fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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画家古山拓さん(『しゅるしゅるぱん』福音館書店・表紙絵&挿絵)

2015年11月09日 | 自作紹介
    

『しゅるしゅるぱん』(福音館書店)11日に発売になります。
 
今回『しゅるしゅるぱん』の表紙と挿絵を描いてくださったのは、古山拓さんという画家さんです。古山さんは、仙台在住。毎年銀座で個展も行っていて、まさに今月22日から28日まで開催です。私も出かけるつもりです。(過去に2回拝見しています)

 古山拓展 -英国カントリーサイドの旅-
■会期・2015年11月22日(日)~29日(日)
■開廊時間AM11:00~PM6:30(日曜・最終日PM5:00まで)
■会場・ギャルリ・サロンドエス
〒104-0061 東京都中央区銀座6-3-2 ギャラリーセンタービル 2F
Tel03-3571-3321
(地下鉄銀座線・丸ノ内線・日比谷線の銀座駅C2出口より徒歩五分。泰明小学校前(1Fカフェがあるビルの2F奥)

 新聞小説の挿絵も描いてらっしゃいます。
 でも『しゅるしゅるぱん』の表紙の蔵の絵は、これまで個展で拝見した絵とはどこか違ったテイスト。HPを拝見すると、PCで宮澤賢治の童話の絵も描いていらして、これもまた雰囲気が違う。広い技量をお持ちなのだなと感心します。

 でも真骨頂は、やはり水彩画、そして風景画ではないでしょうか。福音館書店の担当編集者さんが、東北の景色を描ける方ということで捜してくださったのです。今回の個展のようにイギリスなど何度も訪れて書かれた外国の田舎の景色もすばらしいです。
 水彩の淡い色彩の美しい絵をぜひご覧ください。
 表紙の蔵の絵は、データで送っていただいたのを拝見していたのですが、実際の本を手にしたら、壁の色合いなどがとても微妙ですごい! と思いました。下のほうで蔵から模様がはみ出ているところも好きです。こういうちょっとしたことで、ファンタジーの色合いを出してくださって! ぜひ、実物をご覧になってください。

 仙台ではアルティオというご自身のギャラリー&ショップも持ってらっしゃいます。12月にお邪魔する予定です。楽しみ。
 HPは、古山拓絵画工房ランズエンド