マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

「青空」観てきました

2019年08月13日 | 凰稀かなめ様
三越劇場で朗読劇「青空」を観てきました。

観られて良かったです。見終わった後、心の中に何か温かいものが染み込んでいくような気持ちになりました。

戦争なんて、どんな大義名分を振りかざしてみても所詮人間が選ぶ一番愚かな道なのだということを改めて強く感じさせてくれる舞台でした。

そしてその犠牲になるのはいつも末端にいる弱者、子供や動物達だということも。

大和君にハラハラし柴犬の麦と野良猫の小太郎の微笑ましいバトルに笑い、それぞれを待ち受ける運命を思い涙し…と心が忙しい。朗読劇なのに目の前にありありとその風景が浮かんでくるような躍動感。

モロ師岡さん、語り部のほか何役もされていてその熱の入った演技にあっという間にあの時代へと引き込まれました。

岩谷翔吾さんは声も見た目も純粋な大和少年そのものだったし、

梶原善さんの小太郎、麦との掛け合いの間が素晴らしかったです。二人(いや二匹!)のやり取りでは常に笑いがおきていましたね。

そしてかなめさんの麦。
可愛かった〜💕そして健気。
大和君に呼びかける時の透き通るように可愛らしい声、最初は弱々しかったのに成長するにしたがって逞しくなっていくのが声の表情だけでわかる。
麦は軍用犬になります。の件でグッときました 忠犬麦
後半は涙をボロボロ流しながらの麦にもらい泣き

皆さん、大熱演。

これ以上かくとネタバレになるのでやめておきますが、この時期にこの舞台を観られて本当に良かった。
今日は若い方が結構多かったですが、もっともっと戦争を知らない若い人たちに観て貰いたい作品だと思います。
観た方々はきっと馬鹿な大人やマスコミに踊らされず自分の頭で考えて行動しないとまた愚かな過ちを繰り返すことになるのだと感じたのではないでしょうか。

麦の花言葉は「希望」だそうです。

いつまでも青空が続きますように

そして、やっぱりかなめさんは期待を裏切らないお方。来月の「かなめのカタチ」も楽しみ~


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