この話は前にも書いているが、現在の状況をまとめてみよう。
すでに、スマホ自体がアプリ導入で通信機能付きカーナビになってる。
小さい画面を運転中も操作できることから、公式には「助手席ナビ」のような言い方や各種ディスクレーマーで、運転中操作による事故は自己責任というになっている。
しかし、そうは言っても一人で使う人は多いが、実際に運転中の使い勝手は専用カーナビには全くかなわない。
さらに、機能や正確性などもまだまだカーナビが要らなくなる、というレベルにはない。
その中で、ソースを忘れてしまったが、あるIT系の記事が面白い事を書いていた。
1995年にデジタルカメラが出現したが、35万画素のそのクオリティは銀塩フィルムとは比べ物にならず、業界の多くがこれは写真に取って代わるものではない、と判断した。その後15年で何が起きたかは御存知の通り。
フィルムの巨人イーストマンコダックは、それなりにデジタルへのシフト(そもそも発明者でもある)をするが、結果、今年に入り破産申請をしている。
あんなものは敵ではない、とたかをくくっていると、相手の技術革新のスピードが早いため、気がついたときには完全に逆転される可能性がある、ということなのだ。
そうした危機感の中、カーナビ、カーメーカー各社は、車載モニターとスマホの連動を模索し始めた。
スマホの小さい画面をそのまま運転中に操作・凝視することは問題であり、使い勝手も悪い。(これは本当に危険なので、おそらく行政側からも規制がかかる。)
車載器側で唯一残された勝機は、大画面とクルマとのインターフェースなのだ。
パイオニアはすでにタッチパネルを備え、appleのアプリに対応するAppRadioという商品をアメリカで投入し、今後アンドロイド対応や他地域展開を視野に入れいている。おそらく、他のメーカーも含め国内市場にも今年同様の商品が投入されるだろう。
そんなものは、世界一高性能な日本のカーナビに慣れ親しんだ消費者には受け入れらない、という事をいう人もいるが、同じ話をiPhoneの発売の時にさんざん聞いた。
とはいえ、日本の特殊性はある。
まず、大抵の場合1台保有で家族共有ということ。つまり、全員スマホユーザーでないと成立しない。
あとは、道が狭く街路が込み入っているということ。ワンブロックが小さく、ビル・家屋でGSPが受かりにくい都市部では車速センサーがないと正確なナビゲーションはできない。
まあ、こうしたことも含めて今年様々な商品が出てくるだろう。まだ今年の逆転はないだろうが、5年後には様変わりしていると思ったほうがいい。
すでに、スマホ自体がアプリ導入で通信機能付きカーナビになってる。
小さい画面を運転中も操作できることから、公式には「助手席ナビ」のような言い方や各種ディスクレーマーで、運転中操作による事故は自己責任というになっている。
しかし、そうは言っても一人で使う人は多いが、実際に運転中の使い勝手は専用カーナビには全くかなわない。
さらに、機能や正確性などもまだまだカーナビが要らなくなる、というレベルにはない。
その中で、ソースを忘れてしまったが、あるIT系の記事が面白い事を書いていた。
1995年にデジタルカメラが出現したが、35万画素のそのクオリティは銀塩フィルムとは比べ物にならず、業界の多くがこれは写真に取って代わるものではない、と判断した。その後15年で何が起きたかは御存知の通り。
フィルムの巨人イーストマンコダックは、それなりにデジタルへのシフト(そもそも発明者でもある)をするが、結果、今年に入り破産申請をしている。
あんなものは敵ではない、とたかをくくっていると、相手の技術革新のスピードが早いため、気がついたときには完全に逆転される可能性がある、ということなのだ。
そうした危機感の中、カーナビ、カーメーカー各社は、車載モニターとスマホの連動を模索し始めた。
スマホの小さい画面をそのまま運転中に操作・凝視することは問題であり、使い勝手も悪い。(これは本当に危険なので、おそらく行政側からも規制がかかる。)
車載器側で唯一残された勝機は、大画面とクルマとのインターフェースなのだ。
パイオニアはすでにタッチパネルを備え、appleのアプリに対応するAppRadioという商品をアメリカで投入し、今後アンドロイド対応や他地域展開を視野に入れいている。おそらく、他のメーカーも含め国内市場にも今年同様の商品が投入されるだろう。
そんなものは、世界一高性能な日本のカーナビに慣れ親しんだ消費者には受け入れらない、という事をいう人もいるが、同じ話をiPhoneの発売の時にさんざん聞いた。
とはいえ、日本の特殊性はある。
まず、大抵の場合1台保有で家族共有ということ。つまり、全員スマホユーザーでないと成立しない。
あとは、道が狭く街路が込み入っているということ。ワンブロックが小さく、ビル・家屋でGSPが受かりにくい都市部では車速センサーがないと正確なナビゲーションはできない。
まあ、こうしたことも含めて今年様々な商品が出てくるだろう。まだ今年の逆転はないだろうが、5年後には様変わりしていると思ったほうがいい。