たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

祭りを締め括る八木節踊り(中之条・伊勢町祇園祭り)

2017年09月08日 | 年中行事




笛や太鼓の音も高らかに山車が町に繰り出しました

屋台の上で身を乗り出し

パフォーマンスを演じた幼い女の子は今、何歳になっただろうか

口を真一文字にキリッと結び一点を見つめてのあの演技

深く印象に残ったものだが

残念ながら今年はそれを演じる子は居ませんでした



  



伊勢町は上之町、中之町、下之町と3つの町内会に分れ

草津街道の要所として栄えた町だった事も有り何処か我が箕輪とはちがう

上品な空気が漂う町並みが続いています

・・・宿場でも有ったこの街が祭りの趣旨の一つとして
疫病封じの神を祀っての事だったという事が頷ける祭りです・・・

従って各町内会で1台づつ、計3台の山車が

祭りの花・お稚児さんを先頭に一直線に延びた道路を往来し始めました



  

空は徐々に群青色に変わり、と同時に冷気が忍び寄ります

上衣を持って来なかった事を後悔しました

榛名山を一つ越えただけで、これほどの差が有ったんですね






町の中央に山車3台が集結し太鼓の激しい連打が街中に響き渡りました

  



ひとしきり打ち鳴らされた音が一段落し山車は其々持ち場に引き上げます

  





そして、いよいよ恒例の八木節が幕を開けました




♪ ハァー またも出ました三角野郎が

四角四面の櫓の上で音頭とるとは、お恐れながら

しばし御免を被りまして何か一言、読み上げまする

稽古不足で覚束ないが平にその儀はお許しなされ

許しなされば文句にかかるでオオイサネ

各地区で歌の文句は微妙に異なりますが一番を歌っている間

踊り手は全く身じろぎせず顔を伏せジッと待ちます

そして一番が歌い終わるや一斉に力強く立ち上がり軽やかな身のこなしで

花笠をかざし踊りの輪を作ります

と、言う訳なのですが、どうも以前見た時の感動が伝わって参りません

以前は私の記憶が正しければ若い男性のみだった様な気もしますし

動作がキビキビしておりました

では、なぜ感動が伝わって来なかったのか

踊りを待つ間のメリハリが欠けていたんですね



  

                                   ちょっと、そこの帽子の方、邪魔なんですが
                                   と思って良く見たら何だ!雄さんだったか もう・・・

時間帯が夜で有り踊りが激しいと言う事で

ぶれた写真ばかりになってしまいました




八木節はこの後も第三部が有ると言う事でしたが

寒さと期待外れに早々に退散

この声が運営局に届く事を願いながら・・・

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コメント (13)
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