マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

『熟年夫婦』・・・自律&自立した夫婦  そして  『主なる神よ、あなたは神、あなたの御言葉は真実です。』

2020-01-30 15:29:00 | 私のこと

1月30日。木曜日。晴れ。


                      私たち熟年夫婦
 

      『自律した夫婦』 といえるかもしれない。
      『自立した夫婦』 でもあるかもしれない。

  
 自律して・・・
 互いのそれぞれの生活を認め合う。
 一月。 夫は4回のゴルフ。私は今日で3回目の東京行きです。


 自立して・・・
  結婚当初から、月給から差し引いて、毎月の各自の『小遣い』を確保する。
 毎月。 小遣いの使い道は互いに干渉しないで、自立する。


それで。

 夫婦の時間は・・・
 共にいる日は、共同作業で食事作り、食事タイムを大切にします。
  
 毎日5時からは                『カクテルタイム』

    

                      飲んで、食べて、おしゃべり、
           『カクテルタイム』 & 『食事タイム』 


      夫婦が、自律して、自立しているので、
        話題には事欠くことがない。
  食事時間は、互いを分かち合う、熟年夫婦の大切な時間です。

 

そして。

今日は1月30日。年間第三木曜日。

 昨日、ダビデ王は、『神の言葉』を、預言者ナタンから告げられました。
 今日、ダビデ王は、告げられた『神の言葉』反芻し、府に落とします。

 

『今日の第一朗読 ダビデ王の言葉


  『(預言者)ナタンから 
 
    主の言を告げられた後、

       
ダビデ王は主の御前に出て座し、

 
        『祈るダビデ王』   ピーテル・デ・グレバー作品

次のように言った。

    「主なる神よ、
 何故わたしを、わたしの家などを、ここまでお導きくださったのですか。

    主なる神よ、
    御目には、それもまた小さな事にすぎません。

 また、あなたは、この僕の家の遠い将来にかかわる御言葉まで賜りました。

    主なる神よ、
    このようなことが人間の定めとしてありえましょうか。

    主よ、
更にあなたはあなたの民イスラエルをとこしえに御自分の民として堅く立て、
     あなた御自身がその神となられました。

    
    主なる神よ、

  今この僕とその家について賜った御言葉をとこしえに守り、
     御言葉のとおりになさってください。

    
  『万軍の主は、イスラエルの神』と唱えられる御名が、
     とこしえにあがめられますように。
   僕ダビデの家が御前に堅く据えられますように。


   万軍の主、イスラエルの神よ、
 あなたは僕の耳を開き、『あなたのために家を建てる』と言われました。
   それゆえ、僕はこの祈りをささげる勇気を得ました。


  主なる神よ、あなたは神、あなたの御言葉は真実です
    あなたは僕にこのような恵みの御言葉を賜りました。
どうか今、僕の家を祝福し、とこしえに御前に永らえさせてください。


   主なる神よ、
あなたが御言葉を賜れば、その祝福によって僕の家はとこしえに祝福されます。」
          サムエル記下 7章18-19&24-29節

 

『今日の答唱詩編』

 『神のいつくしみをとこしえに歌い、主のまことを代々に告げよう。』
                詩編 89章21ー27節 

 

  イスラエルの民は、
  紀元前1800年に、神からアブラハム『選民』として選ばれて以来、
  
      続く民族です。        『信仰の祖父・アブラハム』


  サムエル記上下は、
  サムエル、サウル、ダビデの三人物が、明白に描かれています。

  
  サムエルは、
  
              『幼年時代のサムエル』

  イスラエルの最後の士師であり、同時に、祭司、預言者でした。
    幼年時代から死ぬまで、神に忠実で、
    『神の計画』の成就のために働き、
    イスラエルに絶大な影響を与えました。

  サウルは、
  
                          レンブラント作品

  神に選ばれ、サムエルから油を注がれ、イスラエルの初代王でした。
    王になってから、神への従順や信頼をなくしていき、
    ついに神から捨てられて、王位を失いました。

  
  ダビデは、
  
                 『ダビデ像』 ミケランジェロ作品

  神に選ばれ、サムエルから油を注がれ、イスラエルの二代目王でした。
    選ばれた少年時代以来、霊と神に導かれて、
    敵との戦いに勝利を重ね、
    ユダ族中心の南とヨセフ族中心の北を統一し、
      『イスラエル王国』を成立しました。

そして。
今日。


  神は、
  ダビデ王が、首都をエルサレムに定め、契約の箱を移した後、
    『ダビデとその子孫に永遠の王位を約束』 したのです。

 

     神が約束なさった『永遠の王位』は、
  ダビデの子孫・・・アブラハムからキリストまで続く子孫です。

    『アブラハムの子ダビデの子、イエスキリストの系図。
      全部合わせると、
      アブラハムからダビデまで十四代、
      ダビデからバビロンの移住まで十四代、
      バビロンへ移されてからキリストまでが十四代である。』
               ヨハネ福音書 1章1-17節

   
   ダビデ自身、
   メシアであるキリストの前表で、
   王としては『神の民の王』であるキリストの前表なのです。

   『神の箱』は、
   神によって刻まれた『十戒』の石板の納められた箱であり、
     『神が共におられる印』 の箱なのです。

   
   ダビデが治める『イスラエル王国』は、

   将来にキリストが告げる、
   この地上でも、国土でもない、『神の国』 の前表なのです。
  
    

     神が約束なさった『永遠の王位』は、
   ダビデの子孫・・・アブラハムからキリストまで 続き、
 


    イエスによって『神の国』として完成しました。

     更に、
       『神の国』の一員として、

    私たちキリスト者が、キリストの兄弟として、
 
     その『神の王国』を引き継ぐのです。

   
    『わたし(キリスト)が愛したように、互いに愛し合いなさい。
       これがわたしの掟である。
  わたしの命じることを行うならば、あなたがたはわたしの友である。
       もう僕とは呼ばない。』
        ヨハネ福音書 15章12-15節


   なんと嬉しいことでしょう!
   私たちは、アブラハムからダビデへキリストへ とつながる
      『神の王国』 の一員になれるのです!
    『神の王国の王・キリスト』 の友になれるのです!

 

皆様!
御訪問ありがとうございます。
明日・31日は、青少年の教育に全力を注ぎ、サレジオ修道会を創立した、聖ヨハネボスコ司祭の記念日です。
   青少年の自律のために祈りたいですね。 お元気で!