マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

TheTokyo 五日目・・・『小学生のおけいこ』 そして 『起き上がりなさい。床を担いで歩きなさい。』

2018-03-13 18:18:19 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。
今日は3月13日。火曜日。

東京滞在も5日目。孫たちと過ごす『The TOKYO』の最後の一日です。


孫たちの下校・・・  『バス停までお迎え』
 
『バス停前の満開の桃の花』         春爛漫です。

   今日は暖かです。孫たちは半袖姿で、バスから降りてきました。
孫たちとばあちゃんは、1電柱毎に、じゃんけんでで、重い鞄の持ち合いです。 
     笑いが止まらない3人です!


帰宅して・・・     『おやつ』
 
『春満開の和菓子』

       ”季節を味わうことを覚えさせなくちゃあ!”
ママの配慮の和菓子で・・・”春を何で感じる?”と、季節の話で盛り上がります。
     お口の閉じることがない4人です! 


ゆっくりした後・・・  
『小学生のおけいこ』が始まります。

 姉・・・   『塾』
 
『日本一大きい巨大丸ポスト』             車の中から

  孫娘は高学年になるので、電車に5駅乗る、『塾』が始まりました。
今日は、隣駅前にある『日本一大きいポスト』をばあちゃんが見たくて、孫娘を隣駅まで車で見送りました。

  孫たちの住む小平市は、使用できる『丸ポスト』の数が32本、都内の自治体で最多です。
    『大きさが日本一という巨大丸ポスト』が、小平駅前に設置されています。
       『丸いポストのまち こだいら』が、孫たちの今の在所です。

そして。

弟・・・    『バイオリン』
 
『バイオリンとサッカーと勉強・文武三党の孫息子』

  孫息子は、音符ではなく、音で曲を覚えています。 楽譜を見ることなく弾きます。
   孫息子にとって、バイオリンは『心の表現』です。『心の叫び』です。 素敵です!

 
     孫たちの成長の過程を共に歩けるばあちゃんは、幸せ者ですね。


そして。

今日は、四旬節第四火曜日。

『今日の福音 イエスの御言葉』

『エルサレムの羊の門の傍らに、三十八年も病気で苦しんでいる人がいた。

イエスは、その人が横たわっているのを見、また、もう長い間病気であるのを知って、
  「良くなりたいか」と言われた。

 
病人は答えた。
 「主よ、水が動くとき、わたしを水の中に入れてくれる人がいないのです。
   わたしが行くうちに、他の人が先に降りていくのです。」

イエスは言われた。「起き上がりなさい。床を担いで歩きなさい。」
すると、その人はすぐに良くなって、床を担いで歩き出した。』

   ヨハネ福音書 5章1-16節


  『池』は、温泉のような所で、マッサージも行われていました。
 水が動いていると、一番先に入る人が癒されるという噂がありました。 

『病人』さんは歩けないから、一人で入れません。まして一番先は無理です。手伝う人もいません。
  ・・・病人さんは、38年間の病の間中、寂しかったことでしょう。

    『池』は、『ユダヤ教の律法』を表しているとも云われます。
律法によって救われると教えられましたが、実際には、律法では人を救うことはできませんでした。

  『病人』は『イエスの一言』によって癒されたのです。
『病人は立ち上がって、「自分をいやしたのはイエスだ」と、ユダヤ人たちに知らせた。』ヨハネ5-11 のです。


  イエスは、いつも人を救い、癒すことで、『神の働き』を見せ、人を『信仰』に導きました
    『病人』さんは、イエスにいやされ、信仰を確実にしました。
私たちも、四旬節の恵まれた時期に、『イエスの言葉』によって癒されることを深く信じる信仰が出来ますように!

  『主よ、ただ、ひと言おっしゃってください。そうすれば、わたしはいやされます。』 マタイ8-8
         英語版ミサの『聖体拝領前の信仰告白』です。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
孫と過ごす5日間にお付き合い下さり、ありがとうございました。 感謝申し上げます。
四旬節後半を、お人への愛で完成してまいりましょう。 お元気で! 
   

