たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

目立たないが見逃せない花 「赤城自然園にて」

2018年06月14日 | 







余りにも美しいので4枚も上げてしまいました

この花の名前はヤワタソウまたの名をオトメソウと言うそうな

大きな葉に守られる様に淡黄色の小花を散らしています

   

サイハイラン(采配欄)

成る程、戦国武将が戦いの指揮を取る為に使用した采配に似てますね




クサタチバナ(草橘)

「花の百名山」の著者・田中澄江さんが赤城山の項で紹介しておりますね

今は数が少なくなってしまっている様ですが私は鍋割山頂近くでこの花に出会いました


タツナミソウ(立浪草)

波頭を思わす所から付いた名前ですが「私の命を捧げます」が花言葉なんですって!

誰彼かまわず送ったら変な誤解が生じてしまいますね、気を付けないと…


ハンショウヅル(半鐘蔓)

そう、昭和の時代、村の中央に火の見櫓があり、こんな形の鐘が下がっていましたっけね




此れは何でしょう

紅いしずくに、やんちゃ姫かな?


ヤグルマソウ(矢車草)

淡雪の様な美しい花でした

   

左は何でしたっけ?名前が出て来ない・・・

右はシライトソウ(白糸草)




カラマツソウ(唐松草)

私の好きな花の一つです


ヤブレガサ(破れ傘)

開花前のこの頃が一番、味の有る風情が感じられます

この破れ傘、新芽を摘んで天麩羅や白和えにすると美味しいのだとか

試した事は有りませんが中々人気の野草なのだそうです

今回は奥ゆかしい花にスポットを当てて見ました


人気ブログランキング


最新の画像もっと見る

12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
地味な花たち (イケリン)
2018-06-14 19:35:28
なんとまぁ〜・・・知らない花の多いこと。
さすがに赤城自然園は山野草の宝庫のようですね。
目立たず地味な花とはいえ花は花。華やかなだけが花ではない。
私だって花よと誇示しているかのようです。
たかさんにスポットライトを当ててもらって花もよろこんでいることでしょう。
この中で見た花といえば、シライトソウとヤブレガサくらいでしょうか。
知らない花って、まだたくさんありそうですね。
返信する
素敵な茶花たち (越後美人)
2018-06-14 20:08:31
私が欲しいと思っている山野草ばかりでした。
どれもきれいな咲き姿ですね。
地味ですが、お茶の世界では珍重される植物ばかりです。

赤い雫にやんちゃ姫、ぴったりなニックネームですね。
なんでしょうね?
明日調べてみますね(^_-)-☆
返信する
Unknown (木もれ日)
2018-06-14 21:34:56
この季節ならではのひそやかな花たちですね。
ヤワタソウはスダヤクシュに似ていますが、初めて知りました。ステキです。
クサタチバナは、富士山系の杓子~鹿留を歩いた時初見して感激しましたが、その後中々見ることがなく幻の花になってしまいました。
山の季節がいつの間にか移り変わって、もうカラマツソウが咲き始めているのですね。
返信する
お早うございます (延岡の山歩人K)
2018-06-15 06:58:18
 オトメソウ
名前に魅かれます(^o^)
ロマンチックな花名ですね
 ヤブレガサ
九州の山にも多くて 随所で見かけますが
お花が咲くとは知りませんでした
今度は注意してみます

返信する
こんにちは~ (たまボブ)
2018-06-15 11:47:34
タツナミソウは身近にありますが、矢車草は子供の頃見て以来ですかね。
カラマツソウは一度見てみたい花。
あと紹介していただいた花達はどれも初めて聞きました、
いつものことですが、
本当にものしりで、たかさんは草花博士のようですね。
山でも美しい可憐な花に出会うとふと足を止めて見入ってしまいますよね。
返信する
イケリンさん、こんにちわ (たか)
2018-06-15 13:38:39
この世界に名前の知らない花の何と多い事でしょう。 鳥も同じくです(イケリンさんに大分、教えて頂きましたが鴨の種類は未だアヤフヤです)
赤城自然園は今年で23年目を迎えるそうです。話には聞いておりましたが中々足が向かず私がここを訪れたのは昨年が最初でした。
23年前と言えば前回アップしました「大菩薩嶺」に登った年です。
その頃から訪れていたなら花の名前も随分、憶えられた事でしょうに残念な事をしました。

イケリンさん、凄いです。シライトソウをご存知なのですね。私は知りませんでしたよ。
返信する
越後美人さん、こんにちわ (たか)
2018-06-15 14:03:47
確かにそうですね、言われてみますと今回アップしました花は「侘び」が感じられるものばかりですね。
特にクサタチバナやハンショウヅルはその最たるものの様に感じます。
茶人が花に向けた想いを客は無言の中でそれを感じ共有し合う
花は客に対する緊張を解きほぐす為の大切な演出なのでしょうね。

紅い滴とやんちゃ姫・・・解らない時の何時もの私の常套手段です。
調べて下さるのですか? 嬉しい 有難うございます。
返信する
木もれ日さん、こんにちわ (たか)
2018-06-15 14:28:35
春と夏の端境期、グッと花も少なくなる時期です。
園内は人も疎らですし、こんな時こそ今まで気付かなかった人知れず咲く花に出会えるチャンスだと言う事を今回の散策で知りました。
木陰のベンチで静かに読書に耽る女性、腰を据えてひたすら野鳥が来るのを待っている女性
目的は人其々ですが、花だけでなく、そうした時こその楽しみ方が此処には在るんですね。

クサタチバナを私が最初に見たのは赤城山でした。
その時に花博士と異名を持つ山友が田中澄江さんの赤城の紹介の時にこの花を取り上げた事を教えてくれました。 
そうして出会った花と言うものは心に深く刻み込まれるものですね。他の花の名前を忘れても、この花は忘れる事は有りません。
返信する
調べてみましたが (越後美人)
2018-06-15 14:37:26
赤い実はなんでしょう・・・
いっぱいあって分かりませんでした。
ツブツブが見えないので、グミではないですね?

黄いろのやんちゃ姫もお手上げです。
ごめんなさい(^^;

白糸草の隣のは、ひょっとして「サラシナショウマ」かな?
開花時期が早いですが・・・
お時間のある時に確認してみて下さい。
返信する
延岡の山歩人Kさん、こんにちわ (たか)
2018-06-15 14:41:56
ヤワタソウ、またの名をオトメソウ  
恥じらう様にハニカミながら咲く姿が如何にも乙女ですね。私にも在りましたよ~こんな時代が・・・

破れ傘は全国区でしたか。 葉が開く前、これが群生していますと私は駅の遺失物置き場に結び付けてしまいます。
「雨落ちて 開いてみれば 破れ傘」でしょうか、お粗末
この破れ傘、確かに花を咲かせるのですが、あまり美しい花では有りません(Kさんの腕で撮ればエッ?と驚く写真になるかもしれません、是非)
いずれにしても、もう直ぐ開きそう、そんな時が一番美しい姿かもしれないですね。
返信する

コメントを投稿