ITSを疑う

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ITS Japan の災害対応道路通行情報

2016年04月19日 | ITS
熊本の震災に対して、トヨタG-Book、本田 Inter-naviと、NPO法人であるITS Japanがプローブによる道路通行情報を発信している。
プローブとは通信でつながった車両が実際にどこを通行したかをサーバーに送信することでリアルタイムの道路運行状況を把握するもので、災害時には「通れる道路」を見極めることができる非常に有益なサービスとなる。

トヨタ、ホンダの情報は各々自社ユーザーの情報であり、それぞれの財産であるが災害時にはITS Japanに提供される。ITS Japanは自らがもつ道路通行情報にそれらを合体することで、最も正確な情報が提供されることになる。

さて、そのITS JapanのWEBページだが。トップページ

この有益な情報は右下の「ITS Japanにおける災害対応」をクリックして、「熊本」とは全く記載のない「乗用車トラック通行実績情報」というリンクをクリックしないとたどり着けない。
そもそもITS Japanの役割でこうした情報提供はかなり重要なことだと思うのだが、なぜそれをもっと検索しやすいようにトップページに分り易く表示しないのか?

新着情報欄には4月14日付けであっさりと「乗用車トラック通行実績情報を公開しました」と書かれているが、これが九州の災害交通情報だとは誰も思わない。この情報を欲している人間への配慮というようなものが全く見当たらない。
何のために災害情報を掲載しているのか?

こうしたプローブによる交通情報はETC2.0のメリットで謳われているが、これをみると本気で活用するのか?と思ってしまう。


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5 コメント

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Q:なぜ不正ができたのか (日本人)
2016-04-22 00:23:00
A:国交省によると、抵抗値はメーカーが申請書に記入して報告する。走行試験に国の担当者が立ち会うなどのチェックはなく、虚偽を見抜くことは不可能だという。
国交省は「制度の根幹を揺るがす問題だ」としており、試験方法が変わる可能性もある。
産経新聞より。
やはり間抜けな試験ですよね?
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国土省 (日本人)
2016-04-21 12:15:29
ふと、図をみて
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160421-00050016-yom-bus_all.view-000
素朴な疑問?
国土省の燃費試験で不合格にならないのが
不思議?
そんなに、ニセ・データ提出でも簡単な試験なのか?
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OEM (Maikawa)
2016-04-21 09:24:45
OEM受けの場合はそんなもんでしょうね。デイズの企画開発は合弁の軽自動車会社がしてたけど、その辺もどう絡んでいるのか?
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日産HP (日本人)
2016-04-21 00:14:06
一切、受入検査、サンプリング・テストは
していませんという事のようですね?
http://www.nissan.co.jp/TOP/ANNOUNCE/index.html
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日産 (日本人)
2016-04-20 20:10:17
災害の件でないが
これって受け入れ検査で
すぐに日産側が不合格にすべきと
思うが日産は無検査という事なのか?
http://www.mitsubishi-motors.com/publish/pressrelease_jp/corporate/2016/news/detailg420.html
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