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歴史秘話ヒストリア~日本人の夢を作った男 小林一三

2019年04月11日 | 宝塚
小林一三先生、知れば知るほど凄い人だなぁ。何度かドラマ化もされて見るたびに思ったけど改めて天才だなぁと。
宝塚ファンでその名を知らぬ人はいないだろうけど、一般的にはあまり知られていないその名前。

私もかなめさんのファンになるまで知りませんでした。
ミュージカルや映画が大好きで、日比谷界隈は庭のように思っていたにもかかわらず、
それらを(ハードだけじゃなくソフトも含めて)作られたのが小林一三さんだったなんて。
東宝が東京宝塚劇場から来てるということも。

発想の豊かさや実行力、不屈の精神など頭が下がります。
ライスだけのお客さん歓迎なんて普通の人では思いつきませんよね。常に未来を見つめていたんですね。
そして宝塚歌劇団についても。

ミュージカルや演劇のファンで「宝塚なんてお嬢さんの学芸会みたいなもんでしょ」なんていまだに思ってる人がいるみたいだけど、今私たちが素晴らしいエンターテインメントを享受できるのは小林一三さんが礎を築いてくれたからなんだよ。あなたが観ている演目も、この劇場も。

そして高尚な芸術ではなく、大人も子供も楽しめるエンターテインメント性のある作品を低価格でという考えに基づいて宝塚の演目があるんだということを再確認。

その中には名作もあるけど迷作駄作も沢山。今の宝塚に求められるのは良いホンが書ける作家さん。
演者がいくら頑張ってもダメダメな脚本演出では可哀そう。先日見たTVドラマ明智小五郎のように。あそこまで酷いのはなかなか無いけど。宝塚の先生方、頑張って欲しいです。

キャスターの渡邊さんは三度も宝塚を受験したけど・・・と仰るほどの宝塚ファンだそうです。
宙花星雪のショー場面の映像も挟まれてて楽しめました。
きっと再放送があると思うので見てない方はチェックしてみてください。


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