とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

デジブックをDVDにした

2012-07-11 22:42:06 | デジブック


このブログでは、時々デジブックに投稿した写真を公開している。
いちおう、パソコンの画面ではフルスクリーンで写真を見ることができるが、
いろんな場所でもっとたくさんの人に見てもらおうとするとDVDのほうがいい。
パソコンとプロジェクターを繋げば、大画面で見ることができるが機材が何処にでもあるとは限らない。
やはり、大画面テレビとDVDプレーヤーを繋いで見るほうが、一般的だ。

そこで、試しに5月に行った小笠原ネイチャーマラニックのデジブックをDVDに作成してもらった。
多少お金がかかったが、参加したメンバーで秋に同走会をやることが決まったので
その時に持参して、みんなに見てもらおうと思っている。

WOWOW連続ドラマW「マグマ」

2012-07-10 22:47:43 | ドラマ


《解説》 WOWOWより
3.11東日本大震災以降、日本のエネルギーのあり方は変貌した。以降、大きな期待とともに注目されているのが“自然エネルギー”。中でも地球の中心にあるマグマの熱を利用する 「地熱発電」は、安全性が高く二酸化炭素の排出も少ない。日本は地熱資源量世界第3位にも関わらず、充分に活用できていないのが現状だ。そんな地熱発電は、今後のエネルギー問題を大きく解決しうるひとつの手段として期待が寄せられている。未来を担うエネルギーを開発しようと地熱発電に魂を懸ける人々を軸に、彼らの情熱に打たれ葛藤する外資系ファンドのエリート女性社員、さらには権益を狙うファンド社長や政治家らのスリリングな人間模様を描いたのが、連続ドラマW「マグマ」だ。原作は「ハゲタカ」を大ヒットさせた真山仁。主演には、NHK連続テレビ小説「カーネーション」の好演が話題となったばかりの尾野真千子を迎える。停滞する日本の中、未来への夢に挑む人々の熱い思いが湧き上がる!

《あらすじ》 WOWOWより
外資系ファンドに勤める妙子(尾野真千子)は、社長の待田(津田寛治)に、買収したばかりの不振企業の再建を任される。その企業は、地熱エネルギーを供給・開発している「日本地熱開発」という地方の小さな会社だった。左遷ではないかと不満に思いながらも、事業を立て直すべく乗り込んだ妙子は、現社長の安藤(谷原章介)に経営状況を厳しく追及。社員リストラと赤字部門閉鎖による合理化を発表し、長年研究に命を燃やしてきた所長の御室(長塚京三)らの猛反発を受ける。収益性を確保し、企業を立て直すという信念のもと突き進む妙子。しかしやがて「日本の未来を担うエネルギーを開発する」という御室らの思いと、地熱発電の可能性を知るにつれ、自分の果たす役割を見つめ直すようになる。そんな中、日本地熱開発の前には、利権を狙うやり手政治家の龍崎(石黒賢)や、原子力発電を推進する大学教授・宇田川(大杉漣)らが立ちふさがる。


毎回良質な作品を放送しているWOWOWの連続ドラマシリーズの「マグマ」が先日最終回を迎えた。原作は、既に2006年に出版されているという事で、まさに時代の先端を行っていた作品であり、今回のドラマ化は、まさにピッタリのタイムリーな作品となった。プロデューサーは「東日本大震災後、電気はあって当たり前のものではなくなった。どのエネルギーを選ぶのか、視聴者に選択肢を広げて欲しいという思いでつくった」という。リアリティーを重視する上で、震災前に書かれた原作を、現状に合わせて書き直した部分もあったという。ドラマ中では、原子力発電を推進する大学教授がやけに嫌なイメージに描かれていたり、原発再稼動に疑問を呈するような台詞が出てきたりして、ここまでやっていいのと思うくらいの演出だった。もちろん、これを批判するつもりはない。地上波放送では、スポンサーのご意向で内容が捻じ曲げられるドラマが多い中、さすがWOWOWは違うぞと思わせる意欲的な作品に仕上がっていたと思う。