TheTokyo 三日目・・・『小学生の日曜日』 そして 『モーセが荒れ野で蛇を上げたように、人の子も上げられねばならない。』

2018-03-11 09:30:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。
今日は3月11日。四旬節第四主日。

小学生の日曜日。

午前中。


9時半。

四旬節の恵みに預かります・・・   『ミサ』
 
 『聖体拝領』        孫は、神父様から、『按手』の『恵み』を頂きました。

 私たちの隣に座した御婦人は、「お利口さんね」と、孫に『聖画』の『恵み』を下さいました。

 
10時45分。 
『日曜学校』

今日のミサ後の日曜学校で、聖体拝領のための『特別授業』が始まり、6月に孫たちも『初聖体拝領』です。
  ”聖体はどんな味なんだろう?” ”聖体はキリストの体なの?” 授業に真剣な孫たちです。


 『小学生の日曜日』
今日の主日は、四旬中の特別な季節ですので、意識しながらよい復活祭の準備ができた半日でした。 感謝!感謝!


午後。

2時。   『図書館』
 
 
     毎週、一回の貸し出し可能の、『10冊』を借ります。 
  家に帰るのを待ちきれず、図書館で読み始める、本好きな孫たちです。


自転車好きの小学生の孫。
教会も図書館も、ばあちゃんと自転車競争です   


3時。    『おやつ』
 
『苺タルト』

  ママが用意してくれた『おやつ』。 おいしさに心が癒されました。 感謝!感謝!


そして。

『今日の福音 イエスの御言葉』

『モーセが荒れ野で蛇を上げたように、人の子も上げられねばならない。』
      ヨハネ福音書 3章14節


時をさかのぼり。
旧約時代。

モーセはエジプトで奴隷生活に苦しむヘブライ人を救うために、エジプトの地からヘブライル人を救い出しました。
救い出されたヘブライ人は、
       『神が導くカナンの地・イスラエル』ヘ向かう道中・・・
   救い出された喜びと感謝を忘れ、神とモーセに「エジプトの方が良かった」と、文句を言います。
神は、『背神の罪の罰』として、砂漠の地に多くの蛇をはわせ、ヘブライ人の多くの命が失われました。

  「私たちは神にもモーセにも罪を犯しました。許してください。」
      ・・・改心する民を救うために、

    神は、『蛇』を上げるようにとモーセに命じます。 
 
『青銅の蛇を上げるモーセ』

    『それを仰ぎみる者は、救われるためである。』




時が流れて。
新約時代。

神は、『自分に似た者を造ろう』と、『神の愛する対称』として、『人間』を造りました。
しかし。
人間は、神の禁じる『命の木の実』を食べ、神に背きました。
神は『背神の罪の罰』として、『楽園・神の国』から人間を追い出しました。

  「私たちは神に罪を犯しました。許してください。」
    ・・・改心する人間を救うために、

 『神は、独り子をお与えになるほどに、世を愛された。』
 
『十字架に上げられたイエス・神の人類の赦し』

 『それは、信じる者が皆、人の子によって永遠の命を得るためである。』


     以上。 ヨハネ福音書 3章14-21節

 
「四旬節は特別な季節ですので、意識しながらよい復活祭の準備ができるといいですね。」
     孫たちの小学校の校長先生の言葉。

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
四旬節本番。喜びの『復活祭』を迎えるために…小学生たちは頑張っています。大人も頑張りましょう。 お元気で!
      

TheTokyo二日目・・・『小学生の巡礼』 

2018-03-10 11:00:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。
今日は3月10日。四旬節第三土曜日。主の復活まで3週間。

四旬節も残り15日となりました。

そこで・・・   『小学生の巡礼』
 
 『カトリック神田教会』

『孫たちの学校・司牧部からの巡礼の案内状』

『四旬節に入りました。「祈ること」「節制する(がまんする・こらえる)こと」「愛徳行為(よい行い)」、
これが四旬節の間、わたしたちにすすめられていることです。

基本的にはいつでもこれらを大切にしなければなりません。
しかしやはり、四旬節は特別な季節ですので、意識しながらよい復活祭の準備ができるといいですね。

さて、今年は、恒例の学校内での錬成会ではなく、巡礼もいいかなあと思いまして計画しました。
強制ではなく、自由参加です。ロザリオを持っている人は、持参してください。』


孫二人と、パパとママは仕事のため欠席、ばあちゃんが、巡礼に参加しました。
       四旬節ですので、『祈り』の実行です。


教会の中に入ると・・・ 『フランシスコ・ザビエル書簡』
 
  『フランシスコ・ザビエル全書簡集』 


 『東洋に赴いたザビエルは、多岐にわたる使徒的活動や自分の体験を度々報告書として送りました。
137通の書簡が残されています。その90通にザビエルが日本に到着した様子と日本人とその社会がつぶさに書かれています。』


