前々からアナウンスされていた高速道路から道の駅への退出社会実験が5月27日から関越道で始まる。
上毛新聞WEBサイト 高崎玉村スマートIC 「道の駅」に“途中下車”実験
対象はやはりETC2.0搭載車のみ。インターに隣接する道の駅「玉村宿」への立寄り退出、再入場を追加料金無しとする、というのが内容。
記事中に、「車と情報をやりとりできる次世代型の自動料金収受システム「ETC2.0」」と書いてあるけど、ETCはそもそも情報をやり取りできるようにできている。特に2.0でなければこの実験ができないということはない。
途中下車扱いとする条件は「(1)玉村宿に必ず立ち寄る(2)同スマートIC退出後、1時間以内に同スマートICから高速道に乗る」ということになっている。(1)の判定をどうやっているのかが興味深いところだ。道の駅の出入り口にわざわざ費用をかけて路側機を設けるのだろうか。ETC2.0装着車なら一時間以内だけを判定条件にしているのではないかと邪推してしまう。日本にいれば見に行きたいところだ。
言いたいポイントは以下の通り。
-ドライバーの疲労回復のためにSA・PAがない区間を補完するのが目的なら、すべての車両を対象にするべき。非ETC車だって道の駅でクーポン券を発行するなどの方法もある。
-そうした発券・精算処理が煩雑だというならETCに限定してもいいが2.0に限定する理由はない。2.0でなくとも路側機で立ち寄り記録は取れる。
-それ以前に、立ち寄りのエビデンスなんて不要にしてしまったらどうか。一時間ですむその他の用事が玉村ICのそばにある人がそんなにいるとも思えない。そんなのは例外として目をつぶったっていいだろう。だれも文句は言わない。
常設施策にしたらそれを当て込んで配送基地を作る業者も出てくるかもしれないが、今の仕組でもETC2.0を付けて道の駅に一瞬でも立ち寄ればいいのだから、どちらにしても防げない。
ということで、運転者の疲労防止のようなきれいなことを言っているが、この施策の狙いはETC2.0の普及促進策でしか無いことは明白だ。
利用者は馬鹿にされているのだ。
上毛新聞WEBサイト 高崎玉村スマートIC 「道の駅」に“途中下車”実験
対象はやはりETC2.0搭載車のみ。インターに隣接する道の駅「玉村宿」への立寄り退出、再入場を追加料金無しとする、というのが内容。
記事中に、「車と情報をやりとりできる次世代型の自動料金収受システム「ETC2.0」」と書いてあるけど、ETCはそもそも情報をやり取りできるようにできている。特に2.0でなければこの実験ができないということはない。
途中下車扱いとする条件は「(1)玉村宿に必ず立ち寄る(2)同スマートIC退出後、1時間以内に同スマートICから高速道に乗る」ということになっている。(1)の判定をどうやっているのかが興味深いところだ。道の駅の出入り口にわざわざ費用をかけて路側機を設けるのだろうか。ETC2.0装着車なら一時間以内だけを判定条件にしているのではないかと邪推してしまう。日本にいれば見に行きたいところだ。
言いたいポイントは以下の通り。
-ドライバーの疲労回復のためにSA・PAがない区間を補完するのが目的なら、すべての車両を対象にするべき。非ETC車だって道の駅でクーポン券を発行するなどの方法もある。
-そうした発券・精算処理が煩雑だというならETCに限定してもいいが2.0に限定する理由はない。2.0でなくとも路側機で立ち寄り記録は取れる。
-それ以前に、立ち寄りのエビデンスなんて不要にしてしまったらどうか。一時間ですむその他の用事が玉村ICのそばにある人がそんなにいるとも思えない。そんなのは例外として目をつぶったっていいだろう。だれも文句は言わない。
常設施策にしたらそれを当て込んで配送基地を作る業者も出てくるかもしれないが、今の仕組でもETC2.0を付けて道の駅に一瞬でも立ち寄ればいいのだから、どちらにしても防げない。
ということで、運転者の疲労防止のようなきれいなことを言っているが、この施策の狙いはETC2.0の普及促進策でしか無いことは明白だ。
利用者は馬鹿にされているのだ。