このドラマを見て、改めて日本のエネルギーをどうやって確保したらいいかというテーマを真剣に考えなくてはならないと思った。火力、水力、原子力を中心とした現状の発電以外に、太陽光や風力、地熱といった自然エネルギーがどれぐらい代替できるか大いに議論、研究を進めていかなければならない。このドラマでは地熱発電が取り上げられ、いままで日の目を見なかった古くて新しいエネルギーを見直す機会になったともいえる。

いまの所、再生可能エネルギーとしては太陽光や風力が脚光を浴びているが、火山大国日本は地熱資源量で世界三位であるという。この地熱という隠れたエネルギーは、高い安全性を誇り、環境にも優しく実用化されれば最も安定した電力を得ることが出来るという事も初めて知った。それなのに、何故今まで地熱発電が普及しなかったかというと「電力会社が原発という神の火を手に入れ、後戻りできなくなったこと」そして「有力な地熱エリアが国立公園内にあることと温泉街との利害関係という二つの大きな障害が大型地熱発電所建設を阻んでいる」と原作では解説している。結局は「環境省、温泉組合、電力会社」が地熱発電を阻害している三悪であるというのである。ドラマでは、こういった諸々の問題を乗り越え、高温岩体発電という世界初の地熱発電の方法でタービンを回すことが出来たところで終わる。恋愛みたいな話は一切なくリアルで社会性のある骨太なドラマであった。

主演はNHKテレビ小説「カーネーション」の尾野真千子。最近いろんなドラマで見かけるようになったが、このドラマでは地熱発電に夢をかける技術者の熱意にうたれ会社を立て直そうとする熱き女性社長を演じている。キャリアがある女優さんだけに、感情を抑えたいい演技であった。その他の出演者も、WOWOWではお馴染みの長塚京三、石黒賢、大杉漣などの個性的な俳優が揃っている。また、他のドラマでは気障な役が多い谷原章介が、やけに真面目でカッコいい青年実業家で登場しているのも注目だ。そして、ちょい役だがこれまたWOWOWではお馴染みの上川隆也が友情出演しているのも面白い。まったく美味しい役で、ほんの数カットの登場であった。

おまけとして、通常の地熱発電と高温岩体発電の違いをWOWOWのHPから転載する。これで、地熱発電とはどんなものかがわかるであろう。



水力発電は、水が流れる落差で、水車と繋がっている発電機を回す。火力や原発は、水を蒸気にして、その勢いでタービンと繋がっている発電機を回す。つまり、水を沸騰させるコンロの役割をするのが火力なのか原子力なのかという違い。
地熱発電の場合は、地球の中にある天然のコンロ(=マグマ)を使う。地下にはマグマによって高温になった地下水が溜まっている。そこに、深い井戸を掘ってパイプを通してやると、地下から熱水が噴き上がって、地表に出た時には蒸気になる。地熱発電は、その水蒸気でタービンを回して電気を起こす。
ドラマの中に登場する高温岩体発電は、地熱発電の発電方式のひとつ。地上から水を勢いよく流し込み、その水圧によって高温の岩盤に亀裂を入れて人工的な水溜りをつくる。その水溜りがマグマに熱せられて熱水になる。
例えると、マグマが火で、岩盤がフライパンのようなイメージだ。その熱いフライパンに水を入れると蒸気があがって、タービンを回すことができる。化石燃料を一切使わないからCO2の排出もほぼゼロ。天候にも左右されず24時間365日安定供給できる。しかも、日本は世界第三位の地熱資源国で、原発約20基分にあたる資源量が眠っているといわれている。