アジア国への宣教のために人生をささげたザビエルに、深い畏敬と感謝の念で頭を下げました。


御聖堂に入って・・・    『お話とお祈り』
 
 『校長先生の話を真剣に聞く小学生たち』      今日の参加者は、全員で一五人ほど。

『校長先生・司祭のお話し』

カトリック神田教会は、
明治6年2月24日・キリスト教禁止令が解かれたの後、
明治7年(1874年)1月。 フランシスコ・ザビエルに捧げる聖堂として、創設されました。
明治10年。 司教座教会となり、東京の宣教の拠点となりました。
第二次世界大戦末期の激しい空爆に遭いながらも、奇跡的に被害をのがれました。
大正10年。 関東大震災により、聖堂を失いました。
1928年(昭和3年)12月9日。当時の主任司祭と信徒の尽力のより、現在も健全な聖堂が完成しました。

  
  今日の巡礼の皆で、
神田教会への訪問の感謝と、神田教会のために尽力した人々のために、
ロザリオを一連捧げましょう。



校長先生の話が続きます。


   『聖堂の真ん中に、12本の太い柱が立っています。
 教会で『12』といえば何を意味しますか? そうです。 『12』は『使徒の人数』です


  今日の巡礼の皆で、
私たちのために命を捧げてくれた12人の使徒のためにも、ロザリオを一連捧げましょう。



次は。

イエスの生涯を語る・・・   『ステンドグラス』
 
 『イエスに教会の鍵を渡される使徒ペトロ』

  ポーランドのステンドグラス制作家・マリア・テレサ・レクレフスカ氏の作品。
  聖堂の両側14面の窓に、イエスの生涯、信仰箇条の一つひとつが描かれています。
 
 もう一枚。
 
 『イエスに癒される女性』

   イエスの生涯は、病める人を救うことでした。
私たちも、イエスに倣って、苦しむ友の友人になれますようにと、一連のロザリオをささげましょう。



次は、

神田教会守護聖人について・・・    『聖フランシスコ、ザビエル聖遺骨』
 
 神田教会聖堂の姿を模した保管箱の台座の『言葉』

 『聖フランシスコ・ザビエルの聖遺骨、ここに在り。ザビエルの心、この前で祈る人々の中に在れ』 
 

  2000年。 聖フランシスコ・ザビエrを保護の聖人とする神田教会に聖人の遺骨が安置されました。


 私たちも、この四旬節の間に、ザビエルの心を宿して過すことができるように、一連のロザリオをささげましょう。


聖堂内の『聖品』についてのお話の後、
巡礼参加の小学生たちは何人かに分かれて、『聖品』の前で、それぞれの意向に、一連ずつロザリオの祈りを捧げました。
 

    東京の都心部に在りながら、
神田教会・聖堂内は、静寂な祈りの雰囲気を保つ 『祈りの家』『心の憩いの場』です。


   無心に、無邪気にロザリオの祈りを捧げる巡礼の小学生に、
     神の恵みが豊かに注がれることを確信しました。



最後に。
神田教会の庭。


道端の祈りの場・・・   『聖母子の祠』
 

   『聖母子』
   

  校長先生の最後の話。
 『今でも世界中に争いが続いています。争いの中で苦しむ人々のために、祈りましょう。


神田教会の後。
『切支丹屋敷跡』 と 『シドッティ神父墓所跡』 へと巡礼は続きました。


シドッティ神父は、
幕府により、『踏絵』等の政策の一つで、切支丹屋敷に軟禁され、1714年に屋敷内の地下牢で、46歳で衰弱死しました。

  
 四旬節は特別な季節ですので意識しながら、よい復活祭の準備ができた小学生たちでした。

    『すべての 民よ、主を 賛美せよ』 
      神田教会聖堂のモットーでした 


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
四旬節も残り15日間です。祈りと節制にお励みのことと思います。残り15日間を捧げてまいりましょう。お元気で!

