マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

芸術の秋

2017年09月05日 | 美術館・展覧会
昨日は新宿高島屋、今日は山種美術館へ行ってきました。
招待券をもらったからなんですけどね。
でもどちらも見応えがあって大満足。

山種の方は上村松園さんの展覧会。
松園さんの描く嫋やかな美しい女性にうっとり。憧れますね〜😍

高島屋は「ひよっこ」のタイトル映像で注目の田中達也さんの作品展。
ユーモア溢れる作品の数々、その着眼点の面白さ斬新さに思わずニヤリ。
一部を除いて撮影可なので皆さん写真撮りまくってたので私もパチリ。








ミュシャ展グッズ

2017年06月04日 | 美術館・展覧会
3月に行った時に買い忘れ後で買えばいいやと思ってたミュシャ展のグッズ、先日国立新美術館に買いに行ったところ、長蛇の列が。美術館に入場する人の列かと思いきやグッズ購入者のレジ待ちの列。なんと1時間待ち。
次の予定が控えてたので断念。
毎日夕方までずっとこの状態が続くけれど、朝イチなら空いてて待たずに買えると教えて貰ったので、昨日行ってきました。
10時前に着いたら既に展覧会は70分待ちの大行列ができてたけどグッズ売り場はお客さんも少なくスイスイでしたよ。明日は最終日なのでどうなるかわかりませんが、朝イチおすすめです。


クリアファイル

ポストカード 一筆箋

マスキングテープ

~ベルばらとともに~

2017年03月17日 | 美術館・展覧会


日本橋高島屋で見てきました。

池田理代子さんの50年に渡る作家生活の軌跡をたどる作品展。

私の大好きなベルばらのコーナーでは原画と共に宝塚で上演されたそれぞれの場面の写真の展示が。

かなめオスカルは、ペガサスの場面とジェローデル(七海ひろき)に結婚を申し込まれる場面の写真でした。

衣装の展示もありここは撮影OKとのことなのでパチリ。



マリーアントワネット


フェルゼン


アンドレ


オスカル


オルフェウスの窓

ビデオ上映の池田理代子さんのインタビューもなかなか見応えありました。マリー・アントワネットやオスカルに込めた思いも・・・初めて知りました。
涼風真世さんのオスカルと天海祐希さんのアンドレの映像も少しだけですが観られますよ。

グッズ売り場も大盛況でした。












ミュシャ展~スラブ叙事詩

2017年03月17日 | 美術館・展覧会
乃木坂の国立新美術館で開催中の「ミュシャ展」を見てきました。


もうね、素晴らしかった~

会場に入った途端に、作品の大きさと凄い眼力で訴えかけてくる民衆たちに目は釘付け。

鳥肌が立ち思わずその場に立ちすくむほど。

色彩もポスター等で観たよりもずっとクリアで美しいのですね。

元々ミュシャの画が大好きな私ですが、正直言って「スラブ叙事詩」の画は暗くて地味でワタシ好みではないなぁ・・と実物を見るまでは思っていましたが・・・

昨夜NHKで放送された多部未華子さんがパリやプラハでミュシャの足跡を辿る番組を見て、初めてミュシャが「スラブ叙事詩」に込めた思いを知りました。

そのせいでミュシャは愛国者であるという理由からナチのゲシュタポに捕らえられ、独房でどんな仕打ちを受けたのかはわかりませんが、体調を崩し7ヶ月後に亡くなったのだそうです。

そういうことを念頭に置いて観たら、見ている内に胸が詰まってうるうる(;_;)してしまいました。

戦のシーンでもミュシャは血生臭い表現を避けたそうですが、虚ろな表情や刺すような鋭い眼差しでで睨みつけるような表情の人々・・・など一般民衆の姿からその惨たらしさを感じることができます。