映画『アメイジング・スパイダーマン』

2012-07-09 20:56:49 | 映画
映画『アメイジング・スパイダーマン』予告編


解説 (goo映画より)
アメコミから生まれた「スパイダーマン」シリーズの新章となる第1弾。主人公ピーター・パーカーの知られざるもうひとつの一面が3D映像で語られる。監督は「(500)日のサマー」のマーク・ウェブ。出演は「アイム・ヒア」のアンドリュー・ガーフィールド、「ヘルプ 心がつなぐストーリー」のエマ・ストーン、「ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ」のリース・イーヴァンズ、「ラブ・ソングができるまで」のキャンベル・スコット。

あらすじ(goo映画より)
13年前に父リチャード(キャンベル・スコット)と母メアリー(エンベス・デイヴィッツ)が失踪して以来、伯父夫婦であるベン(マーティン・シーン)とメイ(サリー・フィールド)に育てられてきた高校生のピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)。彼は、ニューヨーク市警警部キャプテン・ステイシー(デニス・リアリー)の娘で、同級生のグウェン・ステイシー(エマ・ストーン)を密かに慕っていた。そんなある日、ピーターは自宅で父親の残していった鞄を見つける。中には、父の親友であった生物学者カート・コナーズ博士(リース・イーヴァンズ)と父の関わりを記したメモが入っていた。父のことを知ろうと、ピーターはオズコープ社で遺伝子を研究するコナーズ博士を訪ねるが、そこで遺伝子操作の実験中の蜘蛛に噛まれてしまう。その翌日、ピーターの体内で大きな異変が起こり始める……。


なかなか映画を見に行く時がなかったが、久しぶりに見に行くことができた。今回見たのは、話題の『アメイジング・スパイダーマン』である。スパイダーマンといったら、過去3部作が作られており、第4作目なのかと思っていたが、今回は、過去の作品とはまったく繋がりがなく、新たに最初から作り直した映画だという。過去の3作はサム・ライミ監督で、主人公のピーター・パーカー役はトビー・マグワイアであったが、第4作目の計画が持ち上がったとき、サム・ライミ監督が降板してしまい、白紙になったようである。

ソニーは新監督としてマーク・ウェブを迎えてシリーズをリブートし、ピーター・パーカー役のアンドリュー・ガーフィールド、グウェン・ステーシー役のエマ・ストーン、リザード役のリス・エヴァンスを新キャストとして製作している。リブート版では高校時代のピーター・パーカーが描かれ、前作の恋人のMJは登場せず、別の恋人グウェン・ステーシーが登場する。3Dで撮影されており、壁に張り付き、ニューヨークの摩天楼を蜘蛛の糸を噴射しながら縦横無尽に飛び回るスパイダーマンの映像は、迫力がある。前作でも、その映像効果に感心したが、3Dになってさらにパワーアップしたともいえる。

内容的には、前作とそれほど変わってはいない。多少設定の違いがあるものの、基本的には、スパイダーマンは遺伝子操作された蜘蛛に噛まれてしまい、蜘蛛の能力を身に付けたことになっている。まあアメコミだから、かなり突拍子もない理屈でヒーローが出来てしまうわけである。スパイダーマンはコスチュームで変装するだけで、体は人間のままだが、悪役のコナーズ博士は、体までトカゲに変身してしまう。これは、強力な遺伝子操作の注射をしすぎたためなのだろうか?それでも、事が終わると人間の姿に戻っているのが不思議だ。この辺りは、深く突っ込まない方がいいのかもしれない。

前作と違う点をあげるとなると、アクションだけでなく、ピーターが葛藤しながら自分探しをして成長していく姿と、グウェンとのロマンスに力が置かれ、ちょっとした青春映画ふうに仕上げられている。ピーターのアンドリュー・ガーフィールドは、なかなかのイケメンであり、恋人のグウェン・ステイシーのエマ・ストーンはとってもキュートで可愛い。映画では、ずっとグウェンの顔ばかり見ていたような気がする。

