ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

小笠原諸島

2007年08月10日 | 雑記
まるでITSとは関係ないが。
今、テレビ東京で小笠原諸島が紹介されていた。
元々暮らしていたのはアメリカ人であり、その子孫がまだいること、東京とでありながら海がめが産卵に来ることなど、所ジョージをはじめ出演者が驚いていたが、実はそれ以上に驚く歴史が、この島にはある。

戦時中、日本軍の将校(的場少佐、立花中将ら)が撃墜された米軍パイロットの捕虜を処刑し、その肉を食べたのだ。
これは戦犯裁判の記録もある、紛れもない事実だ。彼らは当然、死刑となっている。
そして、この事実を知る日本人はほとんどいない。

英文版Wiki 小笠原諸島(Bonin Island) にはこの事実についての記載があるが、なぜか日本語版wikiにはない。

原爆投下に対する米国人の認識や、教科書における扱いなどがこの時期よく問題にされるが、こうした傾向は特定の国に限ったことではない。
歴史に対する記録なんて、なんでも自国に都合のいいようになってしまうものなのだ。