アル・カポネ千秋楽

赤坂ACTシアターに行ってきました。



本日は雪組東京公演「アル・カポネ」の千秋楽。もう、最高の舞台でした～

1階のQ列上手寄りの席だったけど、ACTシアターは結構傾斜があるのでとても見やすかった。

開演前の舞台上には大きな樽がゴロゴロ。

大道具などは全部、人力で移動させるのだとカテコで望海さんがスタッフのかたに謝意を述べていましたっけ。

ポスター見た時から、禁酒法時代のギャングの大物「アル・カポネ」は望海さんにピッタリだな～と思っていたのだけれど、期待以上のはまり役でした。

望海さんだからこそ成立した舞台と思えたほど。

イタリアからアメリカに移民して来たアル。その姿が色んな意味で花組から雪組へと異動して来ただいもんと重なります。

クールな外見に熱いパッションを持った男、そして女子供にみせる優しさ。口元を歪めてニヒルに笑うその姿にゾクッ。男の色気ムンムンです。

よく通るいい声で歌も本当にお上手。聴いててとても心地良い。もうちょっと背があれば・・・と思ってたけど、それを補っても余りある才能に溢れただいもんに目は釘付けでした。


エリオットから映画のラストシーンを聞かされた時のアルの何とも言えない嬉しそうな表情が良かったです。グッときました

まるでトップさんになったような堂々たる主演ぶり、見事です。

カテコでの大きな拍手がそれを物語っていましたよね。

何度も何度も繰り返されたカテコ。

（チギさん）恒例？の「絆・絆」の時、「君たち大丈夫だよね」と前の方で観劇していた花組の生徒さん達（10人ぐらいいらしたかな～？）を指さして言ってました。鳳真由さん達「大丈夫で～す！」というように拳を振り上げていました。

月城かなとさんや永久輝せあさんがかっこよかったですね。香綾しずるさんも面白かった。

望海さんは、スーツ姿が似合いますね。しかもくせのある悪役、最高。とってもカッコ良かったです。

単なる二枚目のだいもんなんて私は観たくないから、こんなに素敵な望海風斗が観られて嬉しかったよ。

望海さん、そして原田先生、グラッツェ

この模様は6月3日のタカラヅカニュースで放送されるそうですよ。