過去のスパイダーマンも好きな映画だったが、今回新たにリブートされたアメイジング・スパイダーマンもいい作品に仕上がっていたと思う。グウェンの父親が亡くなる間際に、ピーターがスパイダーマンであることを知って、娘ともう付き合わないで欲しいと約束させられてしまう。ああ、これで二人のロマンスは終わってしまうのかと思ったが、ピーターは忘れることもたまにはあるさと、しっかりグウェンと会ってしまう辺りが、最近の若者の感性なのか。これでなければ、次回作に繋がっていかない。監督も都合よく作ったものである。既に、三部作となることが決まっているらしい。

最高のレインウエア「エバーブレス®フォトン」

2012-07-08 00:13:54 | グッズ


山用のレインウエアが、大分古くなり防水性も落ちてきたようなので、そろそろ買い換えようと思って山用品専門店に行ってきた。最初は、いつものようにゴアテックスの雨具のコーナーに行っていろいろサイズや色を見て、これがいいと思うものをカゴにいれて店内を歩き回っていた。すると、反対のコーナーの方にもレインウエアが展示してあり、何処のメーカーなのかなと思いながら触ってみた。

メーカーは、finetrackとなっていた。初めて聞く名前だ。どんな会社なのか調べてみると、日本の会社だが、創業が2004年とまだ10年も経ってない若い会社である。創業者は、国内屈指のアウトドアメーカーでの経験を経て「どこにもないまったく新しいモノを」という思いで、住宅地の一軒家から会社をスタートさせた。アウトドアスポーツの造詣が深く、同時に繊維のプロでもある創業者は、自身の経験からフィールドで陥る可能性のある危機的状況、そしてそれを回避するための道具にはどのような機能が必要かを知っていた。「自分のアイデアで納得するものを創りたい」ということで、「遊び手が創り手であること」「誰の真似でもない、全く新しいモノを素材から創る」「アウトドア中心の働き方」「モノ+遊び方を提案」というコンセプトのもとに画期的な製品を作り出してきている会社であったのだ。

さて、このfinetrackの「エバーブレス®フォトン」というレインウエアに最初触った感想だが、とにかく肌触りがいい。ゴアテックスのレインウエアのようなゴワゴワ感がないのである。そして、超軽量である。直ぐに、これは今までのレインウエアとはまったく違うものだというのがわかった。ただ、お値段を見てビックリ。税込み43050円也。高い!!。でも、最初に選んだのは38000円くらいだったので、無理して買ってもいいかなと迷っていた。

最後の決め手は、店員さんの説明だった。まず、エバーブレスという素材はまったく新しいオリジナルで防水透湿性は抜群だという。また、劣化スピードが非常に遅く長く性能を維持できるらしい。そしてなおかつ、軽くて伸びる素材なのである。体形にもピッタリフィットして、着た感じもカッコいい。トレラン用のレインウエアとしてもオススメの製品のようである。

そのほかの性能では、脇の下にファスナーがあり、そこを開けると空気を取り込んでベンチレーションになる。フード部分には、音の聞こえがいいように音抜き穴が付いている。また、パンツは腿の上まで開くファスナーが付いていて、かさばる登山靴を履いたまま履くことができる。いろいろ使う人のことを考えた設計になっているようだ。

こんな説明を聞いたら、もう買うしかない。もう他のレインウエアには興味がなくなってしまった。幸い、キャンペーン中ということで一割引にしてくれたので、ちょっと助かった。これを着たら、雨の日でも楽しく山に登れそうだ。まさに、最高のレインウエアといってもいい。

詳細はこちらから
http://www.finetrack.com/product/everbreath_photon.html

山好きにオススメのアプリ「山カメラ」

2012-07-07 00:03:09 | アプリ


またまた面白いアプリを見つけた。山好きには、絶対オススメのアプリである。名前は「山カメラ」。このアプリでは、百名山をはじめとする山々やランドマークの名前を、実際の映像に重ねて表示できるようになっており、拡張現実 (Augmented Reality; AR) 技術を用いたすぐれものだ。

