たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

冬枯れの景色に椿が彩りを添える散歩道

2020年02月23日 | 散歩

「今日は何処を歩こうか」

最近はそれが夫婦の挨拶代わりの様になりました

 

 

目に移る景色は未だ冬の様相ですが空気はすかっり春めき

ほら!足元にはホトケノザやオオイヌノフグリが畦道を彩ってますよ~

流れを見ても少しもヒヤリとしたものは感じられない

むしろ清々しさを感じます

信玄との幾度もの戦に、ひるまず迎え撃った業政の戦略に

敵は舌を巻いたと言われる箕輪城でしたが業政の死後

苦戦続きだった信玄もこの時とばかり攻め入って陥落させたのでした

その箕輪城址も着々と整備が進み本丸跡には昨年、土塁が築かれ

数年後には空堀に吊り橋が掛かる様です

「井戸」

「もはやこれまで」と覚悟を決めた若き業盛は正室と長子を逃がすと

「春風に梅も桜も散り果てて名のみぞ残る箕輪の山里」

の辞世句を読み自刀し果てたのでした

残る井戸には長野氏の先祖伝来の墓石が多数投げ込まれていたそうです

さて、敵から逃れ様と白河口埋門まで来た正室は、この時

敵方に追いつかれたと勘違いし、長子だけでも逃そうと

時間稼ぎをする為に此処で自決を図ったと言われておりますが

この道は運動公園への近道になる為、トンネル状の狭いその道を

私達も偶に利用する事が有ります

 

城を取り巻く空堀

今でこそ重機で簡単に掘れますが、これを人力で掘ったと言うのですから

気の遠くなる作業だった事でしょうね

搦手口から二の丸が有った辺りに登りあげますと

東に赤城山方面の展望が開けます

桜が咲けば又、景色も変わる事でしょう

 

数年前に建てられた郭馬出西虎口櫓門を通り大手尾根筋を経て

大手門口を抜けた所に色鮮やかな椿が咲いておりました

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  

今夜も花火が上がってます

先日の若手花火師競技大会の後、何度か上がりましたが

在庫処理なのでしょうか、それとも夏に向けての予行演習でしょうか?