今年最初の山登りは、神奈川県南足柄市にある矢倉岳(やぐらだけ)870mに登ることにした。ガイドブックに載っているコースでは、万葉公園からのピストンコースが紹介されていたが、それでは往復2時間半程度の楽な登山になってしまい物足らないことから、1200年前の奈良時代から整備されたと言う足柄古道を含めた矢倉岳周回コースで行くことにした。
まずは、大井松田ICから地蔵堂へと車を走らせた。御殿場ICからも行けるのだが道が細く時間がかかりそうだったので、運転が楽な東側ルートから行くことにしたのだ。
地蔵堂は六縁山誓広寺(ろくえんざんせいこうじ)と言い足柄地蔵尊を祀り、敷地内には数多くの石仏群も見られる。地蔵堂を少し下ったところに駐車場があり、そこに車をとめた。駐車場には、数台程度しか車は止まっておらず余裕であった。天気が良く、風がなくて温かい朝となり、絶好のハイキング日和となった。

地蔵堂のバス停の先には、これから登る矢倉岳がくっきり見えていた。矢倉岳は、金太郎伝説で知られる金時山(1,213m)の北側に位置し、おにぎりを立てたような特徴的な山容をしている。足柄平野から足柄山地の山々を眺めた際にひときわ目立つ山である。

まずは、地蔵堂から足柄古道を歩く予定であったが、すぐ先に「夕日の滝 」があると知り、少し寄り道をしていくことにした。夕日の滝へ行く途中で、民家の前にイノシシの皮が吊り下げられていたのでびっくりした。

皮の手前に看板があり、読んでみるとイノシシの鬣を身に着けると金運や幸運が舞い込んでくると書いてあった。そして缶の中に何本かの鬣が入れてあり1本貰うことにした。金運が舞い込んでくることを期待して、財布に仕舞いこんだのである。

さらに先に進むと、「夕日の滝 」に到着する。この滝は、酒匂川の上流内川にかかる落差23m、幅5mの滝で金太郎が産湯をつかった滝と伝えられている。夕日の滝の名称は、夕日に映える美しさから名づけられたとか、毎年1月半ばに夕日が滝口に沈むところからつけられたとも言われているそうだ。夕日に映える時を見ることはできなかったが、写真をみるとそれは見事な美しさらしい。

「夕日の滝 」から少し戻り、目的の足柄古道に入っていく。

足柄古道は鎌倉時代になって箱根道が開かれるまで、当時の幹線道路であったそうで、かなり歴史ある道らしい。車道の隣にある遊歩道のような道を歩き、矢倉沢方面に向かう。

木々の間から、矢倉岳の姿がよく見える。

これは、源頼朝が月を見るために邪魔だった松の木の枝を折り曲げてしまい、ひじを曲げたようになってしまったという「ひじ松」。

真っ白く霜が降りた古道。

さらに古道を進む。

足柄古道入口のバス停。ここから一旦舗装道路を歩く。

再び、古道に入り茶畑の中を進む。

イノシシ除けのフェンスを開けて、古道を進む。

展望が開け、見晴らしがいい道を進む。

矢倉沢の公民館前に到着する。ここには駐車場とトイレがあり、ここから矢倉岳に登る人も多いようだ。

前田橋を渡る。

矢倉岳ハイキングコースと壁に書かれた家の前を左折する。

ジグザグに道を上がっていくと、再びイノシシ除けのフェンスがあり、そこを開いて登山道に入っていく。

本格的な山道に入る。

スギ林の中をひたすらジグザグに登る。結構きついのぼりが続き息が上がる。

霜柱が立派に成長している。

見晴らしがいい場所からは、相模湾や江の島などが見えた。

尾根道から、再び急坂となり赤松が混じる道となる。

雪が残った登山道の先に人影が見えてきた。もう少しで山頂のようだ。

「2013矢倉岳と足柄古道を歩く(後半)」に続く。
まずは、大井松田ICから地蔵堂へと車を走らせた。御殿場ICからも行けるのだが道が細く時間がかかりそうだったので、運転が楽な東側ルートから行くことにしたのだ。
地蔵堂は六縁山誓広寺(ろくえんざんせいこうじ)と言い足柄地蔵尊を祀り、敷地内には数多くの石仏群も見られる。地蔵堂を少し下ったところに駐車場があり、そこに車をとめた。駐車場には、数台程度しか車は止まっておらず余裕であった。天気が良く、風がなくて温かい朝となり、絶好のハイキング日和となった。

地蔵堂のバス停の先には、これから登る矢倉岳がくっきり見えていた。矢倉岳は、金太郎伝説で知られる金時山(1,213m)の北側に位置し、おにぎりを立てたような特徴的な山容をしている。足柄平野から足柄山地の山々を眺めた際にひときわ目立つ山である。

まずは、地蔵堂から足柄古道を歩く予定であったが、すぐ先に「夕日の滝 」があると知り、少し寄り道をしていくことにした。夕日の滝へ行く途中で、民家の前にイノシシの皮が吊り下げられていたのでびっくりした。

皮の手前に看板があり、読んでみるとイノシシの鬣を身に着けると金運や幸運が舞い込んでくると書いてあった。そして缶の中に何本かの鬣が入れてあり1本貰うことにした。金運が舞い込んでくることを期待して、財布に仕舞いこんだのである。

さらに先に進むと、「夕日の滝 」に到着する。この滝は、酒匂川の上流内川にかかる落差23m、幅5mの滝で金太郎が産湯をつかった滝と伝えられている。夕日の滝の名称は、夕日に映える美しさから名づけられたとか、毎年1月半ばに夕日が滝口に沈むところからつけられたとも言われているそうだ。夕日に映える時を見ることはできなかったが、写真をみるとそれは見事な美しさらしい。

「夕日の滝 」から少し戻り、目的の足柄古道に入っていく。

足柄古道は鎌倉時代になって箱根道が開かれるまで、当時の幹線道路であったそうで、かなり歴史ある道らしい。車道の隣にある遊歩道のような道を歩き、矢倉沢方面に向かう。

木々の間から、矢倉岳の姿がよく見える。

これは、源頼朝が月を見るために邪魔だった松の木の枝を折り曲げてしまい、ひじを曲げたようになってしまったという「ひじ松」。

真っ白く霜が降りた古道。

さらに古道を進む。

足柄古道入口のバス停。ここから一旦舗装道路を歩く。

再び、古道に入り茶畑の中を進む。

イノシシ除けのフェンスを開けて、古道を進む。

展望が開け、見晴らしがいい道を進む。

矢倉沢の公民館前に到着する。ここには駐車場とトイレがあり、ここから矢倉岳に登る人も多いようだ。

前田橋を渡る。

矢倉岳ハイキングコースと壁に書かれた家の前を左折する。

ジグザグに道を上がっていくと、再びイノシシ除けのフェンスがあり、そこを開いて登山道に入っていく。

本格的な山道に入る。

スギ林の中をひたすらジグザグに登る。結構きついのぼりが続き息が上がる。

霜柱が立派に成長している。

見晴らしがいい場所からは、相模湾や江の島などが見えた。

尾根道から、再び急坂となり赤松が混じる道となる。

雪が残った登山道の先に人影が見えてきた。もう少しで山頂のようだ。

「2013矢倉岳と足柄古道を歩く(後半)」に続く。