山に登ったときは、遠くに見える山の名前が気になるものである。このアプリを起動させ、知りたい山の方向に向けるだけで、その山の名前が表示されカメラに写すことができる。前から、こんな事ができるといいなと思っていたが、すでにこんな夢をかなえるアプリが出来ていたとは嬉しい限りだ。山の名前も、百名山、二百名山、三百名山、その他の山と多くのデータが入っている。また、山以外でも高層ビルやブリッジ、タワーなどのランドマークを表示できるので、展望台に登ったときでも一味違った楽しみ方ができる。

このアプリも無料なので、早速ダウンロードしてみた。試しに使ってみたら、確かに方向によっていろんな山の名前が表示されていた。ただ、実際山に登って使ってはいないので、どの程度正確なのかはわからない。今度山に行ったら、早速アプリを使って「山座同定 (さんざどうてい)」をしてみるつもりだ。

BSプレミアム「仲間由紀恵 小笠原の海をゆく」良かった!!

2012-07-06 00:03:10 | テレビ


5月に小笠原に行ったばかりで、その余韻が冷め切らない先日、BSプレミアムで“謎の巨大生物を追う「仲間由紀恵 小笠原の海をゆく」”が放送された。第一回 6月30日(土)、第二回 7月1日(日)午後9時~11時と、計4時間のドキュメンタリーだった。長時間にわたる番組だったので、ビデオに録ってしばらく前に見終わったばかりだ。

番組の内容は、小笠原諸島周辺に集まる巨大海洋生物の話がメインで、実際私が回った小笠原の父島や母島の陸地の様子はあまり放送されなかったのが、ちょっと残念だった。それでも、小笠原海洋センターの様子や、海洋センターで出会った研究者の人が登場したり、天然記念物のメグロやアカガシラカラスバトが紹介されたり、三日月山展望台や南島の扇池が映ったりして懐かしい風景もいくつかあった。そして、感動的なおがさわら丸出航時のお見送り風景もしっかり放送されていた。

番組では、女優の仲間由紀恵が、謎と神秘に満ちた巨大な海洋生物の魅力に迫るということで、怪物と恐れられてきたダイオウイカ、数千mの深海に潜る潜水王マッコウクジラ、不思議なソングを歌うザトウクジラなどの生態を、体当たりで紹介してくれた。

東京都でありながら東京から25時間半の長い船旅でしかいけない小笠原諸島の魅力を余すことなく伝えてくれた気がする。小笠原の海は、謎に満ちた巨大な生物が集う世界有数のスポットなのである。海の怪物“クラーケン”と恐れられてきた世界最大の無脊椎動物・ダイオウイカの目撃例は世界一と言われ、そのダイオウイカと深海で壮絶なバトルを繰り広げるという“潜水王”マッコウクジラが集まるマッコウ・ポイントという不思議な場所も存在するという。そして、ほ乳類最長の“腕”とされる巨大な胸びれを持つザトウクジラの母親が、絶食しながら懸命の子育てを行う日本最大の繁殖地でもあるのだ。

特に、素晴らしかったのは、巨大なマッコウクジラが潮を吹いたり巨体をジャンプしたりと生の映像が撮られていたことだ。また、ザトウクジラの群れが泳いでいる様子や、尾びれを撮影して個々のクジラを識別しているというのも興味深い話だ。また、仲間由紀恵がイルカ達と一緒に泳ぐドルフィンスイムは、まさに幻想の世界にいざなってくれる。青い海の中で、イルカと人間がこんな風に交流できるってまさに感動物である。他にも俳優・宍戸開が水中写真に挑戦し、シロワニというサメを間近で撮影したりしていた。

