クーラー頼りの生活では運動不足になってしまう
これではいけないと予てから気になっていた滝行で有名な棚下不動の滝を訪れました
この滝は日本の滝100選に選定されております
しかし、東日本震災の時に岩が崩れ以来「立ち入り禁止」となっていましたが
調べますと7年振りに解消の文字
ところが・・・行ってみて解った事ですが工事着工と言う事だったのです
またまた私の早合点だったのかと思いましたが・・・いや、早合点だったのでしょうね
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駐車場には製作途上の不動様がシートを被っておりました
製作者は分かりませんでしたが地震で不動堂の後ろに在る岩尾根が崩壊し
そこから落ちてきた岩の一つが駐車場まで転がり落ちて来たのですが、その石を
不動様の形に変える事で、これ以上、難が来ない様という試みなのでしょうか
(大岩の写真は渋川市のホームページよりお借りしました)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/46/a47da4d7819a6b67fbdc546f7f137063.jpg)
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落石防止の鉄柵がある道からは棚下地区の集落が・・・長閑ですねぇ
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坂道を登る事10分弱(?)前方に大岩不動尊を祀る神社が見えて来ました
御社の奥には雄滝(落差40m)が見えておりましたが
立入禁止の看板とガッチリ固められた鎖が行く手を遮っており何だか嫌な予感
滝への70段の石段は今は埋まってしまい、その片鱗さえも有りませんでした
(下の2枚の写真もお借りしました)
素晴らしい滝ですね、この滝は上でも記しましたが滝行で有名なため
カメラマンも殺到する場所 滝の奥は洞窟になっている為
裏からも見られると言う事で別名「裏見の滝」とも呼ばれております
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直接、行く道が駄目なら廻り込む道は無いだろうかと「鳥山隧道」と書かれた看板が
指し示す方向に行ってみました、勿論 自己責任で・・・
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草に覆われた微かな踏み跡を追って10分ほど歩きますと前方にポッカリ空いて
居るのが隧道、その先は滑りそうなザレの坂となり
滝とは逆方向に踏み跡が伸びておりました
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雄滝は諦めて戻りますと気になる石段が・・・雄さんが偵察に行きます
滝の近くまで行った雄さん言うに踏み跡は微かに有ったが石が滑り反対側は崖なので
とてもじゃないが滝下まで行く事は出来ない・・と言う事でした
この滝を家に帰ってから調べてみましたら、これが落差37mの雌滝で
「近づくルートは整備されていない」との事
しかも年間を通して水量が少ないため大雨のあと忽然と姿を現す幻の滝なのだそうです
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待っている間、何げなく河岸段丘に目を向けていますと
もしかして・・・
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目いっぱいズームを効かせてシャッターを押しましたら
何と・・・・・・
危ない想いをする事無く眺める事が出来る雌滝を捉える事が出来たのでした
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丁度その時、上越線に電車が走り抜けて行くところでした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/4a/f5675d8dd854f82b856d538310ef6d24.jpg)
足元にはミスジチョウです
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不動様のお顔にも災害許しまじという力強さが溢れています。
いくつかの集落が見える棚下地区の風景の長閑さもいいですねぇ。
中を流れる清流が、この風景を引き締めているようにも思います。
鳥山隧道の中は水たまりもあり、風が通り抜けて涼しそうな感じを受けますがいかがでしたでしようか。
最後に幻の滝といわれる雌滝をも目にすることができたことは幸運でした。
雌滝と呼ばれるだけあって優しい滝ですね。
滝のためなら、どこへでも。難行苦行もなんのその。流石です。滝フェチの鏡ですね。
その滝愛があればこそ雌滝を見つけることができたんでしょうね。
ところで、きょうの雨は凄かったんじゃないですか?明日からも大変そう。気をつけてくださいね。
当時(2011年)、凄い地響きが有った事でしょうから棚下地区の住民はさぞかし震え上がった事でしょう、が幸い此処を訪れているハイカーも無く事故に繋がらなかった事が今となれば幸いだったと言えましょうか。 此処は震源地からおよそ200k離れた場所ですが改めて地震の威力の凄さを思い知らされました。
鳥山隧道は明治の頃に掘られたもので約15mの素掘の支保工さえされていない只の穴でした。
中は枯れ葉が積もり蛭でも居たら嫌だと思いなるべく乾いた所を選んで歩きましたので風が通り抜けていたのかどうだったのか気付きもしませんでした。
この先は藪の中に頼りない踏み跡がクネっておりましたし何処へ抜けるのかも見通せませんでしたので引き返しましたが何でも600mの山道に同じような手掘りの隧道が全部で3つ在る様です。もっと私が若ければ、それを確かめるのも面白いのかもしれませんがスニーカーでは心元有りませんので止めました。
取り敢えず雄滝・雌滝を目にする事が出来ました。
雄滝への道が通じるのが何時になるのか解りませんが、その時 私達に余力が有れば再訪してみたいと思いました。
文字と言うものは解釈によって違った意味にも取れてしまうものなんですね。
観光協会に電話してから行くべきだった様です。
でも棚下地区の住民に親しまれている二つの滝を取り敢えず眺める事が出来ましたので良しとすべきなのでしょう。
>滝フェチの鏡
私には足元にも及ばない上には上がおりましたよ。
雄滝では神主さんと共に滝に打たれ、ここを挙式場にした新郎・新婦が居たそうです。余程、滝好きなカップルだったのでしょうね。
昨夜は娘からも「気を付けて」のメールが届きましたが数分、叩きつける様な雨音がしましたが比較的 静かでした。
明日の台風13号の進路を見ますと関東を直撃する様ですので場合によっては雨戸を閉めないといけないかもしれません。
御心配いただき有難うございました。
最近はアチコチで橋が壊れたり、道が崩れたりで名所に行けない事例が増えていますね。
「名所」であれば人が多く歩くのでしょうから、傷みも激しいのでしょう。
他方、北海道の山でも登山口への林道がなかなか開通しません。特に多いのは東大雪&北大雪の登山口に向かう林道です。今年で通行止め3年目になる林道もあります。(オホーツク圏の最高峰も既に3年になります)そうなると登山道も荒れて使えなくなる可能性がありますね。笹も這松も伸び放題になるので・・・今は山でのボランティアも高齢化でなかなか整備も難しくなってます。この先が不安です。
自然災害は本当に恐ろしいものです。
>北海道の山でも登山口への林道がなかなか開通しません
ここ棚下地区も7年目にして漸く着工に漕ぎつけました。
周りが、なんやかんやと騒いでも行政に働きかける有力者が居ないと腰を上げてくれないのが現状の様です。
腰に重いものを、ぶら下げているのじゃないかと思う程、重たい腰ですよね。
やはり 滝は涼やかで魅力的ですね
美しい滝が 見られて良かったです
台風13号関東に接近してますね
心配です
お気をつけて・・・
台風13号の今後(今夜)が気になりますが今の所、嵐の前の静けさでしょうか
日差しも有り木々の葉の揺れも有りません。
呑気に鳴く蝉の声も聞こえています。
本当は今頃、大菩薩嶺を歩いているはずでした。
この後はお盆に掛かってしまいますのでリベンジは、お盆が開けてからでしょうかね。
Kさんもブログ、再開された御様子
歯が抜けた様でしたよ。又、宜しくお願い致します。