fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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平兵衛樹林(国立)

2015年11月22日 | 日記
 

国立駅北口から10分程度歩いたところに、ある樹林です。(この写真じゃ、その辺の樹と変わりないですね・・・)
 
 もともとは平兵衛新田と言われていた地域だったそうで、住宅街の中に緑地として保存されています。
 この日は近所の保育園の子達が、中を走り回っていました。
 
 雪虫も飛んでいました。
 雪虫・・・、白ばんば、白粉婆、綿虫。どの言い方も、そそられる~。
 
 雪という文字が入るので、なんとなくもっと寒い時期の季語かと思っていたら、晩秋から初冬と書いてあります。つまり、まさに今頃出る虫なのですね。なんてことない虫なのに、言葉の力だなあ。井上靖の『しろばんば』って、どんな話でしたっけ。あれにこの虫が出てくるシーンがあるのか。子どもの頃に読んだはずだけど、きっと大人向けなのかもしれません。もう一度読んでみようかな。