首都高速はETC未装着ユーザーの救済策として簡易無線装置という名のETC類似機器を導入するといっている。
これが具体的にどんな機械になるのかは分からないが、いずれにしても非常に苦しい自己矛盾を孕んだものになるだろう。
簡易無線装置はコンビニなどでの販売を想定し、簡易的に車両に装着できるものにするという。シンガポールのERP機器(これは日本製だそうで)のような大きさ、形状で、乾電池かシガーライタ電源を使いダッシュボード上に据え置き、小売価格3000円程度、という感じであろうか。
入口では一旦停止をして、有人ブースで電子マネーから最高料金を引き落とす。
この段階で不足があれば現金でチャージをすることになるのだろう。そのための一旦停止ということらしい。
一方、入口と出口の情報は車載器にETC類似技術で無線通信され(=DSRC)、出口で差額を電子マネーに戻すという。これはノンストップになる。首都高の出口には一車線のところが多く、一旦停止をするクルマがあると渋滞を招く。
出口での返金がノンストップで可能なら、入口での課金も技術的にはノンストップで出来るはずだ。前述のとおり、チャージ額が不足してチャージするケースを想定しているのかもしれないが、ゲート方式ならノンストップにすることは可能だろう。
これは現在のETCと変わらない。
なぜ入口で一旦停止させるのか?
おそらくはETCとの利便性における意図的な差別化だろう。
装着作業や手続きが面倒で価格も高い通常のETCに対して、コンビニで買え、簡単に装着でき、価格も安い簡易無線機が同じ使い勝手じゃまずいだろ、ってことなんじゃないかと思う。
しかし、似たような、それでいて違う支払い規格・仕様を持つシステムをあらためて導入することが本当に正しい選択肢なのか、良く考えた方が良い。
私は単にプリペイカード利用で、簡便装着に対応したETCを廉価で分譲すれば良いだけだと思う。
これが具体的にどんな機械になるのかは分からないが、いずれにしても非常に苦しい自己矛盾を孕んだものになるだろう。
簡易無線装置はコンビニなどでの販売を想定し、簡易的に車両に装着できるものにするという。シンガポールのERP機器(これは日本製だそうで)のような大きさ、形状で、乾電池かシガーライタ電源を使いダッシュボード上に据え置き、小売価格3000円程度、という感じであろうか。
入口では一旦停止をして、有人ブースで電子マネーから最高料金を引き落とす。
この段階で不足があれば現金でチャージをすることになるのだろう。そのための一旦停止ということらしい。
一方、入口と出口の情報は車載器にETC類似技術で無線通信され(=DSRC)、出口で差額を電子マネーに戻すという。これはノンストップになる。首都高の出口には一車線のところが多く、一旦停止をするクルマがあると渋滞を招く。
出口での返金がノンストップで可能なら、入口での課金も技術的にはノンストップで出来るはずだ。前述のとおり、チャージ額が不足してチャージするケースを想定しているのかもしれないが、ゲート方式ならノンストップにすることは可能だろう。
これは現在のETCと変わらない。
なぜ入口で一旦停止させるのか?
おそらくはETCとの利便性における意図的な差別化だろう。
装着作業や手続きが面倒で価格も高い通常のETCに対して、コンビニで買え、簡単に装着でき、価格も安い簡易無線機が同じ使い勝手じゃまずいだろ、ってことなんじゃないかと思う。
しかし、似たような、それでいて違う支払い規格・仕様を持つシステムをあらためて導入することが本当に正しい選択肢なのか、良く考えた方が良い。
私は単にプリペイカード利用で、簡便装着に対応したETCを廉価で分譲すれば良いだけだと思う。
1,000円未満の小額決済だからSAM無し車載器にでもするつもりなのかな?だとするとNEXCOじゃ使えない車載器になりそうですが…
それによれば、「通信機と出口のアンテナでの電波のやりとりを首都高センターが把握、後でコンビニなどで電子マネー操作機に電子マネーカードを触れさせると、上限額と利用額の差額が返金される。」とあります。
したがって、「ITSを疑う」氏が書かれている、「出口での返金がノンストップで可能」というのではないことがわかります。おそらく、通信機(簡易車載器のこと)には、料金情報は入っておらず、単に通信機を積んだ自動車がどこの入口とどこの出口を通過したかをセンターに通信する機能だけをもっているのだろうと推察します。
首都高HPの「お問い合わせにお答えします」Q4には、「無記名・匿名ですぐ取り付けられます。」とあり、ベストカーには「セットアップもまったく必要としない。」とありますので、出口に料金所を置かず、かつ与信なしに、確実に料金を取るために考案されたシステムと思われます。
それから、通信機の写真が載っていますが、となりのたばことの比較から、電子マネーカードよりずっと小さいので、カードを通信機に差し込むのではなさそうです。
通信機の幅約46mm、縦約66mmとなりました。厚みはわかりません。
ETCカード、クレジットカードの大きさは、54mm
×85mmですので、通信機は明らかにカードより小さいです。
情報ありがとうございました。
本編のエントリーに書かせていただきます。
この方法の最大のメリットは、IDを読み損ねたとしても首都高側は損をしないという点にありますね。
払い戻しが無いというクレームがあっても本当にその出口を通過したのか首都高側は知りようがありませんから突っぱね放題かと。恐らくナンバープレート読み取りカメラも設置しないでしょうし、設置したとしても車載器との紐付け情報はどこにも存在しないですから…
国土交通省(有料道路課)はこの方式を認めるんでしょうかね?今年の人事異動は、この為の人事異動だったのかな?
しかもその仕組みを輸出しようとも画策中とか・・・
あれか…あれだったのか…