こんな風景を日本の領海で見ることができるとはかなり意外だった。クジラの群れを見るなんて遠い外国でしか見ることができないものと思っていたが、小笠原は世界でも有数のホエールウォッチングのスポットでもあったのだ。また、イルカの群れにも簡単に出会えるのである。小笠原は、一生のうち一度でも行くことができればいいと思っていたが、これを見てしまったら、クジラを見ることができる季節にまた行ってみたくなった。そして、イルカと一緒に泳ぐことが出来たら、どんなにか感動してしまうだろうと思う。

ヒッグス粒子発見はノーベル賞もの

2012-07-05 20:00:37 | サイエンス
昨日は、久々にサイエンス系のニュースがトップニュースとしてテレビや新聞を賑わした。そのニュースとは、欧州合同原子核研究所(CERN)が4日、ヒッグス粒子とみられる新粒子を発見したと発表したことである。ヒッグス粒子とは、素粒子物理学の基礎となる「標準理論」で考えられた17種類の素粒子のうちの最後の1つとされ、今までは理論的にあると考えられていただけで、その存在は確認されていなかった物質である。

物質を細かく分けて行った時、かつては原子「アトム」が究極の物質と考えていた。だが原子は原子核と電子で構成され、されに原子核は陽子と中性子に分けられることがわかった。そして、さらに細かく分けることが出来ることがわかり、それが究極の物質となる素粒子である。その素粒子の中でも、最後まで存在が確認できなかったものがヒッグス粒子であり、その発見はまさにノーベル賞ものだという。ヒッグス粒子という名前は、その存在を提唱したヒッグス博士に由来する。

さて、ヒッグス粒子とは一体なんだろう。サイエンス系の雑誌で、その名前は聞いたことがあったが、あんまり良くわかっていなかった。今回の報道で、その重要性や性質が細かく報道され、新聞を読んだり、テレビの解説を見てしっかり勉強できた。それらの解説によれば、一般の素粒子は、ビッグバンで宇宙空間に誕生した時、何の抵抗を受けることもなく真空中を自由に運動していた。その時点では質量がなかったのである。しかし、その後真空の相転移が起こり、真空がヒッグス粒子の場で満たされてしまう。その時点で、自由に飛び交っていた素粒子がヒッグス粒子にくっつき質量を得ることとなり、様々な物質の誕生に繋がったというのである。

「神の粒子」と呼ばれるヒッグス粒子の存在は、この宇宙の物質が質量を持つ理由、ひいては銀河、惑星、そして人間が存在し得る理由を説明し、それによって物理学の「標準理論」の最後のピースを埋めることになるかもしれないというわけである。まさに、そんな究極の物質を発見したとあっては、物理学者たちは感動ものであろう。ただ、この発見がただちに人類の役に立つような発明や発見に結びつくものではない。宇宙の誕生に迫る一つの足がかりになっただけであり、さらに未知の発見に繋がっていくのかもしれない。科学っていうのは人間のあくなき好奇心によって何処までも限りなく先に進んでいくのだろう。それを思うと、とっても夢があるニュースであった。

今年一番のスイカ

2012-07-04 22:18:38 | 


夕方、畑に行ったら一番大きいスイカの上部が爆ぜていた。
ちょっと早いかなと思ったが、そのままほおっておくわけにも行かないので
止むを得ず採って帰った。

さっそく包丁で切ってみたが、残念ながら完熟とはいえなかった。
味は、まあまあ甘いといったところだ。
さいわい、これから大きくなりそうなスイカが他にもごろごろしている。
これから暑くなってくれば、どんどん大きくなってくるだろう。
もうしばらくの辛抱だ。

「YKI48総選挙」が開催中

2012-07-03 23:04:23 | ニュース
「AKB48総選挙」がしばらく前に行なわれ、テレビや新聞でも盛んに報道され否が応でも「AKB48」という名前が頭に焼きついた。1位になった大島優子の他、上位の数名くらいはわかるが、未だメンバーのほとんどは把握できていない。そんな私だが、福岡の方では「YKI48総選挙」が開催中だという情報を知って、一体何の総選挙だろうかと気になって調べてみた。

