上野村から塩ノ沢トンネルを抜け南牧村に入り目指す象ヶ滝に向かいます
途中、本山の滝と不動滝の案内板が目に入りちょっと寄り道をする事にしました
冬季は進入禁止と有りましたが雪は有りませんし、ここで引き返す訳にはいかないでしょう
こちらが本山の滝


こちらが不動滝です


反対側奥には湧水が凍りついたこんな氷瀑も見られます
高さ20m?の崖にへばり付く様に凍る様はまるで松の木の様ではありませんか


春にKさん達と来たその時の記憶を辿りながら、ようやく見つけた象ヶ滝への林道
ところが
何と無常な事でしょう
工事車が狭い林道を塞ぎ完全にアウトです
でも、これでは消化不良を起こしてしまいそう
千ヶ滝に進路を変更する事にしましょうか
そうそう、林道入り口に熊倉不動滝が確か有った事を思い出しました


来た道を引き替えし雨沢集落で進路を左に取り
右に懐かしい立岩を望み最奥の集落を過ぎると目指す千ヶ滝はもう目の前です

この滝も冬には滝の周りをギザギザした氷の額縁で飾る不思議な文様を見る事が出来るのですが・・・
残念ながらホンの少し寒さが足りませんでしたね





初めて見た滝の落ち口はこんな感じでした

雨沢の集落は街道筋に有った様で道の周りには旅籠の面影が今も残っています
その集落を流れる川でこんな滝を見つけました
小振りですが見過ごす事の出来ない美しい滝です
おそらく名前など付いていないのでしょう


蝉の渓谷、ここは何度 登場した事でしょう
なので今日は視点を変え少し下流から眺めて見る事にしましょう
渓谷にかかる一本の倒木が目障りでしたが何時もの景色とは違った迫力に足が竦みます



降り口は有りませんが穏やかな流れになる河原から もしかして渓谷の中に入れるやも・・・
なんて事を思いながら私の滝行の幕は下ろされました
