たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

安中・後閑の山奥に二つの古刹

2023年11月08日 | 神社仏閣

碓氷湖紅葉狩りの帰り安中市後閑の山奥にある寺を尋ねてみました

先ずは満行寺

九十九川を遡って行きますと右に満行寺の案内板があり民家を離れて狭い林道を山に向かいますと左にヒッソリと建つ満行寺が在ります。山奥にも関わらず植え込みは綺麗に手入れされておりました。

(開基は1145年、今から878年前)

   

      千羽鶴を纏った水子地蔵     万両がもうこんなに紅くなっていました

 

唐破風の向拝を持つ落ち着いた本堂外観。お願いすれば内部の文化財の木像などを見せて頂けたのかもしれませんが声掛けする勇気が有りませんでした。

今日のところは六地蔵に見送られて満行寺を後にします

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満行寺から更に車で20分程行ったドンヅマリ、長源寺が在ります。

朱塗りの橋が際立つほかは鳥の鳴き声さえ聞こえない森閑とした境内に身が引き締まります

徳川時代、御朱印三十石を賜り、寺有山林三百余町歩、末寺門葉百八十余ヶ所を有する大寺でだったと言う事ですが今はその面影は見られません。

 

阿吽の狛犬が睨みを効かす脇を通り登る苔むした石段は急で一段一段の奥行きが狭い

    

 

 

石段は未だ続きます

修行道場として数多の僧を輩出したと伝わります

本堂の裏手に廻りますと長源寺中興開基・新田伊勢守信純公(後閑信純)の墓が見られました

 

脇に咲いていたこの花は何でしょう、唯一の彩でした

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