法師温泉から20分ほどで、平標山登山口駐車場に到着する。国道17号線沿いにあり、100台くらいは停められそうな大きな駐車場だ。駐車料金は1日500円で、トイレも完備している。13:10。クマ出没の注意看板前で、登山開始前の集合写真を撮る。
すぐに、平元新道と松手山方面の分岐があり、平元新道方向に入る。
しばらくは、鬱蒼とした樹林帯を歩く。
沢も流れており、涼しげな道だ。
30分ほどで林道に入り、しばらく広い道を歩く。この林道は、関係者のみの使用となっており一般車両は入ることができない。車止めのゲートの横から登山道に入る。
14:23。いよいよ、ここから平元新道となり、ブナやミズナラなどの広葉樹林の斜面が始まる。
登山道脇には、冷たい湧き水が流れていた。
陽が当たらないジメジメした斜面で、お馴染みギンリョウソウを見つける。別名ユウレイタケというだけあって、不気味な形をしている。
オオナルコユリ。茎は少し横に傾き、葉は細長くササの形をしている。葉腋から花柄を出し、その先が3~5本に分かれて、緑白色の花が3~8個垂れ下がって開く様子が、米を食べに来た鳥を追い散らすのに用いられていた「鳴子」に似ていたことから、ナルコユリ(鳴子百合)と名付けられたそうだ。
視界が開けたところから、山並みが少し見えてきた。曇り空だが、何とか雨に降られずに行けそうだった。
15:32。平標山の家が見えてきた。手前にはニッコウキスゲが咲いている。この時期は、ニッコウキスゲの群落が見事だと聞いていたので、大いに期待が高まった。
早速、小屋で宿泊受付を行う。この日は、2時間半ほどの歩行で行動は終了だ。あとは、のんびり山の展望を楽しむ。小屋裏のベンチからは、平標山、仙ノ倉山が展望できる。
これは、仙ノ倉山だが、最高点のピークは残念ながら見えない。雪渓が少し残っている。
仙ノ倉山から左手に目を移せば、平標山のおだやかな山容が見える。
雄大な山並みをバックに、ビールやワインを飲みながら山談義が弾む。こういった場所で飲むビールはひときわ美味しいものだ。
17:50。早めの夕食となった。この日の宿泊者は、15名ほどで寝るスペースも十分余裕がある。小屋到着後、いろいろ飲んだり食べたりしていたが、夕食もしっかり頂く。小屋番のお兄ちゃんが炊いたご飯は実にうまい。おかずや味噌汁も山菜がふんだんに使われ、山小屋らしい食事を満喫した。
夕食後、腹ごなしに周辺を散歩する。残念ながら夕日はよく見えなかった。展望台横で、N山さんと一緒に翌日の天気が良くなることを期待して鐘を鳴らしてみた。なんとか青空が出てほしいものだ。
やがて日が暮れ、20時で消灯となる。歩行時間は短かったが、前日からあまり寝てないので、みんなすぐに寝付いてしまったようだ。こんな早い時間に寝るのは久しぶりである。
参考:1日目のコース。
2013平標山・仙ノ倉山登山「登山2日目」に続く。
すぐに、平元新道と松手山方面の分岐があり、平元新道方向に入る。
しばらくは、鬱蒼とした樹林帯を歩く。
沢も流れており、涼しげな道だ。
30分ほどで林道に入り、しばらく広い道を歩く。この林道は、関係者のみの使用となっており一般車両は入ることができない。車止めのゲートの横から登山道に入る。
14:23。いよいよ、ここから平元新道となり、ブナやミズナラなどの広葉樹林の斜面が始まる。
登山道脇には、冷たい湧き水が流れていた。
陽が当たらないジメジメした斜面で、お馴染みギンリョウソウを見つける。別名ユウレイタケというだけあって、不気味な形をしている。
オオナルコユリ。茎は少し横に傾き、葉は細長くササの形をしている。葉腋から花柄を出し、その先が3~5本に分かれて、緑白色の花が3~8個垂れ下がって開く様子が、米を食べに来た鳥を追い散らすのに用いられていた「鳴子」に似ていたことから、ナルコユリ(鳴子百合)と名付けられたそうだ。
視界が開けたところから、山並みが少し見えてきた。曇り空だが、何とか雨に降られずに行けそうだった。
15:32。平標山の家が見えてきた。手前にはニッコウキスゲが咲いている。この時期は、ニッコウキスゲの群落が見事だと聞いていたので、大いに期待が高まった。
早速、小屋で宿泊受付を行う。この日は、2時間半ほどの歩行で行動は終了だ。あとは、のんびり山の展望を楽しむ。小屋裏のベンチからは、平標山、仙ノ倉山が展望できる。
これは、仙ノ倉山だが、最高点のピークは残念ながら見えない。雪渓が少し残っている。
仙ノ倉山から左手に目を移せば、平標山のおだやかな山容が見える。
雄大な山並みをバックに、ビールやワインを飲みながら山談義が弾む。こういった場所で飲むビールはひときわ美味しいものだ。
17:50。早めの夕食となった。この日の宿泊者は、15名ほどで寝るスペースも十分余裕がある。小屋到着後、いろいろ飲んだり食べたりしていたが、夕食もしっかり頂く。小屋番のお兄ちゃんが炊いたご飯は実にうまい。おかずや味噌汁も山菜がふんだんに使われ、山小屋らしい食事を満喫した。
夕食後、腹ごなしに周辺を散歩する。残念ながら夕日はよく見えなかった。展望台横で、N山さんと一緒に翌日の天気が良くなることを期待して鐘を鳴らしてみた。なんとか青空が出てほしいものだ。
やがて日が暮れ、20時で消灯となる。歩行時間は短かったが、前日からあまり寝てないので、みんなすぐに寝付いてしまったようだ。こんな早い時間に寝るのは久しぶりである。
参考:1日目のコース。
2013平標山・仙ノ倉山登山「登山2日目」に続く。