圧倒的な力強さで迫ってくる凄いスケールの「スラブ叙事詩」、超オススメです。

勿論、サラ・ベルナールをモデルにしたポスターや華やかなパリ時代の絵、美しい蛇のブレスレットや指輪、プラハの市庁舎の壁画の原画等の興味深い展示もあります。

まだ始まったばかりで平日の昼間だというのに結構混雑してました。

写真OKの部屋もあります。











チケット売り場も大行列でした。

草間彌生展もやってるので両方のお客さんがいるせいもあるかもしれないけど・・・

そうそう、宝塚の生徒さんっぽい方もいらしてました。しゅっとして長身でカッコ良かったので勝手にそう思ってるのですが、ちょっと彩風咲奈さん似の可愛らしい方でした。




ガレとドーム展

2016年09月01日 | 美術館・展覧会
日本橋高島屋で始まった「ガレとドーム展」に行ってきました。

初めて見るガレとドームの素晴らしい作品がスラリ。

見応えありました。







特に初期の繊細な作品が素敵でした。

中にはなんじゃこりゃ?・・・みたいなのもあって。楽しめます。

出口には北澤美術館のこんなチラシも。



今年の初めに庭園美術館で観たあの作品もありますね。

アートアクアリウム

2016年08月25日 | 美術館・展覧会
日本橋に行ったついでに今話題のアートアクアリウムに行ってみました。


色んな種類の金魚さんがいっぱい。






























とっても混んでいたので、落ち着いてゆっくり見ることができなかったのが残念。空いててじっくり見られればそれなりに楽しめたと思うけど、友人と「これで1000円は高いよね~」と言いながら帰ってきました。

浴衣姿の若いカップルが多かったな。

国立新美術館~大原美術館展~

2016年02月01日 | 美術館・展覧会
白金台を後にして次に向かったのは、乃木坂の「国立新美術館」。

「はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション」を観に。


チケット


チラシ

遠い昔に一度行ったことがあるのですが、「ぶらぶら美術館博物館」の大原美術館特集を見て以来、また行きたいな~と思っていたところだったのです。なんと!向こうからやってきてくれるなんてラッキー

本当に素晴らしい作品のオンパレード。

エル・グレコの「受胎告知」を始めとしてモネ、ルノワール、佐伯祐三、藤田嗣治、ピカソ、セザンヌ・・・名だたる画家の超有名な作品がズラリ。もう感動

倉敷に行かなくてもこれらが観られるなんて、なんという幸せ。

原田マハさんの「楽園のカンヴァス」に登場するシャヴァンヌの「幻想」も観られます。

そう言えば、丁度2年前の今頃渋谷のBunkamura THE MUSEUMの「シャヴァンヌ展」で同じ絵を観たのを思い出しました。

芸術鑑賞の後は2階のカフェでひと休み。

ヘーゼルナッツのチョコレートケーキ


特別展ケーキセット

美味しかったです

機会があったらもう一度行きたいなぁ・・・

東京都庭園美術館~ガレの庭~

2016年02月01日 | 美術館・展覧会
レトロな洋館をこよなく愛するIさんと目黒にある東京都庭園美術館へ。





ただ今「ガレの庭」展開催中 ガラス好きの我らにピッタリの企画展

今まで観たことのないガレの作品が沢山。どれも素晴らしい。朝香宮邸のインテリアとの相乗効果も。

殆どが北澤美術館、あとは大一美術館とオルセー美術館所蔵のもの。

さすが、素敵と思ったものはオルセーが多かったけど北澤も凄い。

是非、一度行ってみたい。

庭園は工事中で散策できず。


白薔薇ならぬ白椿が美しく咲いていました。




庭園側から見た朝香宮邸  どこから見ても完璧な美

内部の装飾やガレ作品を紹介できないのが心苦しいほど素晴らしかったです。

今回はミュージアムグッズも充実していましたよ。


チラシ

チケット


新印象派展

2015年03月26日 | 美術館・展覧会


上野の東京都美術館に行ってきました。

上野公園の桜は、木によっては満開のもありますが、ほとんどの木は一分咲き程度。

それでも、もう場所取りしてお花見を楽しんでいる方々で賑わってましたよ。

今週末は、さぞ混雑することでしょうね。

さて、新印象派展。

新印象派ってなんだろうと良くわからないまま見に行ったのですが、印象派のモネやルノワールが感覚的だとしたら、科学的手法によって色彩の輝きと効果を高める点描技法を用いた画家たちのことをいうらしいです。

