかな。