アサザの続き
宮沢池からほど近い場所に「ふるさと公園」が在り向かいに親都神社が鎮座しております。現在の本殿は江戸時代中期、嵐により大破してしまったため基金を募り大修復したものだそうです。
当時この一帯は「親都千軒」と言われ沢山の家が立ち並ぶ大集落があり市も開かれて、かなりの賑わいを見せていたと言われますが今、周りをぐるり見渡してみても数件の家が有るのみ。当時を物語るものは何処にも存在しておりません。
老杉に囲まれ森閑とした境内に足を踏み入れた時に感じた異様な空気。
境内が ガ・ガラクタ置き場になってる!
本殿に向かいますとこの「ガラクタ」は無造作に置かれたものでは無く恐らく一風変わった芸術家によって結界として造られたものと思われます。 ほら、本殿への入り口、門になってますよ!
木鼻の獅子や龍の彫り物も力強いです
神社の裏手にある欅は親都神社の御神木、雪の多いこの地で700年、風雪に耐え今もなお緑の葉を茂らせ力強く生きています。
そろそろ昼食時、ふるさと公園の一角に建つ「そば処けやき」さんでお腹を満たす事に致しましょうか。このご時世なのでお客さんは居ないだろうと思っておりましたが何の何の次から次へと絶える事は有りませんでした。天然の風が心地よく勿論エアコン無しの別天地です。
ジャコウアゲハ
家の周辺では何故か蝉の鳴き声を耳にしませんが、ここはミンミンゼミや写真のアブラゼミ等々の鳴き声で煩い程、私達は東屋で一眠り出来そうな涼風を受け蝉しぐれに耳を傾けながら、しばし時を過ごしました。
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