5月になって最初の登山をする。今回は、愛知県の奥三河にある岩古谷山をピストン後、平山明神山、大鈴山、鹿島山の三山を縦走した。奥三河というと比較的手軽でおとなしい感じの山が多いなか、この四山は奥三河の概念を覆す超弩級コースと言われている。ガイドブックなどを見て、これは面白そうだと思っていたが、その期待を裏切ることなく、本当に超弩級のコースだった。
今回は、浜松から私だけ、豊橋から4名が参加という事で、私一人で自宅を午前6時10分頃出発する。先日、新東名が開通したこともあり、新東名から引佐JCT、三遠南信道を経由して設楽町の和市登山口に向かう。1時間40~50分くらいかかる予想でいたのだが、高速道路の威力は凄い。なんと1時間少々で、登山口に到着してしまう。豊橋組とは8時の待ち合わせだったが、早すぎた。トイレに行きたくなったので、設楽町の街中に出向く。何とかトイレを済ませて、再び登山口に戻ると仲間も到着していた。
7:55に駐車場から、岩古谷山への登山口に入る。降水確率0%ということで、風がなく穏やかな天気で、絶好の登山日和となっていた。
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十三曲がりという13箇所の折り返しが続く急な山道をあるく。十三曲がりが終わると、堤石峠に到着する。ここまでで、ほぼ30分程度かかった。ここが岩古谷山と平山明神山への分岐だ。岩古谷山へはピストンになるので、荷物を置いて身軽な格好で向かう。
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急登や梯子場を何回か登り降りする。途中には、ほぼ90度にそびえたつ岩古谷山の絶壁が見えてくる。さらに、岩壁に沿うように設けられた鉄ハシゴや木階段をジグザグに進むと、木階段の途中からの眺めに平山明神山の姿がどっしりとして見える。
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8時44分、岩古谷山山頂休憩所に到着する。ここからも平山明神山の姿がよく見える。
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5分ほど行った所が799mの山頂だ。突出した岩からは鹿島山、平山明神山、明神山、宇連山等の素晴らしい山岳美が満喫できる。また、岩から下を覗くと、きれいに耕作された棚田と集落が見える。
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再び急な階段を下り、20分ほどで堤石峠に戻る。
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堤石峠から平山明神山へ通じる縦走路に入って行く。岩古谷山へのルートは東海自然歩道であるため、険しい道だがそれなりに整備されている。しかし、平山明神山へのルートは、一般向けのルートではなく、整備された登山道とは一味も二味も違うのである。両手両足を目一杯使わないと進めないコースだ。とにかく上り下りとも急という言葉をつけても足らないくらいの踏み跡が続く。
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やがて、平山明神山と大鈴山を結ぶ稜線に達する。とにかくハードなコースの連続でお腹が空いてきた。ここで、急遽参加できなくなったK子さんの差し入れの手作りパウンドケーキを頂く。
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そして、今回の核心部である小明神と呼ばれる岩稜帯に入っていく。岩稜帯からは、茶臼山がよく見えていた。
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岩稜帯は、両側が垂直に切れ落ち、足を踏み外せば真っ逆さまに転落してしまう怖い場所だ。みんな恐々岩稜帯を進む。このような場所は、山によっては蟻の戸渡りとか馬の背と呼ばれることが多い。
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一旦下ると、こんな大きな木の根がある場所を通過する。
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ヒメイワカガミが咲いている。
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程なく平山明神山970mの山頂に到着する。到着時間は11時くらいで、歩き出して3時間で到着したことになる。ただ、残念ながら展望はなく証拠写真だけ撮って、先に進むことにした。
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奥三河の岩古谷山と超弩級三山縦走コースを歩く「後半」に続く。
今回は、浜松から私だけ、豊橋から4名が参加という事で、私一人で自宅を午前6時10分頃出発する。先日、新東名が開通したこともあり、新東名から引佐JCT、三遠南信道を経由して設楽町の和市登山口に向かう。1時間40~50分くらいかかる予想でいたのだが、高速道路の威力は凄い。なんと1時間少々で、登山口に到着してしまう。豊橋組とは8時の待ち合わせだったが、早すぎた。トイレに行きたくなったので、設楽町の街中に出向く。何とかトイレを済ませて、再び登山口に戻ると仲間も到着していた。
7:55に駐車場から、岩古谷山への登山口に入る。降水確率0%ということで、風がなく穏やかな天気で、絶好の登山日和となっていた。
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十三曲がりという13箇所の折り返しが続く急な山道をあるく。十三曲がりが終わると、堤石峠に到着する。ここまでで、ほぼ30分程度かかった。ここが岩古谷山と平山明神山への分岐だ。岩古谷山へはピストンになるので、荷物を置いて身軽な格好で向かう。
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急登や梯子場を何回か登り降りする。途中には、ほぼ90度にそびえたつ岩古谷山の絶壁が見えてくる。さらに、岩壁に沿うように設けられた鉄ハシゴや木階段をジグザグに進むと、木階段の途中からの眺めに平山明神山の姿がどっしりとして見える。
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8時44分、岩古谷山山頂休憩所に到着する。ここからも平山明神山の姿がよく見える。
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5分ほど行った所が799mの山頂だ。突出した岩からは鹿島山、平山明神山、明神山、宇連山等の素晴らしい山岳美が満喫できる。また、岩から下を覗くと、きれいに耕作された棚田と集落が見える。
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再び急な階段を下り、20分ほどで堤石峠に戻る。
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堤石峠から平山明神山へ通じる縦走路に入って行く。岩古谷山へのルートは東海自然歩道であるため、険しい道だがそれなりに整備されている。しかし、平山明神山へのルートは、一般向けのルートではなく、整備された登山道とは一味も二味も違うのである。両手両足を目一杯使わないと進めないコースだ。とにかく上り下りとも急という言葉をつけても足らないくらいの踏み跡が続く。
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やがて、平山明神山と大鈴山を結ぶ稜線に達する。とにかくハードなコースの連続でお腹が空いてきた。ここで、急遽参加できなくなったK子さんの差し入れの手作りパウンドケーキを頂く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/20/da6102661ff8f5c383a1404ebb3c6cca.jpg)
そして、今回の核心部である小明神と呼ばれる岩稜帯に入っていく。岩稜帯からは、茶臼山がよく見えていた。
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岩稜帯は、両側が垂直に切れ落ち、足を踏み外せば真っ逆さまに転落してしまう怖い場所だ。みんな恐々岩稜帯を進む。このような場所は、山によっては蟻の戸渡りとか馬の背と呼ばれることが多い。
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一旦下ると、こんな大きな木の根がある場所を通過する。
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ヒメイワカガミが咲いている。
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程なく平山明神山970mの山頂に到着する。到着時間は11時くらいで、歩き出して3時間で到着したことになる。ただ、残念ながら展望はなく証拠写真だけ撮って、先に進むことにした。
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奥三河の岩古谷山と超弩級三山縦走コースを歩く「後半」に続く。
よっぴーさんから聞いてますよ。
あの怖い階段が凍ってなかったのかな?
よく行きましたね!
平山明神山には十三曲がりから岩古谷山と反対の方向に登ります。
しかし、後半に書いたように単独行は止めてください。
kazukawaさんのようなベテランと行く山です。
くれぐれも注意してくださいよ。