TheTokyo一日目・・・『道案内』 そして イエスの道案内・・・『愛神愛隣』

2018-03-09 11:45:00 | 娘と娘家族
3月9日。金曜日。今日から東京。

11時45分・・・   『東京着』
 
『東京駅の構内ナビ』

『The東京駅』   
ホームの多さ。人の多さ。完璧なホーム案内ナビ。迷わぬ様の人の流れ。。。。相変わらずです。

『お上りさんの私』
一瞬圧倒される。 でも、すぐに古巣に戻って、東京人に戻る。人ごみの一員になる。さてどんな東京が始まるのやら?


そして。

今日は四旬節第三金曜日。

『今日の福音 イエスの御言葉』

   イエスは信仰の道案人です。信仰のナビゲーターです。

『イエスは尋ねる律法学者にお答えになった。

第一の掟は、これである。
『わたしたちの神である主は、唯一の主である。
心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』

      『愛神愛隣』

 
 『愛は心の扉を開くこと』         私はそう考えます。ですよね?

第二の掟はこれである。 『隣人を自分のように愛しなさい。』

   この二つにまさる掟はほかにない。」』
    マルコ福音書12章28-34節

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
知らぬ土地で迷子になりませんように。 信仰の途上で迷子になりませんように。 
しっかりと、ナビについてまいりましょう。  週末も楽しく、お元気で!
   

主の告発・・・『聞き従え』 『聞き従わない』 『答えない』 『真実が失われた』

2018-03-08 22:32:51 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。
今日は3月8日。四旬節第三木曜日。

『今日の集会祈願』

『聖なる神よ、御前にへりくだって祈ります。
主の過越の神秘をふさわしく祝うことができるよう、回心の道を歩み続ける私達を力づけてください。』


    神の力を頂かなくては…本物の回心のできない私たちです。

そして。

  『今日の第一朗読 神の告発 預言者・エレミアの預言』 
 
『主の告発を宣べる預言者・エレミア』

『わたしは次のことを、わたしの民に命じた。
「わたしの声に聞き従え。わたしが命じる道にのみ歩むならば、あなたは幸いを得る。」

しかし、
「彼らは聞き従わず、耳を傾けず、わたしに背を向け、顔を向けなかった。」

それゆえ彼らに言う。
「これは、その神、主の声に聞き従わず、その口から真実が失われ、断たれている民だ。」

       エレミヤ書 7章23-28節


   『預言者エレミアの警告』

主なる神に仕えるように選ばれたイスラエルの民は
主の力に頼り、主に従い、モーセの道を守って暮らすなら、『神の使命』を果たすことができる。
しかし、
  イスラエルが、主に頼らず、軍事力に頼り、隣国と同盟することは『罪』である。
   神から離れてしまったイスラエルの民は、『神の使命』を果たしていない


  『主の告発』を受けて・・・私たちはいかがかするか? 回心ができますように!
  
  『回心する者』


最後に。

『今日の奉納祈願』

『神よ、この供え物を受け入れ、あなたの民を罪の汚れから清めてください。
偽りの喜びに惑わされることなく、約束されたまことの幸いにあずかることができますように。』


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様の四旬節の供えものは何でしょう? 禁煙?禁酒? 何よりも隣人への愛ですかね? お元気で!

登山月例会・・・『30708歩』 そして 『命を得、主が与えられる土地に入って、それを得る。』・・・神の国

2018-03-07 09:00:00 | 登山・ハイキング
今日は3月7日。水曜日。寒さが戻り冬日。

今日は、登山会。

9時。出発。
今日も自然の中にもぐり込む・・・  『櫻会・月例会』
 

自然の静けさに耳を澄ませて、心の平和に思いを巡らせる。

今日も黙々と・・・  『天まで届く階段』 
 
『櫻会・4人の仲間』           今日も全員参加に感謝!
   
自然の中で、日常から離れて、不安や悩みから解放される。


11時半~1時。昼食。

火を起こして・・・   『ホットワイン  手作りいかなご寿司』
 
『持ち寄り昼食会』
山頂での料理は、今日は時間節約で、ホットワイン、ウインナー、味噌汁、コーヒーのみ。

   人っ子一人いない、寒い山頂。
ホットワインで…『今年もよろしく!』 『今年も登り続けるために、健康に気をつけましょう!』


現実の今の時代を認めつつ、それに流されることなく、『自分の世界』を保つ。


4時。下山。

今日もお疲れ様・・・    『温泉かけ流し』
 
 
   疲れをいやして・・・

          『風呂上がりの一杯』
 

 今日は 『7時間・30708歩』   またね!来月までさようなら!お元気で!


