とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

注目のIGZO液晶は省電力

2013-07-06 22:07:49 | グッズ
シャープが世界で初めて量産化に成功したIGZO結晶が、なかなかいいらしい。IGZOとは、酸化物半導体のことで、インジウム(In)、ガリウム(Ga)、亜鉛(Zn)、酸素(O)によって構成され、それらの頭文字をとって「IGZO」と名付けられている。このIGZO液晶の最大の利点は、美しい画面表示や繊細なタッチ感度を実現しながらも、省電力性に優れていることだという。特に、静止画表示中にCPUの動作を抑制する「液晶アイドリングストップ」に対応し、従来の液晶よりも電力消費を少なくできるというのが凄い。

今一番、スマホに求められる機能は省電力と大容量のバッテリーである。とにかく、バッテリーの減りが早く、今や毎日充電しなければ、埒があかない。予備バッテリーを常時持つことや、移動中の車のシガライターから充電できるケーブルが必需品である。これだけバッテリー切れに対処していても、バッテリー上がりになることはよくある。せめて、2日、できれば3日くらいはもってほしいと思っているが、なかかなそんなスマホがなかった。

このIGZO結晶を搭載したシャープのAQUOS PHONEシリーズが、他のスマホよりはバッテリーのもちが抜きんでているようだ。現在ドコモから出ているAQUOS PHONEは2日程度もつようであるが、この夏に出るauのAQUOS PHONEでは、さらにその上を行く長寿命のバッテリーになるようだ。バッテリー容量は3080mAhと大容量であり、これだけの大容量のバッテリーは他にはない。省電力のIGZO結晶と大容量のバッテリーが組み合わさることにより、日経トレンディの調査結果によれば5日以上もったそうだ。

ただ、かなりヘビーに使うスマホユーザーの場合には、それでも足らないという声もあるようだ。たしかにTwitter、Facebook、LINEといったソーシャルメディアを四六時中使いだすと、いくらバッテリーがあっても足らなくなるだろう。まあ、そこまでスマホに依存しすぎているのもどうかと思うし、適度な使用条件で使って5日以上もつなら大歓迎である。今後スマホを替えるなら、省電力で大容量のバッテリーを持ったものを最優先に考えたほうがよさそうだ。