花子の赤ちゃん誕生を機に、吉太郎と久しぶりに会ったおとうと吉太郎の会話
吉平) 親子じゃんけ。ほんなかしこまった言葉、使うな。まあ、おまんとこうやって、酒ぇ飲めるよう
んなって、よかった。
吉太郎) はい。
吉平) 偉くなれるよう、こぴっと、頑張れし。吉太郎。
この場合、「偉くなれるよう、頑張れし」というように、こぴっとがなくても会話は成立する。しかしこぴっとが入ることによって、背筋が伸びたような緊張感がでる。
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チーム山梨とチーム修和女学校、がチーム村岡家に集合し、今日は梅雨の中休みのようなのんびりした、幸せムードいっぱいでしたね。
しかし、吉太郎は無駄に村岡家に来たわけではありません。家中を見まわす吉太郎の鋭い目は何を物語っているのか…
そして、ブラックバーン校長の
「これからの飛行機の進歩は、世界を平和に導くか、戦争をもっと悲惨なものにするかのどちらかです」という何かを予告する言葉は…
一方、チーム博多を舞台に繰り広げられる修羅場が刻々と迫ってきました。特高に見張られているとは知らず、重大なことを企んでいる龍一と帝大生達。
果たして嵐はどのように花子の身に降りかかって来るのでしょうか。