そして。

今日は 四旬節第三水曜日。

『今日の集会祈願』

『父である神よ、
あなたは、四旬節の務めを通して恵みを与え、御言葉によって養ってくださいます。
わたしたちが自我を捨て、真心からあなたに仕え、いつも心を一つにして祈ることができますように。』

そして。

『今日の第一朗読 預言者モーセの言葉』

『イスラエルよ、今、わたしが教える掟と法を忠実に行いなさい。
そうすれば、
あなたはを得、主が与えられる土地に入って、それを得ることができるであろう。』

 
『キリストが実現する神の国・千年王国』

       『地の国に覆われ隠されている神の国』 アウグスティヌスの言葉
 
   他に依存することなく、『神を軸』として生きるために・・・
『律法』を守りなさい。 『主の御言葉』に耳を傾けなさい。 『神の赦し』に身をゆだねなさい。



『今日の拝領祈願』
『命の源である神よ、私たちをすべての罪から清め、約束されたあなたの国にふさわしい者として下さい。』


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
復活祭まであと2週間。 残りの2週間の四旬節を充実させてまいりましょう。頑張りましょう! お元気で!

雲一つない一日・・・『梅と碧空』 そして 『主に従う我らの歩みを全うさせてください。」

2018-03-06 20:00:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。
今日は3月6日。四旬節第三火曜日。

 春本番・・・   『碧空』
 
 『5分咲き梅』         我が書斎から

 寒い冬だったからか・・・今年の梅の開花は遅い。 抜けるほどの、雲一つない青空。
 今日は、梅開花の感動以上に、碧空の感動が勝った。 しばらく、うっとりと空を見上げていました。


そして。

『今日の集会祈願』

『永遠の神よ、わたしたちを見捨てることなく、いつもいつくしみを注いでください。
   恵みに支えられて、心からあなたに仕えることができますように。』


  『神からの愛しみ』は、神に従う我らの人生を全うさせるために、与えられるのです。


『今日の第一朗読 ダニエルと三人の若者の讃歌』

  『アザルヤは、火の中で、口を開いて次のように祈った。
 

「主よ、あなたの御名のゆえに、我らを決して見捨てることなく、あなたの契約を取り消さないでください。
あなたは先祖たちに、子孫を星のように、海辺の砂のように増やす、と言われました。
ところが、主よ、我らはどの民よりも少なくなり、我らの罪のゆえに、今日、全地で卑しめられています。

ただ、砕かれた魂とへりくだる心をもつ我らを受け入れて下さい。
今日の我らのいけにえが、御前に受け入れられますように。

   あなたに従う我らの歩みを全うさせてください。
驚くべき御業をもって、我らを救い、主よ、御名の栄光を輝かせてください。」

     ダニエル書 2章11-20節


    ダニエルと三人の青年たち。
イスラエルの青年の中から、バビロン・異教国の王の宮廷に仕えるために、ダニエルと三人の青年が選ばれました。
  彼らは、異教国の食事で、自分を汚すことがないように
 
   侍従長に、「野菜だけにしてほしい」と、頼みます。

他にも色々。異国の慣習に従わない4人です。
バビロン王にひれ伏さないダニエルたちは、燃える炉に投げ込まれます。
しかし。
  神の遣わした天使に守られて、無事でした。

 
 『驚く看守たち』

     『今日のテーマ』
国王を拝むことを拒んでも、すべてを主なる神の御手にゆだね、死を恐れない者は、無事である。
  『神を信頼して、神にすべてをゆだねる者は、神が必ず守る。」ということです。
  いかなる偽政者の元でも,『正しく生きるように!』 と、信仰者を励ますのです。
  迫害され苦しめられる『神の民』は、報いとして、『永遠の命』を与えられるのです。


そして。

『今日の福音 イエスの御言葉 神の赦し』

『イエスは言われた。「神の国はつぎのようにたとえられる。

ある王が、家来たちに貸した金の決算をしようとした。
一万タラントン謝金している家来が、王の前に連れてこられた。
しかし、返済できなかったので、家来はひれ伏し、「どうか待ってください」としきりに願った。

その家来の主君は憐れに思って、彼を赦し、その借金を帳消しにしてやった。』
     マタイ福音書 18章21-35節


   イエスは、『神の国』のたとえ話をなさったのです。

私たちは、神に不従順の日々で、神の御前で、『借金=罪』を持っています。借金返済は自分の力では無理です。
   どうしましょうか? ひれ伏して「どうか待ってください」と願いましょうか?

