実はブックデザインには、とてもとても興味があります。
人生をやり直せたら、そっちの仕事にチャレンジしたいというくらい。
『しゅるしゅるぱん』も、画家さんの素晴らしい絵ももちろんですが、本の仕上がりを決めてくださっているのは、デザイナーさんです。
紙などを決めるときには、私も同席させていただいたのですが、そのとき、タイトル文字の入った表紙はすでにほぼできあがっていて。この本のタイトル文字の入り方いいでしょう! 一文字だけピンクになっているところも! いや、桜色です。(読んでいただけたら、その理由がわかるかと)ホントにすごいって思いました。
そうそう。一番最初に来たのが、本文のレイアウトと書体。何文字×何行というのが2通り、書体は○○明朝というのが2通り。その組み合わせで4種類の原稿が送られてきたのですが、私には、文字の違いすらわかりません。(ゴシックと明朝とかの違いじゃないんだもの)文字組みも、どっちがいいとかわからないのですよ。なので、お任せいたします。と言うしかないのでした。(やっぱ、ブックデザインは無理か)
そして打ち合わせのときに、色見本をささっと出されて、見返しやなんかを決めていって。ハードカバーだと、(なんていうんだったかな)本を綴じている上のところに布があるんですよね。それの色を決めたり。
ここ。
編集者さんも、「この紙にするとコストがかかるから、定価が上がってしまう」(笑)とおっしゃられたり、そういうことも大事だなあと思い、聞くことができてよかった。
そう。編集者さんは総合プロデューサーというところでしょうか。改稿に関してが一番ですが、この本作りも! 本当にお世話になりました!
出版社さんによっては、作家は本作りには一切タッチしないというところも多いのかな?
デザイナーは、木村愛さんという方です。これからも、ステキな本を作ってください。