ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

Taylormade M2 本物偽物見分け方と試打比較

2016年08月21日 | ゴルフ

知人がどこやらで入手したテーラーメードの新ドライバーM2が見事に偽物だったので、面白いから最近購入した本物と打ち比べをしてきた。
まあ、ツアーADのGTが刺さって800元(12000円)のドライバーが本物の訳がないのだが、肝心のクラウン部のカーボンがなんと模様プリント。
写真では分からないかも知れないが、右が偽物、左が本物。
このカーボン部分が見分け方のポイントとなる。偽物のカーボン部分は印刷。立体に見える印刷なので近くでみないとわからないがすぐわかる。
一方で本物はカーボン繊維の上にクリアコートがされている。

これは最新のSIMなどでも同じでカーボンコンポジットのヘッドに関しては偽物を見分けるのは簡単。(後日追記)

さて、試打。

本物はテーラーメード純正のシャフト。

試打したのは上海仙霞練習場。公称200ヤードだが、7番アイアンが転がってネット近くまで行くので多分180ヤード程度。
ドライバーはネットに当たる。地面からどの程度の高さに当たるかで飛距離を評価した。
試打と言ってもマーク金井ではないのでクラブ性能差よりスイングのバラ付きの方が大きいことをご了承ください。

まず偽物を振ってみる。
打音はキーン。偽コンポジットで普通のメタルドライバーだから当然。やや安っぽい音。
直進性は良い。普通に振ってスライスは出ない。ただ吹け上がり玉がよく出た。ナイスショットでも飛距離はまあまあというところ。
偽物だから全然飛ばないとか曲がるとかいうことは、実はあまりない。(決して推奨はしてません)

次に本物。
打音はコンポジットらしく、ややボコッという感じがするが、決して悪い音ではない。むしろスパンという気持ちいい音。
普通に振ったらスライスが出た。今使っているのがグローレというつかまりのいいクラブなので、その調子で振るとスライスする。捕まえ気味に振るとストレートになった。つかまりが良いというインプレッションがあるが、私はオートマチックにつかまるドライバーではないと思った。
9.5ロフトのスタンダードポジションで打ったが低重心ということで玉も上がりかつ吹け上がり玉は出ない。ナイスショットは180ヤードのネット地上20m位に刺さったのでランを含めてかなり飛んでいたと思う。

途中で偽物と本物のシャフトを入れ替えてみたが、私のレベルでは違いは実感できなかった。