神は、私たちの自力では借金返済のできないことを知っており、憐れに思って、赦してくださるのです。
   神様の赦しは、それを信じる者には、誰にも確かに与えられるのです。 
      神は、一人も失われないように、気を配ってくださるのです。


   私たちも、神の赦しに感謝して、神が赦して下さったように『人を赦す』時・・・
   この世において、私たちも、私たちの間に、『神の国』を建設できるのです。
 頑張りましょう!


『今日の奉納祈願』

『恵みの源である神よ、
救いをもたらすこのささげものによって、わたしたちの罪が除かれ、あなたの力強い助けが充てられますように。』


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
借金をどう工面しても返済できない人が、借金を帳消しにしてもらったら、どんなにか解放感を味わうことでしょう!
罪人の私たちは、神の赦しを信じることができれば、絶大な解放感を味わうことができるのです! 明日もお元気で!

心の洗濯・・・『無心の時間』 そして 『7度身を洗いなさい。そうすれば清くなります。』・・・魂の洗濯。

2018-03-05 15:00:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。
今日は3月5日。月曜日。

外出の日が続くと・・・『忙しい』で『心を亡くす』。
今日はゆったりと・・・『無心の時間』で『心の洗濯』。心を戻します。


 無心にスケッチ・・・   『いちご』
 
『無心。楽しいスケッチの時間』

無心になれる時間は、心身の洗濯の時間。 ”明日から又頑張ろう!”と前向きになれ、若さを保つ秘訣です。


そして。

今日は四旬節第三月曜日。

まずは。
旧約時代。



『今日の第一朗読 預言者エリシャの言葉』

『神の人エリシャは言った。

「その重い皮膚病の人・ナアマンをわたしのところへよこしてください。

 
『病に苦しむナアマンと神の人エリシャ』

   彼は、イスラエルに預言者がいることを知るでしょう。


エリシャは使いの者をやってこう言わせた。
「ヨルダン川に行って七度身を洗いなさい。そうすれば、あなたの体は元に戻り、清くなります。」

ナアマンは、神の人の言葉どおりに降って行って、ヨルダン川に七度身を浸した。
  
『清められたナアマン エリシャの言葉に従いました』

 彼の体は元に戻り、小さい子供の体のようになり、清くなった。

彼は神の人のところへ引き換えし、その前に来て立った。
「イスラエルのほか、この世界のどこにも神はおられないことが分かりました。」』
     列王記下 5章1-15節


  『神の人・預言者エリシャ』
 
 『主にすべてをゆだねる信仰深い人』

紀元前9世紀代。イスラエル王国で、国王:アハズヤ、ヨラム、イエフ、ヨアハズ、ヨアシュに仕えました。
預言者エリヤの弟子として、師の遺志を受け継いで・・・
国内に蔓延していた偶像崇拝との戦いに邁進した。また、様々な奇跡を行いました。


  エリシャの行った多くの奇跡は、後のイエスキリストの奇跡と同じです。
『ナアマンの奇跡』は、神の民となるために水で清められ、改心して新しい人になる、『洗礼式』の前表です。



 『ヨルダン川で新生』
 


そして。

新約時代。


  『主の洗礼』
 
 『洗礼者ヨハネによるヨルダン川で水の洗礼』

『そのとき、イエスはガリラヤからヨルダン川のヨハネのところへ来られた。彼から洗礼を受けるためである。』
      マタイ福音書 3-13

  『イエスは、ヨハネが捕えられたと聞き、そのときから、
イエスは、「悔い改めよ。天の国は近づいた」と言って、宣べ伝え始められた。』
      マタイ福音書 4章12-17節


最後は。
私たちの時代。現代。


     『私たちの信仰宣言』
 
     『イエスの言葉:聖書』

『今日の拝領祈願』

『いつくしみ深い神よ、わたしたが罪から清められ、キリストのうちに一つに結ばれますように。』



皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様はご自分をリセットするために、どんな方法をお持ちですか?
絵画も、運動も、お風呂も、料理も、時間の立つのを忘れて、リセットできますよね。
ダメージを受けた心をいやすのは、信仰ですよ。お勧めです。 お元気で!