しかしスーラの死後、シニャックやクロスを中心に色彩理論に忠実に従うことをやめ、次第に自由に豊かになっていきます。

スーラの点描画はとても個性的で美しいのですが、誰も彼もスーラを真似て点描をしだすとどれも似たような平面的な絵になって個性も面白味もなくなってきてちょっと飽きたな・・・と思い始める頃にマティス登場。

それまでの小さい点描が1センチ角位のモザイク状になり、フォービズム(野獣派)へと変遷していく過程がよく理解できるような構成。

1センチ角のタイルを敷き詰めたようなモザイク状から始まり、この四角がどんどん大きくなったり、形がデフォルメされたりして、キュビズムとか抽象画とかに移行していくのかしらね。

美術に疎い私は、綺麗、汚い、好き、嫌いで今まで絵画を鑑賞してきたような気がしますが、今回のような色彩表現の軌跡がわかる展覧会もなかなか面白かったです。

その後、過門香で中華ランチして帰ってきました。






ヴァロットン展

2014年08月05日 | 美術館・展覧会


「ヴァロットン展」を観に三菱一号館美術館に行ってきました。

先日「ぶらぶら美術・博物館」を見ていたので、山田五郎さんや学芸員の方の解説を思い出しながら鑑賞。ホントにこの番組は美術館好きには楽しいよね

どこか不安なような不思議な感覚を呼び起こされるような絵画の数々。

作品によって全然違うテイストがあり面白かったです。

二人の男性に挟まれている淑女?の絵・・・何処かで見たような記憶があるのですが思い出せません。

ただ美しいだけじゃない「変なの・・・」とか思った画家の作品って結構あと引くものなんです。ルドンとかね。

展示されている多くの作品はオルセーの所蔵のようです。

マネの「笛を吹く少年」も国立新美術館に来ていますし、オルセーに行かなくても東京で見られるのですからこれは行かないとね



華麗なるジャポニズム展

2014年07月18日 | 美術館・展覧会


世田谷美術館で開催中の「華麗なるジャポニズム展」に行ってきました。



音声ガイドは長谷川博己さん。いいお声ですものね~
でも借りなかったけど・・・



浮世絵と浮世絵から影響を受けた西洋の画家の絵画を並べて展示しているのを観比べて思いましたね、やっぱりオリジナルに優る物なしと。

北斎とか広重とか・・・凄いわ。

そしてゴッホやモネは、単なる模倣じゃなくてすっかり自分のものにしているところがこれまた凄い。

初めて見た着物を着たモネ夫人の肖像画が面白かったです。着物の柄が歌舞伎の紅葉狩りではないかということですが、刀を抜いてすごい形相のサムライのバックプリントって凄いインパクトあります。

モネの睡蓮も2点展示がありましてどちらも私の好きなタイプの睡蓮でした。

点数はそれほど多くありませんが、なかなか興味深い展示でした。

日本人であることをちょっと誇らしく思えましたよ。


バルテュス展

2014年06月10日 | 美術館・展覧会
上野の東京都美術館で開催中の「バルテュス展」に。

少女の絵がやはり眼を引きます。





嵐が丘に感動して描いたという挿絵もありました。ヒースクリーフはバルテュスの自画像に似ていました。


スイスのグランシャレのアトリエを再現した部屋が素敵。窓の外の風景が朝から昼、夜と移ろう様子が。窓からの光を大切にしたバルテュスらしい。

バルテュス愛用の着物(里見浩太朗さんや勝新さんから贈られた物)等の愛用の品、奥様の節子さんやお嬢様との写真など・・・の展示もあり興味深かったです。



ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館 華麗なる貴族コレクション

2014年04月18日 | 美術館・展覧会


渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムに行ってきました。

正直言って行く前は、知らない名前の美術館だし横顔美人のポスターもなんだか地味・・・とあまり期待はしていなかったのですが、見事に裏切られました。

絵画だけでなく西洋の鎧兜などの武具、ガラス器、タペストリーなどの織物などコレクションは多岐に渡っていて、とても楽しめる展覧会でした。



「ヴィーナスの誕生」で有名なボッティチェリの絵画もありました。

この美術館の宝である横顔美人の肖像画は、ポスターで見たのより実物のほうが数倍美しかったです。