fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

お知らせ・防備録。
記事および画像の無断転用はお断りいたします

Information

『そこに言葉も浮かんでいた』(新日本出版社)『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~5巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

公民館保育室

2015年11月19日 | 日記
 かれこれ20年も前になるでしょうか。
 国分寺市本多公民館の保育室で、保育者として働いていたことがあります。ここは、公民館の講座を受け、またその講座修了後に自主グループを作って定期的に公民館で活動している子どものいるお母さんをサポートする場所。2時間、子どもを預かっていたのです。そこで保育者(保育のおばちゃん)をしていたのでした。
 その当時の保育者の方達数人とランチをする機会がありました。
 懐かしい面々。
 今の家に越してきて10年になりますが、子どもを育てたのが国分寺なので、知り合いは圧倒的に国分寺の方が多いのです。

 そして、時代の流れというものは確かにあり、保育室自体が予算の関係で預かれる回数もぐっと減ってきている、いやそれよりなにより、この先どうなるかわからないとのこと。
 これは、寂しい。働くお母さんが増えてきていて、保育園の充実、待機児童の問題などはニュースで取り上げられていますが、まだまだ専業主婦として子どもを育てている若いお母さんも多く、小さい子どもを抱えて孤立しないようにサポートするのは、つまり人間を育てることになるのに。
 子育て支援センターや親子広場のような場所は確かにあるのですが、国分寺でやっていた公民館保育はそれとは明らかに違うものでした。子どもは毎週一回ですが、同じメンバー、同じ保育者と2時間を、安心できる環境で親と離れて過ごすことができたのです。
 ここに子どもを預けて勉強しているうちに、自分の人生の方向を見定め活躍されている方もいらっしゃるのです。(昨日ブログをご紹介した赤羽じゅんこさんも、そのお一人。赤羽さんは、現在講師として、この活動に参加されていらっしゃいます!)

 ところで、国分寺幼稚園が老人ホームになっていてビックリ。(そういえば、以前ちらっと聞いていたのですが、忘れていた。園長先生もそのホームに入られているとか)

  
 お会いしたKさんが帽子につけていたブローチ。
 椿の実で手作りだそうで。すごくいい。