たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

伊香保温泉逍遥 

2017年09月22日 | アウトドア

伊香保温泉の象徴と言うべき石段街

丁度「蘆花祭」が催される日でした

  

伊香保温泉をこよなく愛した明治の文豪・徳富蘆花

此処は氏の終焉の地です

「上州伊香保千明の二階の障子開きて夕景色をながむ婦人」

で始まる悲劇の物語小説不如帰はここで生まれました

夫人を伴って度々静養に訪れた千明仁泉亭は石段街脇の

創業500年の歴史を誇る和風旅館、氏は此処で最後を迎えました

移築された蘆花終焉の一室には、その時のベッドやガウンがそのまま残され

今「徳富蘆花記念文学館」で氏を偲ぶ事が出来ます


この建物はハワイ州が独立国だった当時の

駐日ハワイ王国公使別邸です

日本の夏の高温多湿の気候に伊香保に別荘を建てたロバート・W・アルフィン氏は

日本人である奥様と毎年、避暑に訪れていたそうです

現在も交流が有り毎年、夏にはハワイアンフェスティバルが開催され

石段街ではフラダンスが有り伊香保温泉の従業員はみな

開催中、アロハシャツで客を迎え入れます


近くには伊香保口留番所が在りました

三国海道(中山道の高崎城下から北陸街道の寺泊まで)の裏往還の要所として

幕府の命により、この地に設けられた関所を復元したものです






石段の湯も新しく建て直されましたが

以前を知る者にとっては、何だかなぁ・・・



  



伊香保の湯の花饅頭は何処よりも美味しい(と私は思う)


紅葉で有名なかじか橋です

見頃は10月中旬過ぎかな?




黄金の湯が湧き出る湯元・此処へ来たら是非、試飲を・・・




湯の守護神が祀られる伊香保神社

縁結び、子宝に恵まれるという有り難~い神社なのです

  





夜、此処から神輿が石段街を駆けおります

取り敢えず今日は雰囲気のみ


午後の一時、石段街を散策してみました



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コメント (12)
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