まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

憂鬱なような大したことないような

2010年02月14日 23時32分00秒 | 日々雑感
みんなが好きだという人を自分だけ苦手だというような場合、ひどい疎外感を覚える。

嫌い、というわけではないのだ。

ただ波長が合わないというか。

みんなが思ってるほどいい人には思えないというか。

みんなには見えないその人の嫌な面が見えるというか。

こちらがこういう風に思っているからその人もなんとなく自分にはよそよそしく

余計にその人が苦手になってゆくのだが、それを訴えるときっと「被害妄想」だと言われるのだろう。

恐ろしい言葉だ。

世の中の大半のことは多数決で決められている。

多くの人がいいと思うものをいいと思えなければへそ曲がりか変わり者か仲間はずれだ。

しかし、今に始まったことではないので別にそれでも構わないという気もする。

もちろん、好んで仲間はずれになりたいわけではないが

大体わたしのこれまでというのは、そういうことの繰り返しが多かったような気がする。

それでも年を取るうちには多数決に従うことも飲み込まれることも覚え

そういう自分に嫌気がさしている自分を

もしかしたら選民意識の持ち主かと疑うことにも飽き

すべてがどうでもいいと、なるようになれと思える日もあったのだが。

やっぱり苦手なものは苦手なのだ。

また同じ日々と疑問を繰り返す。相変わらずな。
コメント
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