『聖書とイエスの語られた言葉とを信じた。』・・・洗礼志願者のための典礼

2018-03-04 09:30:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。
今日は3月4日。日曜日。『四旬節第三主日』

小学生5人・・・   『ミサ侍者』
 
『一生懸命の侍者たち5人』     

    典礼を行う神父様をサポートする小さな姿が、頼もしい限りです。


『今日の集会祈願』

『信じる者の力である神よ、
ひとり子イエスは生涯をかけて、あなたへの愛に生きることを教えてくださいました。
洗礼志願者とともに四旬節の典礼を行うわたしたちが、あなたに立ち返り、信仰と愛を深めることができますように。』

   四旬節も、いよいよ中盤。
  「本気で、残りの四旬節の節制を取り組んでください。」と司式司祭の言葉でした。



『今日の福音 イエスの御言葉』

『イエスは、神殿の境内で答えて言われた。「この神殿を壊してみよ。三日で建て直してみせる。」
     イエスの言われる神殿とは、御自分の体のことだったのである。

イエスが死者の中から復活されたとき、
弟子たちは、イエスがこう言われたのを思いだし、聖書とイエスの語られた言葉とを信じた。』

             ヨハネ福音書 2章13-25節


    我が教会でも・・・
    今年も7人の洗礼志願者を、お迎えすることになりました。


嬉しい限りです・・・ 『洗礼志願者のための典礼』
 
『塗油式』

四旬節中の今朝も。
「あなたの民となる人たちに、いつくしみと力を注いでください!」と、『塗油の典礼』がありました。


最後に。

『今日の拝領祈願』

『信じる者を豊かないのちで養ってくださる神よ、
キリストの体として一つに集められた教会が、新たな力に満たされて、
 あなたの愛の目に見えるしるしとなることができますように。』


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様もいろいろの共同体に属していらっしゃいますことでしょう。
新しいメンバーを、我が共同体に迎えることは嬉しい限りですよね。 皆と仲良く。今日もお元気で! 

『死んでいたのに生き返った。いなくなっていたのに見つかった。』・・・放蕩息子の帰還

2018-03-04 04:18:05 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
   『放蕩息子の帰還』
 
『神のあわれみ』         レンブラント作品

『今日の福音』

     イエス・キリストが語った『神のあわれみ深さ』
       父親と二人の息子の『たとえ話』です。


まずは。

息子・弟。


親が健在なうちに、財産の分け前の生前分与を請求します。 父は息子の要求通りに与えました。
そして、
生前分与を受けた息子は、遠い国に旅立ち、そこで放蕩の限りを尽くします。
 
『ご満悦の息子・弟』

  息子・弟は、家の仕事をしたくない。 『お父さんと一緒の生活の楽しみ』を知らないのです。
  お父さんは、子供を止めることはしません。 『子供の自由』を認めているのです。



 『何もかも使い果たしたとき、
その地方に大飢饉が起こって、彼は食べるにも困り始めた。
それで、その地方に住むある人の所に身を寄せたところ、その人は豚の世話をさせた。』
 
『ユダヤ人が嫌う豚』

『彼は豚の食べるいなご豆を食べても腹を満たしたかったが、食べ物をくれる人はだれもいなかった。
そこで、彼は、我に返って言った、

「父のところでは、あんなに大勢の雇人に、有り余るほどパンがるのに、わたしはここで飢え死にしそうだ。
ここをたち、父のところに行って言おう。

   「お父さん、わたしは天に対しても、またお父さんに対しても罪を犯しました。
    もう息子と呼ばれる資格はありません。雇い人の一人にしてください。」

そして、彼は、そこをたち、父親のもとに行った。』


     息子・弟は、
困って初めて、『故郷の幸せな生活』を思い出しました。 父の元に帰りたいと考えます。
しかし、息子は、まだ『父の無条件の愛』には気づかず、その『改心』は、不十分のものです。
赦してもらいたいとは思い浮かばず、おわびをしたい。 更に、『雇人にしてもらってパンを食べたい』と願うのです。


