たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

氷瀑 (その4) 早滝

2014年02月07日 | 登山
2月3日

今日はとても暖か、と言うより暑い

上野村の電光板によると19度、と言う事は高崎はきっと20度を越えている事だろう

万場の外れにある八幡神社を右折、富岡神流線に入り塩沢ダムを左に見て

急な坂をどん詰りまで走った所が滝入口であり赤久縄登山口となっている

駐車できる場所は狭くせいぜい車3台といったところだろうか


滝まで僅か20分くらいだが鈍った足に急登の連続は応えた

この辺りはジュラ紀の地層が見られる特異な場所でもある

「へー、これがねぇ」と崖や川床を注意深く見てみると

緑や赤っぽい岩石が混じり、滝とは別にこれもまた非常に興味深い物の一つだった




最初に見た小振りな滝はまだ結氷せず音を立てて流れ落ちている

早滝は大丈夫かしら? 何だか心配

道の方は滝の美しさとは裏腹に結構な急坂であり

途中、鎖場、崖、ガレ場といった難所を持ったイッパシの登山道である

今日は道も乾いていたから良かったものの凍結していたら厳しいものが有るかもしれない




もう そろそろと言う所で左手に結氷した滝が見えた

これは期待できそうだ


と、前方に目指す早滝の姿が見えた

暗い谷間に有りながら眩く光る氷瀑

心が躍る、気持ちが焦る

滝フェチを魅了してやまない早滝の冬なればこその姿だ


















休んだ場所にはこんな流れも


一つ目の滝に先ずは満足

途中の塩沢ダムでは老夫婦が日向ぼっこを楽しんでいた

時間が許せば私もそうしたいところだが今日はこれから未だ幾つかの滝をまわる予定

先を急ごう




続く



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