YKI48(ワイケーアイ・フォーティーエイト)はYOKAI48の略称である。福岡市博物館が、特別企画展『幽霊・妖怪画大全集』のイベントとして妖怪画160点から選ばれた48妖怪の人気投票を企画したというものだ。関係者自身も「我ながら、なんという便乗企画」だと認めるようにAKB48の総選挙にひっかけた企画らしいが、便乗とはいえ博物館でこんなふうにイベントを開催するなんて目からうろこが落ちたような楽しい話だ。

「この夏、博物館がお化け屋敷になる」この刺激的なキャッチ・コピーで開幕前から話題となっていた特別企画展「幽霊・妖怪画大全集」が6月30日から福岡市博物館で始まっている。公開するのは背筋が凍るような恐ろしい幽霊画から、ほのぼのとしたかわいい妖怪画まで約160点があり、その中から選ばれた48妖怪のトップを決めるという選挙である。

さて、総選挙に参加するYKI48のメンバーの選挙ポスターには名前は掲載されておらず、“見た目”でアピールする形をとっているそうだ。わかりやすくする為、似たような特徴を持つ妖怪によるユニットが結成されている。例えば、ビジュアル系ユニット『美YOU霊』は「彼女候補」、「薄幸な美女」、「念入りメイク」など8妖怪からなる。おどかし系ユニット『あなたにもタタリ隊』や野獣系ユニット『妖ZOO∞(ようズーエイト)』はアイドル路線。他にも天然系ユニット『妖怪戦隊ヒョウキンジャー』に暴走系ユニット『チーム魍魎(もうりょう)』や一家に一匹系ユニット『BEST PETS』といった6ユニットで各ユニットのメンバーは8妖怪となり、投票するための判断がしやすいよう配慮されている。

怖い絵だけど、これだけ揃えられたとなると一度は見に行きたくなってしまう。ただ、残念ながら福岡では遠すぎる。多分行くことは無理だろうが、いったいどんな妖怪が1位になるのか楽しみである。

詳細は、こちらから
http://yurei-yokai-fukuoka.com/wp/

オススメAndroidアプリ《透けテルっっ!!》

2012-07-02 21:38:59 | アプリ


日経トレンディネットの配信メールに、オススメAndroidアプリが紹介されていたが、ちょっと良さそうなのがあったので紹介したい。名前は、《透けテルっっ!!》というアプリだ。

スマホで、ネットサーフィンをしてお店を探したりすることがある。そして、電話番号が判れば直ぐにかけたい事がある。そのまま、電話番号をタップすると発信できるようになっていれば大変便利だが、そうなっていないことが多い。たいがいは、電話番号をメモってプラウザを閉じ、改めて電話をかけなおす必要がある。スマホに慣れてくると、こういった手間も面倒くさい。

この《透けテルっっ!!》というアプリは、プラウザを表示させながら、ダイヤラーを透け透けの状態で表示する事が出来るのだ。ブラウザーの画面に電話番号を表示しながら、その上に重ねて使える。もし見難いようなら、ダイヤラーの場所をドラッグで移動したり、大きさを変えることが出来るので、番号の確認は出来る。そのうえで、画面の電話番号を見ながら数字を入力し発信することができるのである。

また、ダイヤラーの「call」ボタンをロングタップすると、発着信履歴が表示されるのも便利である。さらに、設定で「電話帳ボタン」のチェックを入れると、「call」ボタンの横に「※」マークのボタンが表示され、これをタップすると電話帳が起動するので、プラウザの利用に関わらず標準で入っている電話アプリとして使ってもまったく問題ない。

このアプリは、無料なので早速Playストアからダウンロードして、ステータスバーにアイコンを表示するようにした。試しに使ってみたが、標準の電話帳アプリよりシンプルでずっと使い勝手がいい。確かにオススメのAndroidアプリだ。