息子・弟は、全財産を使って放蕩三昧の後に・・・故郷・父のもとに帰ってくるのです。


次に。

父親。


息子・弟の『生前財産分与』の要求通りに、
財産を息子二人に分けてやったのです。 その使い方は息子にまかせるのです。

そんな父は、
『ところが、まだ遠くに離れていたのに、息子を見つけて、憐れに思い、走り寄って
 
    首を抱き、接吻した。』
    
    『父の愛』


   父は帰ってきた息子を見ると・・・走りよってだきよせる。 
 『息子の悔い改めの言葉』に先行して『父の赦し』 があったのです。

      事実において・・・
  罪人・私たちの改心の前に、『神の赦し』は現存するのです。


 

『しかし、父親は僕たちに言った。
「急いで一番良い服を持ってきて、この子に着せ、手に指輪をはめてやり、足に履物を履かせなさい。」
 

    「それから、肥えた子牛を連れてきて屠りなさい。食べて祝おう。」
 
『盛大な祝宴』


「この息子は、死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかったからだ。」
                  そして、祝宴を始めた。」

  息子・弟は、
家に帰り、考えていた以上に父親から迎え入れられたのに驚き、はじめて、『父の無限の深い愛』に気づくのです。
はじめて、『本当の改心』ができました。どれ程父親を悲しませていたか、気づいたのです。


もう一人。
最後に。


息子・兄。


兄は、無駄遣いなどすることもなかったでしょう。 まじめに、立派に、父の元で仕事に精を出す毎日でした。

ところが、『盛大な宴会』について、僕から聞いた兄は、
『怒って家に入ろうとはせず、父親が出てきてなだめた。』
 
『息子・兄をなだめる父』

『しかし、兄は父親に言った。

「このとおり、わたしは何年もお父さんに仕えています。言いつけに背いたことは一度もありません。
それなのに、わたしが友達と宴会をするために、子山羊一匹すらくれなかったではありませんか。
ところが、
あなたのあの息子が、娼婦どもと一緒にあなたの身上を食いつぶして帰ってくると、
    肥えた子牛を屠っておやりになる。」

すると、父親は言った。

「子よ、御前はいつもわたしと一緒にいる。わたしのものは全部お前のものだ。
 だが、お前のあの弟は死んでいたのに生き返った。いなくなっていたのに見つかったのだ。

   祝宴を開いて楽しみ喜ぶのは当たり前ではないか。」』

     以上。 ルカ福音書 15章11-32節


  兄は、
父親に『不満』をぶつけます。放蕩のかぎりを尽くし財産を無駄にした弟を軽蔑します。
兄も、弟同様に、父親の『無条件の愛』に気づいていないのです。

兄は、父親からすでにもらっている『生前財産贈与』で、自分で子牛を買って、友人のために『宴会』を開かなかったのでしょうか?

  そこで、父親は、兄をたしなめて 兄にやさしく、語りかけます。

 「子よ、お前はいつもわたしと一緒にいる。私の物はお前のものだ。 その幸せに気づかないのか?
  更に、
お前の弟は死んでいたのに生き返った。いなくなっていたのに見つかったのだ。 その喜びに気づかないのか?」と。



以上。
     『放蕩息子の帰還』のたとえ話
  『完全なる小品』 『短編物語中の最高傑作』 『福音書の中の真珠』 

   ・・・と言われるそうです。 納得しますよね。


 このたとえ話の『主題』 は 『神に逆らった罪人を迎え入れてくださる神のあわれみ深さ』 です。
  
  『人類すべての人に平等の愛を示す御父・神』

     『父親』は『神』。 『弟:放蕩息子』は『罪人である人間』。
『兄』は『律法に忠実で善良な人』であり『律法に忠実な人が陥りやすい傲慢さ』
 でもあります。

  『たとえ話』は、息子・兄弟の、『父への答』は書かれていません。
  『たとえ話』を聞いた私たちに、聖書は問いかけるのです。 あなたはどのような『返事』をしますか?

  あなたは、『神の無限の愛』を信じますか? 『神が与える自由』をどのように使いますか?

『今日・4月3日の叙唱』


『聖なる父よ、感謝の祈りをささげます。
あなたは信じる民の回心を望み、この恵みの時をお定めになり、
過ぎゆくこの世にあるわたしたちが心のおごりを捨て、永遠に変わることのないものをもとめるよう導かれます。』

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
たとえ話しは、理解して頭では易しいのですが、腑に落として心には厳しいものですね。 今日もお元気で!