たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

(続)浅間山の分家・小浅間山

2018年11月25日 | 登山
続き


ずり落ちそうな砂礫の斜面を慎重に横断して稜線にやって参りました






山頂へ進むにつれて姿を見せる浅間隠山、赤城山、榛名山、妙義山等々の

上州の山々に一同大歓声


ガスに見え隠れしていた浅間山も、いよいよガスの衣を脱ぎ始めました

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ニュース


この写真は23日に撮影したものですが

その赤城山がついに冠雪いたしました

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


山頂での憩いは朝の気候も緩み小春日和の中での山談義

そこへ地元の単独女性が加わり一層、賑やかになります

その女性は普段から買い物の帰り“一寸、一山 歩いて帰ろう”と言う

この辺りを庭にしているほどの山好きらしい

こうなると、もう恐れ入りましたと言うしかないですね

   

この写真2枚は孫(2歳)が山デビューした時のものです

その孫も成人となり来春からは晴れて社会人です

就職も決まり、そこには山岳クラブも有るんだと意欲を燃やしておりました

この時も同じ場所でお弁当を開いていたんだ! 懐かしい写真です


その時にも見たイオウゴケも健在

むしろ数を増やして踏みつけないよう足を置くのに苦労する程でした






食後、単独女性の案内で小浅間の西峰に足を向けます

単独では迷いそうなカラマツ林を潜って藪を掻き分けて歩く事15分ほど

急に視界が開け四阿山を始めとする志賀の山々が一望出来る場所

ここが小浅間の西峰と言う事でした

目に見える山々は登った山ばかりですが改めて眺めれば

その時々の思い出が鮮明に蘇って参ります

山頂ピストンだけで有ったら単なるトレッキングで終わっていた事でしょう

地元の女性に感謝しなければいけませんね




さて! ここからは気の抜けない砂滑りを一気に駆け下ります

少々 ヒヤヒヤも、ドキドキもする傾斜を一直線

実際の斜度は写真では出ておりません、もっと急です


全員が無事に下りられたところで、このまま登山口に戻るのは惜しく

お世話になった人達とは此処でお別れする事にしました


腰を据えてたった今、降りてきたばかりの西峰を見上げれば

正三角形の山体の何と美しい事!


目を先ほど眺めた西の山に転じれば逆光で定かではなかった志賀の山の

冠雪を確認する事が出来ました

草津白根スカイラインは既に通行止めに入ったかもしれませんね

登山口に戻りますと3人組の女性が帰り仕度をしているところでした

「しっかり駐車料金1000円とられました~」

戻るとワイパーに請求書が挟まれていたのだそうです

私達は移動した事で高い駐車料金を払わずに済みました\(^o^)/


登山・キャンプランキング